東京
2020.02.21
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花(はな)が たくさん 咲(さ)く この季節(きせつ)、日本人(にほんじん)みんなが、ここの 桜(さくら)を 好(す)きに なります。場所(ばしょ)は 「九段下駅(くだんしたえき)」から 歩(ある)いて 5分(ふん)の 場所(ばしょ)。出口(でぐち)の 階段(かいだん)を 上(あ)がったら、そこはもう、桜(さくら)で いっぱいでした。
音声(voice)を 聞くことが できます。
地下鉄を 出たら すぐ 目に 入る
東京で 桜が 有名な ところは どこですか、と聞かれたら、私は「千鳥ヶ淵」と すぐに 答えます。
花が たくさん 咲いている この季節、 日本人 みんなが ここの 桜を 好きになります。
場所は 「九段下駅」から 歩いて 5分の 場所。 出口の 階段を 上がったら、そこは もう、桜で いっぱいでした。
ここには 桜が 何本 あるんだろう。 考える ことも できないくらい たくさん あります。毎年 この 季節は いつも たくさんの 人がいて にぎやかです。
調べてみたら、260本、もしかしたら、「あれ?それだけ…」と 思うかもしれません。
しかし、この 景色が 持っている 力が ずっと 目の中に 入ってくる。 写真を 撮りながら 感じました。 この力を 感じることは、ここに 来ないと わかりません。
現実の 世界に 戻れない! 終わりが 見えない 桜の 世界
少しだけ、私の 話を します。
私は 青森県で 生まれて、 高校を 卒業するまで 18年間、 そこで 育ちました。 桜が 有名な 弘前城公園には 車で 行くことが できます。
桜といえば、私は 弘前城が 日本で 一番 きれいな ところだと 思っていました。 この「千鳥ヶ淵」に 来るまでは。
東京に 来て 初めて 見た 千鳥ヶ淵の 桜は 「圧倒的(ほかとは比べることができない)」という ほかに 言葉が ありませんでした。
「桜の終わり」が 見えないからです。 この桜は、どこまで 続くのだろうか? そういう 気持ちが ずっと 生まれてきます。
今、自分が 目で 見ている 景色と、 自分の イメージを いっしょに 見ている 感じがします。
桜を 見ている 時は いつも そうだと 思いますが、 その時は 言葉が 出ません。「うわぁ~」と 言いながら、別の 世界に トリップして しまいます。
しかし、どんどん 歩いていくと、 毎日 見る 普通の ものが 目に 入ってきて、 いつもの 世界に 戻ります。
今まで 見た 桜とは 違って、「桜の終わり」が 見えない 千鳥ヶ淵では、ずっと 夢のような 世界が 続きます。
そして、昔の 江戸城(Edo Castle)の 周りに あった、 深くて 広い 濠との コントラストが、 私たちを 懐かしい 気持ちに してくれます。
濠の 中の 水に、 桜の 花が 流れて 入っていくように 咲いている。 そして、 遠くを 見ると、ずっと どこまでも 続いている。 目の 前が 桜で いっぱいに なって、 終わりが 全然 見えません。
目の前が 全部、桜の ピンクになる 景色。
一度 ぜひ 体験してください。
音声(voice)の
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