寒い日に 便利! 体を 温める「カイロ」とは?
2019.11.27
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「カイロ」は 冬(ふゆ)に 日本(にほん)に 来(く)るなら 必(かなら)ず 使(つか)ってほしい とても 便利(べんり)な 道具(どうぐ)です。カイロの 中(なか)には 温(あたた)かくなる ものが 入(はい)っていて 持(も)ち運(はこ)ぶことが できます。カイロについて 紹介(しょうかい)します。
カイロとは、温かくなる 液体(liquid)や 粒状(granular)の ものを いれものに いれて 持ち歩き、体を 温める 道具の 名前です。
漢字では 懐炉と 書きます。
懐(かい・ふところ:着物を 着た時の 胸の あたり)の 炉(火を 燃やす 場所)という 意味に なります。
Photo by pang yu liu
カイロの 歴史
17〜18世紀( the 17th and 18th centuries)頃までは 石や 砂、もしくは 塩を 温めて 布に 包んだものを 懐に 入れ、人々は 体を 温めていました。
同じ頃、木炭に 木などの 灰(ash)を 混ぜて 金属(metal)の いれものに いれた、灰式カイロが 出てきました。
Photo by comman819
20世紀になると、燃えやすい 液体の ベンジンと プラチナの 化学反応(Chemical reaction)で 熱を 出す、ハクキンカイロ(白金カイロ)が できました(熱くなりすぎるので 布で 包んで 使います)。
いろいろな 会社から カイロが 出たので、すぐに 使う人が 増えました。
使い捨て カイロの 誕生
1975年よりあと、今の カイロと 同じ 使い捨て(使ったら 捨てる) カイロが 次々と できます。
このカイロは 空気が 入らない 袋(package)の 中に 入っていて、それを 開けると、使い捨てカイロの 中が 空気と 一緒になると、温かくなる という 仕組み(structure)です。
【コミケktkr】冬はもうそこまで来ている!後悔しない冬コミ必須アイテム3選より
使い捨てカイロは 服に 貼って 使うものと、ポケットなどに 入れて 持ち歩くもの、足専用の ものが あります。
貼るカイロは 12時間から 14時間、貼らないカイロは 18時間から 20時間の間、50度〜68度程度の 熱を 出して 体を 温くしてくれます。
寒い 季節、外に 出るときに 持っていくと 便利です。
貼る 使い捨て カイロの 使い方
貼る 使い捨て カイロは、温かくしたい 場所を ピンポイントで 温めることが できるので 便利です。
腰の 少し下で お尻の 少し 上に ある「仙骨」という 骨の あたりを 温かくすると 効率よく(efficient) 体が 温まります。
そして、腰痛や 女の人なら 生理痛(period pain)の 痛みが 少し なくなりますから、ぜひ 貼ってみて ください。
さて 使い方を 紹介します。
パッケージを 開けると このように なっています。
シールの 貼ってあるところが 服に つける ところです。
シールを 取ります。
シールの ところを 服に 貼ります。
貼ってから 5分ぐらいで だんだん 温かくなります。
肌に 貼ったり、肌に 触れるような 場所や 薄いの 服には 貼らないようにしましょう。
なぜなら、肌に 熱が 伝わりすぎて 低温やけど(low-temperature burns)に なることが あるからです。
また、温かくなくなったら 早めに 服から 取りましょう。
冷えてから 時間が 経つと 少し 取りにくいですから。
貼らない 使い捨てカイロは、袋から 出したら 中を 混ぜるために 上下に 振ります。
中が 混ざる と温かく なります。
日本の 冬は とても 寒いです。
「寒い」と思ったら、ドラッグストアや コンビニエンスストアで 「使い捨てカイロ」を 買って 試してみて ください。