Stay Safe in Japan Update: 21/09/2018, 19:14


More Information

【<ruby>雨<rt>あめ</rt></ruby>の<ruby>日<rt>ひ</rt></ruby>】お<ruby>日様<rt>ひさま</rt></ruby>(sun)が <ruby>見<rt>み</rt></ruby>たくなったら。てるてる<ruby>坊主<rt>ぼうず</rt></ruby>、<ruby>明日<rt>あした</rt></ruby> <ruby>天気<rt>てんき</rt></ruby>にしておくれ。
  • あめ】お日様ひさま(sun)が たくなったら。てるてる坊主ぼうず明日あした 天気てんきにしておくれ。

あめ】お日様ひさま(sun)が たくなったら。てるてる坊主ぼうず明日あした 天気てんきにしておくれ。

2019.06.21 お気に入り

雨(あめ)が 続(つづ)くとき 日本(にほん)では あるものを 作(つく)ります。あなたも 一緒(いっしょ)に 作ってみませんか。 

Translated by rei sugimoto

Written by Mai Kawabe

Pocket LINE

明日(あした) 天気(てんき)(()れ)に な〜れ。」

今日(きょう)も 日本(にほん)の どこかで そんな (こえ)が します。

(あめ)は わたしたちに 必要(ひつよう)なものです。

でも あめが ()ってほしくないときも ありますよね。(たと)えば、運動会(うんどうかい)(Sports day)とか、海水浴(かいすいよく)(うみで およぐこと)とか、ピクニックとか、(そと)で (なに)かを したいとき。

(かなら)ず ()れて ()しい。」

そんなとき、日本人(にほんじん)は、可愛(かわい)い 人形にんぎょうに おねがいを します。

天気てんき うらない(fortune telling)

日本(にほん)では (むかし)から、履物(はきもの)((くつ)など)で 天気(てんき)を (うらな)っていました。

()どもたちは 夕方(ゆうがた)まで (そと)で (あそ)び、そして みんなで 履物(はきもの)を (そら)に ()ぎながら ()ばしました。

明日あしたも そとで あそべるように」と、そらに おねがいします。

まだ テレビや ゲームが ()かった(とき)には、(あめ)が ()ってしまうと あまり (あそ)べないですから、()どもたちは (くつ)を ()ばして (うらな)いを しました。

明日あした 天気てんきに な〜れ。」

そうして、()ちてきた 履物(はきもの)が (おもて)なら ()れ、(よこ)に ()てば (くも)り、(うら)なら (あめ)になる と(しん)じて いました。

(おもて)になるまで 履物(はきもの)を ()ばし (つづ)ける ()どもも いました。

それでも、どうしても ()れて ()しいときには、“てるてる坊主(ぼうず)に お(ねが)いを しました。

てるてる坊主ぼうずは なんですか?

てるてる坊主(ぼうず)は、()れになることを (ねが)って 屋根(やね)(した)や (まど)などに つるす、(かみ)や (ぬの)で (つく)った 人形(にんぎょう)のことです。

そのはじまりは、中国(ちゅうごく)の (そう)(せい)(じょう)(※1)だそうです。

平安(へいあん)時代(じだい)に 日本(にほん)に (つた)わり、その姿(すがた)は 少女(しょうじょ)から 坊主(ぼうず)に ()わりました。

これは、日本(にほん)では 雨乞(あまご)い((あめ)が ()ってほしい と 神様(かみさま)に お(ねが)いすること)や 晴天(せいてん)の (いの)りなど、天気(てんき)に 関係(かんけい)する 祈祷(きとう)(お(ねが)いのための お(いの)り:prayer)をお(ぼう)さん(Buddhist priest)が (おこな)っていたからだ と()われています。

てるてる坊主(ぼうず)は、(もと)は ナンテンという 悪霊(あくりょう)(Evil spirit)を (はら)う (ちから)を もつ と()われる ()に つるしていました。

そして、()れの()に してくれたときには、目鼻(めはな)や (くち)を つけたり、(あたま)から お(さけ)を かけたりして (かわ)に (なが)していました。

※1……掃晴女そうせいじょう(ほうき)を ()った (おんな)()の (かみ)の 人形(にんぎょう)(ほうき)は (れい)や (しあわ)せを はいて ()ってくる 道具(どうぐ)でした。なので、()れを もってくると (しん)じられていました。

():『日本(にほん)こどものあそび(だい)図鑑(ずかん)』(遊子(ゆうし)(かん)

てるてる坊主(ぼうず)は、江戸(えど)時代(じだい)に つくられた 和歌(わか)や 物語(ものがたり)(story)の (なか)にも ()てきます。

てるてる坊主(ぼうず)に ()れの()を お(ねが)いする やり(かた)は、江戸(えど)時代(じだい)の 中頃(なかごろ)には たくさんの (ひと)が ()っていました。

(わらんべ)が ()()り 法師(ほうし) いとなみて ((つく)った ひと東陽(とうよう)

これは 一茶(いっさ)(※2)(しゅう)に ()っている うたです。

(わらべ)子供(こども))が てるてる坊主(ぼうず)を (つく)る 様子(ようす)を うたっています。

大正(たいしょう)時代(じだい)(Taisho era)に なると、「てるてる坊主(ぼうず)」という 名前(なまえ)の 童謡(どうよう)(()どもが (うた)う (うた))が つくられ、国語(こくご)読本(どくほん)(※3)で 紹介(しょうかい)されました。

そうして、日本(にほん)の ()どもたちが ()れの()を (ねが)って てるてる坊主(ぼうず)を (つく)るように なりました。

てるてる坊主ぼうず てる坊主ぼうず明日あした 天気てんきにしておくれ

いつかの ゆめの そらの 

れたら きんの すず あげよ

作詞さくし浅原鏡村あさはらきょうそん作曲さっきょく中山晋平なかやましんぺい

※2……一茶いっさ小林(こばやし)一茶(いっさ)江戸(えど)時代(じだい)の 有名(ゆうめい)な 俳人(はいじん)
※3……国語こくご読本どくほん(くに)が (つく)った 教科書(きょうかしょ)全国(ぜんこく)の 小学生(しょうがくせい)が 使(つか)っていた。

てるてる坊主ぼうずに おねがいして みよう

(いま)でも、てるてる坊主(ぼうず)を (つく)る 風習(ふうしゅう)は (のこ)っています。

しかし、最初(さいしょ)から (かお)を ()いて つるす(ひと)が (おお)く なりました。

(あま)ごいを するために、てるてる坊主(ぼうず)を (ぎゃく)に つるしたり、(くろ)い てるてる坊主(ぼうず)を (つく)る 場所(ばしょ)も あるようです。

てるてる坊主(ぼうず)の (つく)(かた)は 簡単(かんたん)です。

いろいろな つくかたが ありますが、今回こんかいは 一番いちばん 簡単かんたんに つくることが できる ティッシュtissue paperの てるてる坊主ぼうずを つくって みましょう。

1.材料ざいりょう(material)を 準備じゅんびしよう

材料(ざいりょう)は 3つだけです。
・ティッシュ3〜5(まい)ほど。((ぬの)や (かみ)でも 大丈夫(だいじょうぶ)です。)
()ゴムや リボンなど、てるてる坊主(ぼうず)を つるす ひもstring
(かお)を ()くための ペン。

2.かたちを つくろう

まず、ティッシュを 2、3(まい) (まる)くします。

そして、それを ティッシュで (つつ)みます。

(くび)を ひもで しばって、(むす)びます。

3.かおを こう

(かお)は 自分(じぶん)の ()きなように ()いて ください。(本当(ほんとう)は この(とき)は (かお)を かかないで つるします。)

あとは、(ねが)いを こめて、屋根(やね)(した)や (まど)に つるせば ()わりです。

最後さいご

梅雨(つゆ)の 時期(じき)(あめ)が (つづ)いて、お日様(ひさま)を みたい と(おも)ったら、てるてる坊主(ぼうず)に お(ねが)いを してみましょう。

でも、ときどき てるてる坊主(ぼうず)も (ねが)いを (かな)えられないときが あります。そんなときは (ゆる)してあげて くださいね。

そして、(ねが)いを (かな)えて くれたときには 「ありがとう」と、(つた)えて あげて くださいね。

参照(さんしょう)
古典(こてん)俳文(はいぶん)(がく)大系(たいけい)15 一茶(いっさ)(しゅう)』(集英社(しゅうえいしゃ)
(みん)()事典(じてん)』(河出書房新社(かわでしょぼうしんしゃ)
日本(にほん)こどものあそび(だい)図鑑(ずかん)』(遊子(ゆうし)(かん)
伝承(でんしょう)(あそ)事典(じてん)』(黎明(れいめい)書房(しょぼう)

この記事きじに いてあることは 記事きじを いたときの 情報じょうほう(information)です。あなたが この記事きじを 読んでいるときには 商品しょうひん(っている もの)や サービスserviceが わっているかもしれません。まえに もう一度いちど 確認かくにんして ください。

関連トピック

Pocket LINE