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佐賀(さが)県(けん)の 有田(ありた)では 日本(にほん)の 磁器(じき)、「有田焼(ありたやき)」を 作(つく)っています

Written by Sebastiao Pimenta
有田(ありた)では 昔(むかし)から 磁器(じき)(特(とく)別(べつ)の 石(いし)の 粉(こな)から 作(つく)った 皿(さら)や 茶碗(ちゃわん)など)を 作(つく)って います。ここの 磁器(じき)を 「有田焼(ありたやき)」と 呼(よ)びます。日本(にほん)だけではなく、世界(せかい)でも 有名(ゆうめい)です。私(わたし)(この 文章(ぶんしょう)を 書(か)いた 人(ひと)=Sebastiao Pimenta)は ブラジル(brazil)から 有田焼(ありたやき)を 勉強(べんきょう)に 来

上の 写真は 陶山神社(すえやまじんじゃ/とうざんじんじゃ)です。この 神社は 佐賀県の 有田に あります。
有田では 昔から 磁器(特別の 石の 粉から 作った 皿や 茶碗など)を 作って います。ここの 磁器を 「有田焼」と 呼びます。日本だけではなく、世界でも 有名です。私(この 文章を 書いた 人=Sebastiao Pimenta)は ブラジルから 有田焼を 勉強に 来ました。私は 今日、有田焼の 歴史を 紹介します。
陶山神社(すえやまじんじゃ/とうざんじんじゃ)と 李参平

陶山神社(すえやまじんじゃ/とうざんじんじゃ)の 神様は 李参平です。日本で 最初に 磁器を 作った 人です。
日本の 神社では 鳥居(神社の 門)や 門の 犬の 像(大きな 人形)を 石で 作ります。でも、この 神社の 物は 有田焼です。

神社の 中の 道具も 有田焼です。


下の 写真の 人は 宮田さんです。この 神社の 神主(神様の 世話を する 人)です。有田焼の 歴史を よく 知っています。もし、神社へ 行って 宮田さんに 会ったら、質問して ください。日本の 神様や 有田焼について 新しいことが わかります。私も いろいろと 聞きました。

神社の 横に 道が あります。道は 小さい 山へ 行きます。山の 上に 李参平の 碑(後の 時代に 話を 伝えるための 石)が あります。私は 時々、ここへ 行きます。ここから 有田の 町が よく 見えるからです。


有田市と 有田焼
7世紀ごろ、初めて 中国から 磁器が 来ました。日本では 陶器(土から 作った 皿や 茶碗など)を 作ることが できましたが、磁器を 作ることは できませんでした。しかし、14世紀から 17世紀ごろ 中国や 朝鮮(国の 名前)から きれいな 磁器が 来て、日本人も 日本で 磁器を 作りたいと 考えました。そして、17世紀に 日本で 磁器が できました。


17世紀の 初め、有田で 磁器を 作ることが できる 石、「陶石」が 見つかりました。それで、日本で 初めて 磁器が できました。
最初、磁器の 色は 白と 青だけでしたが、1640年ごろ、赤い 色を つけることが できるようになりました。これを 「赤絵」と 呼びます。
1650年ごろから、ヨーロッパの 会社に 有田焼を 売ることを 始めました。ヨーロッパで とても 人気がありましたから、金と 同じぐらい 高かったです。王様たちも 買って 集めました。

▲「佐賀県立九州陶磁文化館」
青や 赤で きれいな 絵を 書いた 白い 磁器は 今でも 世界中で 人気が あります。

今でも 有田の 人々は 昔と 同じ 方法で 有田焼を 作っています。

▲「佐賀県立九州陶磁文化館」
それから、有田には 現代の 技術で 作った 磁器も あります。有田の 磁器は 日本で 一番 いい 磁器です。昔と 同じ 絵や 形の 有田焼も ありますし、新しい 時代の 絵や 形の 有田焼も あります。
有田では 磁器を 作っている 場所を 見ることも できます。そこで 作っている 人に 話を 聞くことも できます。おもしろいですよ。

2016年、有田焼が できてから、ちょうど 400年です。有田の 人たちは 世界中から お客が 来てほしいと 思っています。そして、いろいろな イベントを 準備しています。私も 有田で 磁器を 作っている オーストラリアの 人たちと いっしょに イベントを 準備しています。
有田に 来たら、私に 連絡して ください。有田を 案内しますから。
