ライター Momota Yokomori
ハチ公とスクランブル交差点、渋谷を代表する2大観光名所が隣り合わせに

ハチ公とスクランブル交差点、渋谷を代表する2大観光名所が隣り合わせ
"あれはほんとうにすごかったよ。クレイジーだね"
日本に来た外国人が、仰天する渋谷の観光名所とは?

ハチ公口
「ハチ公前広場」は渋谷最大の待ち合わせスポットであり、「スクランブル交差点」は世界最大級の通行量を誇る交差点と、まさに渋谷を代表する2大観光名所が隣り合わせています。
渋谷駅のハチ公口を出ると、目の前には「ハチ公前広場」と「スクランブル交差点」があります。
ハチ公——主人を待ち続けた「忠犬ハチ公」

ハチ公前広場の名前は、広場にある「忠犬ハチ公」の銅像に由来します。「忠犬ハチ公」は、日本の農業や土木の発展に多大な貢献をした愛犬家の大学教授、上野英三郎の飼い犬であるハチのことです。彼は渋谷に住んでおり、渋谷駅から職場である大学へ通勤していました。しかし、ハチを飼い始めた翌年に、彼は亡くなってしまいます。彼に懐いていたハチは主人が忘れられず、渋谷駅で帰らぬ人となった主人を待ち続けました。
その期間、実に7年間。ハチは新聞に掲載されて話題になり、渋谷の人気者になったのです。渋谷駅にある「忠犬ハチ公」の銅像は、そんなハチの物語に感動した多くの人々の寄付により、1934年に建てられました。ハチは、その翌年に死亡し、銅像の周りは花束で埋まったと言います。
渋谷駅を降りたら、まずはこの「忠犬ハチ公」の銅像を見て、思いを馳せてみましょう。
1回で3000人も通る!? 世界最大の交差点
「忠犬ハチ公」の銅像を見たら、「スクランブル交差点」へ。「スクランブル交差点」は、1日に50万人が通る世界最大の交差点。1回の青信号で、多いときにはなんと3000人が通過します。

「スクランブル交差点」からは、「渋谷109」も見えます。
「スクランブル交差点」は、普通の横断歩道とは違います。いったん車の交通を完全に止め、その間は人が四方に行き来するのです。1日に50万人が通る世界最大級の交差点。1回の青信号で、多いときにはなんと3000人が通過します。
眺めてみると、不思議なファッションの人や学生、ビジネスマンといった、ありとあらゆる人が歩いています。一通り眺めたら、記念撮影をしましょう。おすすめは、「スクランブル交差点」を背にしての自撮り。
おそらくここは、世界で最もたくさんの人と一緒に写真を撮れる場所ですよ!
Information
ハチ公とスクランブル交差点
住所:渋谷区道玄坂2丁目1
最寄り駅:渋谷駅 ハチ公口