ライター Ai Yoneda
死ぬまでに一度訪れたい、日本の世界遺産まとめ-自然遺産編-

UNESCOに登録されている日本の世界遺産のうち、自然遺産をご紹介します。日本の世界自然遺産は、屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島の4つがあります。
海外旅行をする際に観光に行きたいスポットの中に、その国の世界遺産を挙げる人は多いのではないでしょうか。日本には四季があり、移り変わる季節のなかではぐぐまれた美しい自然が全国各地に残っています。
今回は、UNESCOに登録されている日本の自然遺産である屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島をご紹介します。
樹齢7200年の杉が自生!鹿児島・屋久島
屋久島は、1993年に日本で初めて世界遺産に登録されました。九州地方の鹿児島県に位置しています。

Photo by ajari on Flickr
屋久島の見どころは、一般的なものより数倍も樹齢が長いと言われる島の固有種のスギ「屋久杉」が自生している景色です。なかでも、日本でもっとも太く、樹齢7200年と言われる縄文杉というスギを見るために、絶えず多くの観光客が訪れます。縄文杉を見るためには、往復で10時間ほどの本格的な登山が必要です。見学に訪れる際は、登山の準備をしっかりしておきましょう。

そこまで体力に自信がない方は「白谷雲水峡」がオススメ。この森はジブリ映画「もののけ姫」の舞台になったと言われているところで、屋久島ならではの植生の見事さを気軽に味わうことができます。
屋久島までは、東京・羽田空港から鹿児島空港まで行き(約1時間40分)、鹿児島空港からは飛行機、高速船もしくはフェリーで向かいます。この中では飛行機が最も早く、30分から50分ほどで屋久島に到着します。