ライター Anna Namikawa
【京都】気軽に着られる和装ブランド「SOU・SOU」〜小物編〜

慣れない方でも気軽に"和装"を楽しめる、衣装や小物を販売するテキスタイルブランド"SOU・SOU"。今回は"小物"に焦点を当て、前回に引き続き京都新京極通りの店舗を紹介します。
和装ブランド「SOU・SOU」へ行こう
四条河原町の交差点を北西へ徒歩3分。「新しい文化の創造」をコンセプトにオリジナルテキスタイルを作成・様々なアイテムを展開している京都のブランド、「SOU・SOU」。
「和装」に敷居の高さを感じる方でも安心な、オシャレで簡単に着ることのできる衣装や小物を販売しています。
前回の記事では数あるSOU・SOUの店舗の中から衣装を扱うお店をピックアップしました。本記事では手ぬぐいや地下足袋などの小物を販売している店舗をご紹介します。

ところで、みなさんは日本人の会話に耳を澄ませてみたことがありますか?「そう、そう」という音を聞いたことがある方もいるかと思います。「そう、そう」には、肯定の意味やお互いを認め合うという意味があります。
同じ発音をする「SOU・SOU」にも同様の意味合いが込められています。
SOU・SOUの製品は、周りに差のつく“粋”な京都のおみやげになること間違いなしです。気になる方は、これからご紹介する、新京極通り沿いに並んでいる店舗に足を運んでみてください。
1.SOU・SOU 伊勢木綿

暖簾(のれん)をくぐると店中にあふれる手ぬぐいの数々。手ぬぐいとは、日本で古くから使われているタオルのような布のことです。壁一面の鮮やかさに思わずときめいてしまいます。

タオルの普及とともに、日本人でも馴染みのあるものではなくなってしまった手ぬぐい。「どうやって使えばいいのかわからない」と思う人もたくさんおられると思います。しかし、心配ご無用です! 店内には様々な使い方が展示されています。

タペストリーにしてもよし、ティッシュケースやペットボトルケースにするのもよし。使い方は人それぞれなです。手ぬぐいという1枚の布から、様々な用途を見出す日本人の「知恵」の奥深さを知ることができます。

1ヶ月にひとつ新しいデザインの手ぬぐいが発売されます。月ごとに展開されている絵柄もあり、気軽に季節を感じることができる手ぬぐいは何枚持っていても飽きがきません。
2.SOU・SOU 布袋

「SOU・SOU 布袋」は布ものと小物を取り扱うお店です。SOU・SOUの服に合うことはもちろん、洋服にも合わせられる小物が並んでいます。

その中でもオススメしたいのが風呂敷(ふろしき)。荷物を包んで持ち運ぶ、かばんのような役割を果たす布です。先ほどご紹介した手ぬぐい以上に、様々なものに変化します。

手際良く風呂敷を結んでいくスタッフさん。なんと、あっという間に肩掛けカバンができました! 風呂敷と皮一寸(ひいき)と呼ばれる肩掛け用のパーツさえあれば、気分や服装に合わせて日替わりでかばんを楽しむことができます。

SOU・SOUの和小物はカバンの中を華やかにしてくれます。
3.SOU・SOU 染めおり

SOU・SOU 布袋の階段を上ると、そこにはSOU・SOUのオリジナルテキスタイルが壁一面に並んでいます。10cmから計り売りをされているので、必要な分だけ買うことができます。

SOU・SOUでしか作れない生地を見ていると、「何か作りたい!」と創造欲が掻き立てられます。

こちらも手ぬぐいと同様、毎月ひとつずつ新しい柄がやってきます。注目しておきたい点は、柄ひとつひとつにある「名前」です。それぞれに意味が込められており、日本語の奥深さが反映されています。
4.SOU・SOU足袋

こちらは履物を販売しているお店です。1番に目に飛び込んでくるのは、何といってもこの地下足袋(じかたび)ではないでしょうか。

つま先が分かれているタイプと、分かれていないタイプの両方があります。

スニーカー感覚で気軽に履ける地下足袋(じかたび:指先が二股に分かれた日本の履物)は、コーディネートのアクセントになること間違いないですね。

店内にはその他にも、靴下風の足袋(足袋下)や携帯のカバー、コラボレート商品が並んでいます。
迷った時は
カラフルなものからシンプルなものまで豊富な絵柄を見ていると、どれにしようか思わず迷ってしまうこともあるでしょう。そんなときには、スタッフの方にオススメを聞いてみるのもいいかもしれません。
SOU・SOUのスタッフさんの中には、もともとSOU・SOUのファンであった方もたくさんいらっしゃいます。この日も、「一番好きな商品を教えてください!」と各店舗のスタッフさんに伺ったところ、みなさん喜んでオススメの品物を提案してくださいました。
魅力を一番近くで感じていたからこそ、熱意をもってお話してくださったのでしょう。嬉しそうに話すスタッフのみなさんの表情が印象的でした。
SOU・SOUは誰もが思わず心奪われる、素敵な品物ばかりが集まるブランドです。きっとあなたの気に入る和装グッズも見つかるはず。
新京極通り以外にも、東京青山にも店舗を構えていますので、京都や東京にお越しの方はぜひ一度足を運んでください。
Information
SOU・SOU 伊勢木綿
住所:京都市中京区新京極通四条上ル中之町579‐8
電話番号:075-212-9324
SOU・SOU 布袋 / SOU・SOU 染めおり
住所:京都市中京区新京極通四条上ル中之町569-10
電話番号:075-212-9595 (SOU・SOU 布袋)
電話番号:075-212-1210 (SOU・SOU 染めおり)
SOU・SOU 足袋
住所:京都市中京区新京極通四条上ル中之町583-3
電話番号:075-212-8005
営業時間:11:00〜20:00
定休日:-
Wi-Fi環境:-
クレジットカードの有無と種類:あり
言語対応レベル:-
他言語メニューの有無:-
最寄り駅:阪急「河原町駅」
アクセス:阪急「河原町駅」9番出口から徒歩3分
価格帯:-
宗教情報:-
公式HP:http://www.sousou.co.jp/