ライター Ai Yoneda

エメラルドグリーンの海が絶景!死ぬまでに訪れたい山口・角島
山口県下関市にある角島は、エメラルドグリーンの海が見られることで話題を呼んでいます。『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』の中で世界第3位、日本では第1位として紹介されている角島ですが、今回は角島でできることや角島のおすすめグルメをご紹介します!
目を奪うような鮮やかなエメラルドグリーン。日本国内にこのような絶景があることをご存知でしたか?
今回は、書籍『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景』の中で世界第3位、日本では第1位として紹介されている、山口県下関市の角島(つのしま)に行ってきました。角島大橋以外の魅力や、角島のグルメについてもご紹介します。

角島は、山口県下関市の北西部に位置する島です。冒頭の写真は、本州と角島を結ぶ角島大橋のもの。2つの岬が牛の角のように突き出していることから「角島」と名付けられました。
この鮮やかなメラルドグリーンの秘密は、角島の砂にあります。日本の海岸の砂は、岩がくだけたものが多く含まれるため、多くは灰色など暗めの色をしています。しかし、角島の砂は貝殻がくだけたものが多く含まれているため、白く見えます。白い砂浜は日光の青い色をより強く反射し、それが海水に映るため海がコバルトブルーに輝くのです。
2000年の角島大島の開通以来、この美しい景色が注目されるようになり、ドラマやCMの撮影がしばしば行われるようになりました。
では、島には何があるのか見ていきましょう。

こちらは映画『四日間の奇蹟』で使用された礼拝堂のロケセットです。撮影で使用されたものがそのまま残されています。この礼拝堂は、映画の中でとても重要な役割を果たしたアイテムです。
礼拝堂のすぐ後ろには海岸があり、礼拝堂と海という美しい組み合わせの景色を眺めることができます。夏期には、すぐそばの大浜(おおはま)海水浴場で泳いだり、キャンプをして楽しむかたも多いのだとか。

余談ですが、この礼拝堂は公衆トイレをセットで覆い、形作ったもの。そのため現在も公衆トイレとして利用することができます。

礼拝堂の近くにあるつのしま自然館では、角島周辺の生態系について学ぶことができます。
館内には、1998年に発見された新種のクジラであるツノシマクジラの骨格標本や世界各地でとれる種々様々な貝の展示などをみることができます。入館の際は、入館協力金として200円が必要です。

島のさらに奥へと向かうと、灯台が見えます。この灯台は、角島のシンボルとも言える存在。1876年に建設された日本海側初の洋式灯台で、石造りの胴体が美しい景色によく馴染んでいます。
らせん階段を進んだ先にある灯台の踊り場は、、角島とそれを囲む日本海を一望できる絶景スポット! なお、灯台に登るには、入場料の150円がかかります。

灯台の前の道路をさらに奥へと進むと、ぽつりと立つ鳥居を見つけました。

石を積み重ねた壁で周囲を覆われた、珍しい空間です。

鳥居をくぐって奥へ進むと、石を組んで作った本殿がありました。表札のような石には海の神様である「龍神(Ryujin)」と刻まれています。

島の散策でお腹が空いてきたら、新鮮な海の幸を味わいましょう! 先ほどの灯台の近くには小屋がいくつかあり、海鮮焼きなどをその場で焼いて食べることができます。
小屋の近くでは、干物用のイカが干されています。大量のひらいたイカが高速で回転しながら干されている様子は何ともユニークで、ついつい目を奪われてしまいます。

こちらは、小屋で購入したイカ焼き(500円)。その場で焼いたイカはとても香ばしく、しっかりと効いた塩味がイカの風味を引き立たせます。

島の食堂では、新鮮な刺身を食べることができます。手前のベージュ色の切り身は、コリコリとした食感がたまらないサザエの刺身です。新鮮な魚介類が獲れる角島だからこそ味わえる一品をお試しあれ。
沖縄でなくとも、本州で美しいエメラルドグリーンの海を見ることができるのです。山口県・角島へ絶景を堪能しにいらしてください。
Information
角島
住所:山口県下関市豊北町角島
営業時間:-
定休日:-
Wi-Fi環境:なし
クレジットカードの有無と種類:-
言語対応レベル:-
他言語メニューの有無:-
最寄り駅:JR特牛(こっとい)駅
アクセス:JR特牛駅からブルーライン交通バス角島行きで約23分
価格帯:-
宗教情報:-
電話番号:-
公式HP:-