ライター Mikako Utsunomiya
刀の扱い方も学べる!新宿「サムライミュージアム」で侍に変身

日本といえば勇ましい「侍」。そんな侍の真髄に触れられ、実際に侍の鎧を身につけられるのが、新宿歌舞伎町にある「サムライミュージアム」。刀や火縄銃などの侍にまつわる展示や、殺陣や書道教室など各種イベントも体験できる施設です。
10世紀から19世紀にかけて日本で活躍してきた侍。そんな彼らの歴史を学び、魂を感じることができる博物館が新宿歌舞伎町にあります。その名も「サムライミュージアム」です。
歌舞伎町の中でひと際目立つ、真っ赤な鎧と和の店構え

新宿駅から10分くらい歩くと、真っ赤な鎧が見えてきます。和の雰囲気漂う入り口奥に、サムライミュージアムはあります。

館内は新宿とは思えない静けさに包まれ、展示をゆっくりと鑑賞することができます。荷物も預かってくれるので、ぜひ利用しましょう。
1Fはおみやげスポット&鎧の展示
受付を済ませたら、さっそく中に進みます。奥には江戸時代の貴重な鎧が飾られています。日本語だけでなく、英語、韓国語、中国語の4か国語で説明されているので、日本文化について深く理解することができます。
気になることやわからないことがあれば、館内のスタッフに訊ねてみましょう。スタッフのみなさんは英語での対応が可能なので、日本語が使えなくても大丈夫です。

2Fでは刀や火縄銃も展示中!

2Fでは、1Fよりもさらに近くで鎧を鑑賞できるほか、各種の武具も展示されています。武将だけでなく、足軽(※1)が装備する御貸具足(おかしぐそく)という鎧も展示されています。
※1…足軽(あしがる):徒歩で行動する下級兵士。


侍といえば刀を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、当時使用された貴重な刀も展示されていますが、火縄銃(ひなわじゅう)も展示されています。
戦で侍が使った火縄銃も展示されているので、そちらもぜひ、ごらんください。

こちらは三英傑と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が身につけていた鎧のレプリカです。見比べてみることで、ひと口に鎧といっても、カラーやデザインに大きな違いがあることがわかります。
関連記事:
日本の言葉辞典「大名」
日本の言葉辞典「将軍」
実際に兜を着用して記念撮影

写真提供:サムライミュージアム
展示物に触れることはできませんが、撮影用の兜や鎧、着物を着て記念撮影をすることができます(500円)。侍になりきって、記念撮影してみてはいかがでしょうか。
殺陣・居合ショー開催、体験も可能

写真提供:サムライミュージアム
館内では毎日、俳優による殺陣(※2)・居合ショーも行われています。迫力ある刀使いを間近で見ることができ、型の説明や、質問にも答えてくれるイベントです。
※2…殺陣(たて):刀を使って行う演舞・芝居。
また刀を直接手に取り、型を教えてもらうこともできます。侍になった気持ちで、ぜひ挑戦しましょう。
それ以外にも、有名な先生に教わる書道教室や、日本の戦国武将が着た甲冑を着ての戦国フル装備撮影など様々な体験が用意されているので、チェックしてみてください。今後、体験型メニューは増える予定です。
侍の魂が込められたおみやげも充実
1Fのショップでは、色々なおみやげを買うことができます。館内には日本のお香(500円~)が焚かれているのですが、同じものが販売されています。女性へのおみやげにもぴったりです。
1番人気は鎧兜のミニフィギュア(1,500円)です。それ以外にもオリジナルのTシャツ(2,500円)や、とっくりとおちょこセット(1,250円)などが販売されています。

本物のような刀のレプリカも人気商品で、売り切れてしまうこともしばしばあるそう7,000円〜30,000円まで、予算に応じて選べます。
凜とした空気が流れる館内で、今まで知らなかった新たな侍の魅力を、ぜひ感じてみてください。
Information
サムライミュージアム
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-25-6
営業時間:10:30~21:00
定休日:年中無休
Wi-Fi環境:-
クレジットカードの有無と種類:有り
言語対応レベル:英語
他言語メニューの有無:英語、韓国語、中国語の説明札有り
最寄り駅:JR・都営「新宿駅」、西武線「西武新宿駅」、東京メトロ・都営地下鉄「東新宿駅」、東京メトロ・都営地下鉄「新宿三丁目駅」
アクセス:新宿駅東口から徒歩約10分、西武新宿駅南口から徒歩約5分、東新宿駅A1出口から徒歩約6分、新宿三丁目駅B12出口から徒歩約10分
価格帯:大人1,800円、12歳以下800円、3歳以下無料
宗教情報:-
電話番号:03-6457-6411
公式HP:サムライミュージアム(英語版はこちら)