ライター Keisuke Yamada
【初心者向け】関西有数の繁華街、大阪・道頓堀でできること

この記事は大阪の道頓堀に関しての詳細、魅力、オススメ情報、食べる場所、遊ぶ場所などを紹介しています。道頓堀という名前は知っているけど、実際に何をすれば良いのか分からない観光客にうってつけの情報を紹介しています。
道頓堀は、大阪有数の観光スポット。日本人ならほとんどの方が聞いたことのある地名です。
しかし関西地方の方以外だと、道頓堀に「何があって」「何が楽しめるのか」、はっきり知らない方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、道頓堀がどのような所で、旅行者にとってどんな魅力があるのかを紹介します。初めて道頓堀に行く方は必見です。
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そもそも道頓堀って何?

道頓堀(どうとんぼり)は、大阪にある繁華街の名前。また繁華街周辺の町名でもあります。さらに、繁華街の北を流れる道頓堀川を、道頓堀と呼ぶこともあります。飲食店が多く、遊ぶ場所もあり、買い物する場所も豊富で、1日いても飽きません。
1612年に商人の安井道頓(やすい どうとん)が、この場所の川を開発したことから、道頓堀と呼ばれるようになりました。ちなみに「堀(ほり)」とは、土地を掘って作った水路のことです。
道頓堀の魅力1.面白い看板の飲食店がたくさんある

道頓堀には、面白い看板を掲げている飲食店がたくさんあります。眺め歩いているだけで、楽しい時間を過ごせることでしょう。こちらは寿司屋の看板で、寿司を握っている職人の手を模しています。

これはタコ焼き店の看板です。タコ焼きは大阪の名物のひとつ。この看板があれば、このお店はたこ焼きだという事がすぐにわかります。
こちらは餃子店の看板。餃子とは、お肉をベースにした具材を、薄い小麦粉の生地で包んで作る中国料理のひとつです。日本では鉄板やフライパンで調理した「焼き餃子」が一般的です。

こちらはフグ料理のお店。道頓堀では、飲食店が互いに競い合うように、ユニークで派手な看板を店先に出しています。
食い倒れ人形「くいだおれ太郎」に会っておこう

「くいだおれ太郎」にも会っておきましょう。
「くいだおれ太郎」は飲食店「くいだおれ」の看板人形として1950年に登場し、いつの間にか道頓堀のマスコット的存在として知られるようになりました。
かつて日本では、「飲食店=大人の行く場所」というイメージがありました。そんな中「家族でいけるような飲食店を作りたい」と考えた「くいだおれ」の創業者が、子供も入りやすいよう「くいだおれ太郎」というマスコットを作ったのだとか。電動で休むことなく太鼓を叩いたり鐘を鳴らす・首を振る・口パクするなどする「宣伝ロボット」です。
道頓堀の魅力2.大阪グルメが何でも食べられる


道頓堀に来れば、大阪名物はたいてい食べることができます。
代表はやはりタコ焼き。店先で購入し、食べ歩きするのも楽しいでしょう。道頓堀沿いにベンチがあるので、そこで食べる事もできます。

普通のたこ焼きも美味しくて人気ですが、変わり種のタコ焼き店も人気です。例えばこちらは、最近大阪で流行っている「KUROTAKO」。

伊勢海老(※1)から出汁をとった、贅沢なたこ焼きです。
※1…伊勢海老(いせえび)とは、日本に生息する大型のエビ。高級食材として知られる。

時間によっては、こんなに行列が出来ていました。

他にも、カニの動く看板が有名な「かに道楽」もオススメです。値段はやや張りますが、美味しいカニ料理を提供してくれます。店の中に入らなくても、外で焼いたカニを販売しています。

こちらも大阪ならではのお店。「金龍ラーメン」です。店の上には大きな龍がいます。これだけでも驚きですが、もっと特徴的なのが、食べる場所や椅子です。

ご覧ください。道の横に台と畳を置き、その上で人に見られながらラーメンを食べています。道頓堀は観光客が多い町なので、お客は通行人に見られながらラーメンを食べることになります。味は豚骨ベースでこってりしており、値段はリーズナブル(ラーメン1杯600円〜)。大阪ならではのお店ですので、記念に食べてみることをオススメします。
道頓堀の魅力3.道頓堀川をクルーズできる

道頓堀川のクルーズサービスを利用すれば、にぎやかな道頓堀を川面から眺めることができます。道頓堀は人気の観光スポットで人も多い場所。疲れたら船でゆっくり観光するのもオススメです。

乗り場は道頓堀の中心から見える場所にあり、大人900円、こども400円で乗船することができます。道頓堀にきた際には乗ってみてはいかがでしょうか。
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道頓堀