ライター Mikako Utsunomiya
新宿「都庁職員食堂」で、東京風景とお手頃グルメを堪能

新宿都庁内にある写真食堂は一般の人も利用ができる施設です。窓からは都内の絶景を眺められ、料金もお手頃。英語メニューもあり、海外からの観光客も利用しやすくなっています。
新宿都庁展望台は、無料で東京を一望できる有名な観光スポットです。実は同建物内にある職員食堂は、一般の人も利用できることをご存じですか? 英語メニューもあり、美味しい食事を味わえる、東京都庁の職員食堂を紹介します。
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利用する前に、まず手続きを
職員食堂は第一庁舎32Fと第二庁舎4Fにあります。(第二庁舎側は2016年5月~2017年1月まで閉鎖)今回は第一庁舎の職員食堂に行ってみました。

まずは1Fの来庁者受付で手続きをしてください。氏名、訪問先(職員食堂)を記入すれば、一時通行証を発行してもらえます。出るときには必ず返却してください。
手続き後は、エレベーターで32Fまであがりましょう。ランチタイムは11時30分から14時までですが、12時から13時までは職員の方々で混んでいるので、その時間は避けたほうがよさそうです。
日本語がわからなくても大丈夫!

32Fには北側食堂と南側食堂の2店舗があります。食品サンプル、英語表記のメニュー名、価格表記などをもとに、自分ごのみのメニューを探しましょう。

豚肉や卵、小麦など主要な使用食材はわかりやすくイラストで表示されています。アレルギーや宗教上の問題で、食べられない食材がある方は参考にしてください。

こちらの食堂では食券を買い、自分でカウンターに取りに行くセルフサービスシステムを採用しています。こちらも英語で詳しく説明されています。

今回は、南側食堂名物の「都庁弁当」(600円)を選びました。炊き込みごはん(※1)と揚げ物や焼き魚など、数々のおかずが詰められた、人気の品です。一日の販売数が限定されているので、食べたいときは早めに行くといいでしょう。
※1…炊き込みごはん:野菜などの具と醤油、昆布などの出汁を一緒に炊き込んだ、味のついているごはん


席はすべて自由ですが、美しい東京の景色を一望できる窓側が一番人気です。もちろん職員の方も同じスペースで食事をされています。日本の食堂の雰囲気を心ゆくまで堪能してください。

窓側にはカウンター席が設置されています。1人で景色を眺めながら、のんびりとした食事の時間を過ごすのもよいでしょう。
都庁展望台を楽しんだあとは、余韻に浸りながらランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Information
東京都庁職員食堂
住所:東京都新宿区西新宿2-8−1
営業時間:昼食11:30~14:00 軽食14:00~16:00
定休日:土・日・祝日・年末年始
Wi-Fi環境:-有
クレジットカードの有無と種類:無
言語対応レベル:英語メニュー有り
他言語メニューの有無:
最寄り駅:JRほか「新宿駅」都営大江戸線「都庁前駅」
アクセス:新宿駅西口から徒歩約10分、都庁前駅から徒歩2分
価格帯:390円~
宗教情報:-
電話番号:東京都庁代表03-5321-1111
公式HP:東京都庁職員食堂(英語版はこちら)