ライター SuzumuraYusei
達成感がハンパない!東京都で唯一の日本百名山。東京都でいちばん高い山「雲取山」を登ってみた


奥多摩では桜が満開(〜4月下旬まで)
都内では桜も咲き終わりどんどんと暖かくなっている今日このごろ。東京都に位置しているといっても山に囲まれている奥多摩では桜が満開でした。奥多摩は都内よりもだいたい10℃近く気温差が有ります。


今回はそんな奥多摩にある山の中でも東京都で一番高い山・雲取山(標高2017m)の紹介です!ちなみに雲取山は東京都で唯一の日本百名山でもあります。
いわば日本の山100選!日本百名山とは
日本百名山とは随筆家で登山家でもあった深田久弥の随筆集に由来しています。原則として1500m以上の山で山の品格・山の歴史・個性のある山が選定基準です。いわば日本の山100選のようなもの。もちろん世界遺産となった富士山も日本百名山の一つです。
実際に日帰り登山してみた

百分は一見に如かず。(*1)
ということで山頂まで日帰り登山をしてきました。しかしながら、雲取山は一泊二日の登山が奨励されている山です。日帰り登山の場合は健脚であること、そして早朝から登り始めることができる日にしましょう。
まずは奥多摩駅から鴨沢西行きのバスに乗り、鴨沢バス停で降りて登山口を目指します。

最初はゆるやかな森林のなかの道を歩いていきます。都会では味わえない贅沢な森林浴をすることができます。

いよいよ登山口へ。この先もゆるやかな道が続いていました。また途中に湧き水があり水を飲むことができます。

歩き始めること約2時間。さすがに道の傾斜も厳しくなってきました。この付近の木には鳥かごがぶら下げられていて、鳥のさえずりを心地よく聞くことができます。
(*1)百聞は一見に如かず:百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で見たほうが確かだということ。
富士山を望む

途中にある七ツ石小屋という場所で休憩。ここでは無料で水を飲むことができます。またトイレで用を足すことはもちろん、軽食や宿泊をすることができます。

そしてこの山小屋からは富士山を見ることができます。この日は晴れていたのでくっきりと見ることができました。
富士山、とても綺麗です。
尾根を歩いて山頂へ

そしてこの先は尾根を縦走です。これこそ登山の醍醐味! 奥多摩の山々を見ながら歩くことができます!


そして山頂付近にある避難小屋が見えました!
ついに最後の急な坂を登って山頂へのアタックです。ここまで来ると疲労もかなりあって足取りもかなり遅くなりました。

そして山頂に到着! 雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の境界にある山なので、県を容易にまたぐことができるのも魅力の一つ。いづれにせよ、東京でこの山より高い山はありません。それだけでも達成感がありました。
ちなみに早朝から登り始めて、登りで5時間、下山に3時間半かかりました。山の日はすぐに落ちるので日帰りで登られる方は必ずヘッドライトを持参しましょう!
Information
雲取山
住所:なし
Wi-Fi環境:無
クレジットカード:無
言語対応:不明
アクセス:JR青梅線奥多摩駅下車後、鴨沢西行きバスで鴨沢バス停下車