ライター Jumpei Kawashima
総数約1000両!!横浜「原鉄道模型博物館」で見る世界の鉄道模型

「原鉄道模型博物館」は横浜みなとみらいエリアにある、世界各国の鉄道模型を見ることができる博物館です。巨大なジオラマの中を走り抜ける鉄道模型は、本物に勝るとも劣らない迫力があります。
横浜市のみなとみらいエリアは国内外の観光客に人気の高い港町。美しい海の景色を楽しみながら散歩したりショッピングを楽しむことができます。
そんな横浜みなとみらいに少し変わった博物館があるのをご存知でしょうか? 今回は世界中の鉄道模型を見ることができる、「原鉄道模型博物館」を紹介します。
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創設者が個人で集めた、鉄道模型コレクションの博物館

エントランス
原鉄道模型博物館は、創設者である原信太郎さんが個人的に収集した鉄道模型やグッズを展示している博物館。原さんは95年の生涯をかけて世界各国から様々な種類の鉄道模型を収集・製作していて、そのコレクションの総数は約6,000車両にものぼるそうです。現在はその一部の1,000両程度が博物館で公開されています。
細部までリアルに再現された巨大ジオラマ

館内にある世界最大級の鉄道ジオラマ「いちばんテツモパーク」では、本物さながらの街並みの中を、鉄道模型が颯爽と走り抜けます。

ジオラマの中に1つの世界観が構成されていて、路地裏には何か企んでいる怪しい人影も……。鉄道や車両はもちろんのこと、建物や車、人々など細かいところまで工夫がなされていて、見る人を飽きさせません。

鉄道模型には、実物の車両と同様に鉄の車輪が使われているそう。鉄のレールと接触して起こる”がたんごとん”といった音がリアルに再現されていて、耳に心地よく響きます。

ジオラマは照明によって1日の日の動きを再現しています。夕暮れや夜の街並み、夜明けなど30秒程度の間隔で入れ替わり臨場感を演出します。巨大ジオラマのリアルな迫力を、目と耳の両方で感じてみましょう!
世界各国の鉄道模型を鑑賞しよう

展示エリアでは、世界各国様々な鉄道模型が展示されています。その数は約1,000両以上にのぼるそう! これでも全コレクションの一部に過ぎないというから驚きです。

中には世界に数個しかないという貴重な鉄道模型もありました。模型によって種類や形も様々です。


各展示の横にはQRコードが設置されていて、専用のアプリをダウンロードすることで展示の説明文を読むことができます。8ヵ国語(英・繁・簡・韓・タイ・独・仏・西)に対応しているので訪日観光客でも安心! 入り口のカウンターで、QRコード読み取り用のタブレットの貸し出しも行っているので、ぜひ試してみてください。
日本の鉄道車両の今昔を見学

館内にはその他、日本でかつて活躍していた列車の鉄道模型なども展示されていました。明治時代に盛んだったSLや、ローカル路線を走っていた車両など、現在ではなかなか見ることができない模型の数々に興味をそそられます。

別の一角には、横浜みなとみらいの中心であるJR桜木町駅の今昔の様子を再現しているエリアもありました。港町として発展してきた横浜みなとみらいの様子を一望できます。


こちらも演出によって昼と夜が入れ替わります。綺麗な夜景の中を走る鉄道模型が、なんとも風流なエリアです。

施設の中には、原さんがカメラに収めた世界中の鉄道写真を見ることができるフォトライブラリーが設置されていました。様々な国の鉄道の写真の中に、原さんの好奇心旺盛な人柄を垣間見ることができます。英語にも対応しているので、原さんの旅を追体験してみるのも面白そうです。
ぜひ足を運んで、世界各国の鉄道模型を見に行ってみましょう!
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