ライター Anna
もうこれで怖くない!日本のカラオケ(karaoke)楽しみ方マニュアル

karaokeは世界に誇る日本の文化です。でも、料金システムや曲の選択、ご飯の注文って複雑そうで不安。そんなあなたに贈るカラオケマニュアルです!
カラオケ(karaoke)とは?
カラオケは、伴奏のみの音楽を流し、それに合わせて歌うことのできる日本発祥のアミューズメントです! 自分が音楽スターになった気分で歌を歌うことができます。
実際にカラオケ体験をしてみよう!

今回は日本の有名カラオケ店「JOYSOUND」の新宿西口店で、ポーランド出身、シンガポール出身、日本出身の大学生3人に実際に体験をしてもらいました。一般的なカラオケ屋さんの入店から退店までの流れをご紹介していきます。

1:受付をする。

多くのカラオケ店には、カウンターに窓口が2つあります。片方が受付、片方が支払いです。店員さんがいない場合はベルなどを鳴らして呼びましょう。店員さんに会えたら、まずは受付で人数と時間を伝えます。大体のお店が時間ごとで値段が決まっています。お店前の看板に30分200円のような形で1人あたりの値段が書いてあるのでチェックしてみましょう。このケースを例に計算してみると、2時間歌う場合はおひとり様200×4=800円という計算になります。
ここで飲み物も注文することができます。1杯単位で頼むこともできますが、たくさん飲むのであれば飲み放題をお願いすることもできます。また、お店によってはワンドリンク制と言って必ず一杯頼まなくてはならないルールの場所もあります。ワンドリンクと言われた場合は、一杯飲み物を頼みましょう。様々な種類が用意されていてドリンクも充実しています。
また、日本ではフリータイム制というシステムを導入しているお店もあります。フリータイム制は、ある一定の値段を払うことにより指定された時間内に限り制限なく滞在することのできるシステムです。大体1000円や2000円ほどの値段のお店が多いです。繁忙期は時間制限が生まれるお店もありますが、長時間歌う予定であるならば、確実にコストパフォーマンスがよくオススメです。
2:部屋に移動する。

受付が済むと、店員さんから番号が渡されます。その番号の部屋を探しましょう。

お店によってはドリンクバーが設置されている店舗もあります。受付で飲み放題を注文した人はこの移動の間に、ドリンクバーで飲み物を受け取ることができます。このJOYSOUND新宿西口店には最先端のドリンクマシーンが導入されていて、組み合わせによって100種類以上のドリンクバーを楽しむことができます。通常のジュースに加えて、あたたかいコーヒーやイチゴオレなど様々な種類があります。

また、店舗によってはタンバリンやマラカスといったカラオケを盛り上げるための道具を貸してくれるところもあります。見当たらなくても店員に言えば、出してくれるケースもあるのでぜひ部屋に持って行き盛り上がりましょう。
3:曲を選択する。

そして、いよいよお部屋に到着です。部屋の設備としては、曲を入力するためのリモコン、歌詞の映されるテレビ、そしてマイクがあります。このお部屋にはスタンドマイクも用意されていました。

それでは、曲を歌うために入力してみましょう。最近ではリモコンも言語が変更できるようになっているので、日本語がわからない方でも安心。(英語・中国語・韓国語対応)
曲の選び方は、アーティストから検索する方法、曲名から検索する方法などがあります。ここではアーティスト名で探してみました。まず、アーティストの名前を打ちます。

そして曲を選択します。

すると、曲の詳細が出てくるページに飛びます。ここで送信(Send)を選択しましょう。すぐに曲が流れ始めます。もしも、マイクやミュージックの音量を調節したい場合は、こちらの写真のリモコンボタンから、もしくはカラオケ機器についているダイヤルを回してみましょう。

曲が流れれば歌うだけです!楽しみましょう!
テレビ画面に歌詞が流れるので、それを見ながら歌いましょう。曲の進行とともに歌詞の色が変化していくので、どの部分を歌えばいいのかはひと目でわかります。
ちなみに曲は1曲だけ予約するのではなく、入力すればした分だけストックされていきます。途切れてしまうのが嫌な方は、あらかじめ沢山の曲を入力しておきましょう。
4:食事を注文する。

歌っていると何だかお腹が減るものですよね。一般的にカラオケ屋さんではご飯を注文をすることができます。注文方法は簡単。こちらの電話の受話器をとると、自動的にフロントとつながります。ここでメニューを元に欲しいものを言いましょう。少し待てば店員さんが部屋まで持ってきてくれます。もしも、日本語での電話に自信がない場合、お部屋に店員さんを呼んでメニューのイラストを指さしてお願いをするという方法もありますね。
また、こちらのJOYSOUND 新宿西口店のようにリモコンから注文ができる店舗もあります。いずれの形態のお店にしても、フロントとのやりとりは電話を通して行うのが主流です。

こちらは注文したカルボナーラ。本格的に美味しい食事をすることができます。たこ焼きをはじめとする日本食を楽しむチャンスですよ。
5:退室して、お会計する

楽しい時間はあっという間。受付の際に提示された終了時間の5〜10分前には、帰る準備をしましょう。時間を過ぎてしまうと、追加料金がかかってしまう場合があるのでご注意ください。
先ほどもらった番号の書いてある紙を持ち受付に戻ったら、支払いカウンターで会計します。通常料金・ドリンクや食事代などを、すべてここで支払います。
JOYSOUNDならではのサービス
今まで紹介してきたのが、一般的なカラオケの流れです。日本にカラオケ屋さんは数多ありますが、実はそれぞれのお店ごとに特色があります。今回は取材協力をいただいたJOYSOUNDさんならではのサービスをご紹介します。
1:外国語対応が抜群!

まず、こちらのお店では外国の方に分かりやすいメニューが用意されています。また、複雑な料金システムを分かりやすくするために、「1hour JPY1500yen・2hour JPY3000yen・3hour4500yen」という形でコースメニューも用意されています。
2:自分たちの動画を背景に歌える「スマホでムービー送信」

これはスマートフォンに専用アプリ「キョクナビJOYSOUND」をダウンロードすることによって、自分のスマートフォンに入っている動画をカラオケの背景映像にできる機能です。思い出のシーンを流しながら歌うのも楽しいですね。
3:楽器演奏を楽しむことができる「いますぐミュージシャン」

これはアプリダウンロードにより、自分のスマートフォンを楽器として使用できる機能です。ドラムやギター、ピアノなど10種類の様々な楽器が用意されています。楽器を弾けない方でも心配ありません。アプリが自動的に音を補正してくれるので、リズムに合わせていれば、自然に演奏ができます。
日本のカラオケ屋さん、いかがだったでしょうか。実際に体験した3人とも大好きな日本のアニメソングを歌って楽しい時間を過ごすことができたそうです。音楽は国境を越えることができ、誰もがハッピーになれますね。日本を訪れた際はぜひ、カラオケにチャレンジしてみましょう。