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ライター Mayu
北海道の東部にある函館は、異国情緒溢れる町並みや夜景が絶景なことで知られる函館山、日本ではじめての西洋城郭の五稜郭などの観光スポットがあります。この記事では、函館ののオススメ観光スポットから気温・服装・アクセス情報まで、北海道観光にかかせない旅情報をまとめてご紹介します。
函館は、札幌と旭川に次ぐ、北海道第3の人口を擁する都市です。北海道の東部にあります。
函館には1859年に、長崎、横浜とともに対外貿易港として開港した港がありました。当時イギリスやフランスなどからやってくる人々が増えたため、市内には教会や領事館が建てられ、函館は国際色あふれる街になったのです。
現在でも洋風の建物が残っており、函館に異国情緒を添えています。町並みだけではありません。日本一の呼び声も高い美しい夜景、近隣の漁港から運ばれた新鮮な魚介類などなど、観光資源に恵まれた函館の魅力を見ていきましょう。
1.函館への行き方
2.函館空港と国際線について
3.函館のエリアガイド
4.函館の移動手段とお得なフリーパス
5.函館のオススメの観光スポット20選
6.函館のオススメのモデルルート
7.函館の気候と服装
8.函館のおみやげ
9.旅のお役立ち情報&函館観光を楽しむために
羽田空港から函館空港まで、飛行機で向かいます。羽田からは、1日10本ほど函館行きの直行便が出ています。航空会社はJAL、ANA、Air DOなど。
料金は、片道10,000円から30,000円の間で、所要時間はおよそ1時間20分です。
函館空港から市街地まではバスを利用しましょう。空港と函館駅を結ぶシャトルバスは、20〜30分に1本でています。所要時間は25分で、料金は410円です。
JR東京駅からは、新幹線「はやぶさ」号で約4時間、新函館北斗駅に到着します。通常期の料金は、22,690円です。
新函館北斗駅からは、JR快速函館ライナーで函館駅に向かい買いましょう。所要時間は15分、料金は360円です。
札幌駅から函館駅までは、JR特急北斗で行くことができます。乗り換えなしでおよそ4時間、料金は8,310円です。
函館空港は、北海道内で新千歳空港に次いで北海道第2の規模を持つ空港。
中国と台湾からの国際線の乗り入れもあります。中国は天津の天津浜海国際空港(てんしんびんかいこくさいくうこう)から旗天津航空が函館空港への直行便を運行。
台湾の台北にある台湾桃園国際空港(たいわんとうえんこくさいくうこう)からは、エバー航空、タイガーエアの3社が函館空港行きの直行便を運行しています。
函館は、大きくわけると、元町エリア、ベイエリア、湯の川温泉・空港エリアの3つのエリアがあります。それぞれの特色や観光スポットについて紹介します。
函館山の麓に広がるのが元町です。市電の末広町駅から十字街駅にかけて観光スポットが点在し、末広町駅までは函館駅から市電で7分、徒歩約20分程度で着きます。
教会群や八幡坂(はちまんざか)(函館で最も人気な、景観が美しい坂)があり、異国情緒溢れるエリア。函館山の山頂からは、「100万ドルの夜景」と呼ばれる宝石箱のような夜景が見られます。
元町の海辺側に広がるエリアです。港の景色に赤レンガ倉庫が立ち並び、美しい景色が広がります。ショッピングホールやビヤホールもあり、グルメに写真撮影に散策にと、いろいろな楽しみ方ができます。
古くからの温泉街である湯の川と、函館空港を中心とするエリアです。函館空港から湯の川温泉街へはリムジンバスで約17分、函館駅から湯の川温泉街へもバスで約15分、または市電で約30分です。
12月から5月上旬頃は、函館市熱帯植物園で、温泉に入るサルの様子も楽しめます。詳しくは「函館観光ガイド〜アクセス情報からエリア情報におみやげまで〜」の記事をご覧ください。
市内の主だった観光地は、市電(路面電車)で訪れることができます。
市電は、函館駅や元町、ベイエリア、五稜郭、湯の川など、おもな観光スポットを結んでいますので、現地で利用してみましょう。料金は乗車区間によっても変わりますが、210~250円ほど。お得な1日乗車券は、大人600円、小人300円で、市電の車内や函館駅の観光案内所で販売されています。
市電の他には路線バスやタクシー、レンタカー、レンタサfイクルなどの交通手段もあります。
函館で外せない観光地が「100万ドルの夜景」で有名な函館山です。
夜景を見るためには、麓から海抜334mの山頂まで約3分で到着できるロープウェイに乗ってみましょう。函館駅からロープウェイ乗り場までは約20分。
街明かりと、真っ暗な海とのコントラストによって、夜景がとても美しく感じられます。
住所:北海道函館市元町19-7
函館山ロープウェイ公式HP:http://334.co.jp/
函館駅すぐ近くの朝市では、新鮮な海産物を堪能できます。海の幸だけではなく、旬の甘い果実も並びます。
住所:北海道函館市若松町9-19
公式HP:http://www.hakodate-asaichi.com/
市街地からアクセスのよい温泉街と言えば湯の川温泉です。函館駅から、温泉街の入り口である湯の川温泉駅までは、市電で約35分です。駅周辺には無料で利用できる足湯や、お手頃に温泉を楽しめる銭湯もあります。
そして冬に函館に行かれる方に絶対オススメなのが、函館市熱帯植物園です。サル達が気持ちよさそうに温泉に入る映像を、テレビで見たことがありませんか? そんな牧歌的な光景が見れるのが、函館市熱帯植物園です。
住所:北海道函館市湯川町3-1-15
公式HP:http://www.hako-eco.com/
まっすぐに伸びる坂道の先に美しい港を望む八幡坂は、「観光で行きたい日本の坂」のナンバー1に選ばれました。
八幡坂までは、函館駅から徒歩約20分、市電で約15分です(末広町停留場)。人が少ない景色を撮りたい場合は、午前10時前までに行くことをオススメします。
住所: 函館市末広町
画像提供:函館市観光部
函館駅のほど近くに位置する函館港は、古くから漁港・貿易港として栄えてきました。
函館の夜景や、八幡坂からの眺めを美しくしているのは、多くの船が行き交い、赤レンガ倉庫が立ち並ぶこの函館港です。
3月から12月の間は、観光フェリーで遊覧することもできます。
住所: 北海道函館市港町
函館駅から徒歩約15分、市電で13分で到着する金森赤レンガ倉庫(かねもりあかれんがそうこ)は、明治時代に洋服店の倉庫として使用されていた建物。今ではその中にレストランやビヤホール、雑貨店が入居し、函館を代表する観光スポットになっています。
倉庫内には、可愛らしいオルゴールが揃った「函館オルゴール堂」や、北海道の生乳で作った濃厚なミルクジャムを販売する「LE CONFITURE(レ・コンフィチュール)」、地ビールを提供する「函館ビヤホール」など、魅力的なショップがたくさん。おみやげ探しにもぴったりなスポットです。
住所:北海道函館市末広町14-12
公式HP:http://www.hakodate-kanemori.com/
画像提供:函館市観光部
ちょっと一足伸ばす余裕のある方には、大沼国定公園(おおぬまこくていこうえん)をぜひオススメします。函館駅からは特急北斗で30分です。
大沼国定公園では、夏季は鏡のようになった湖面に駒ケ岳が映る姿、冬期は凍った湖面と雪を被った駒ケ岳の景色を楽しめます。
季節ごとに、カヌーや乗馬、スノーモービル等のレジャーを楽しむこともできます。
住所:北海道亀田郡七飯町大沼町1023-1
公式HP:http://www.onuma-guide.com/
1864年に完成した国内初の西洋式城郭が五稜郭。その全景を眺められるのが五稜郭タワーです。五稜郭タワーは高さ107mですが、展望台からのパノラマビューは最高。おみやげ屋さんも充実していて、ショッピングにも最適です。
また、周辺の五稜郭公園は、桜の名所としても有名。函館駅からはバスで約10分程度です。
住所:北海道函館市五稜郭町43-9
公式HP:http://www.goryokaku-tower.co.jp/index.html
1859年から75年間使われてきた函館市旧イギリス領事館は、開港当時の様子が分かる、風情あるミュージアムとして今も人気です。八幡坂のすぐ近くにあるので、八幡坂を訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。
歴史を学べることはもちろん、顔出しパネルや、世界地図が大きく描かれたカーペットで記念撮影をしたり、本場イギリスの紅茶や焼き菓子などをを楽しんだりすることも出来ます。
中庭にある、60種139株(2015年7月時点)を植え込んだバラ園は、例年6月下旬~7月上旬が開花の見頃です。
住所:函館市元町33-14
公式HP:http://www.hakodate-kankou.com/british/
函館駅すぐそばにある、青函連絡船記念館 摩周丸は船の博物館。実際に使われていたフェリーがそのまま博物館になっているので、船好きな方ならきっと気に入るはずです。
現役の船では入ることができない操舵室に入って船長気分に浸ったり、甲板に出て爽やかな海の風を楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。
住所;北海道函館市若松町12番地先
公式HP:http://www.mashumaru.com/?
1〜10までの観光スポットの詳細は「函館のオススメスポット10選(五稜郭、八幡坂、赤レンガ倉庫、大沼国定公園など)」の記事を御覧ください。
函館山の麓、立待岬などの観光名所から近い場所にある、函館を代表する温泉です。
大人420円、子ども(6歳以上12歳未満)140円、幼児(3歳以上から6歳未満)70円、乳幼児(3歳未満)無料と、手頃な価格で楽しめる温泉として、地域の人々に愛されています。
公式HP:http://www.hakobura.jp/db/db-onsen/2010/07/post-1.html
ちなみに、日本の温泉には、「体は湯船の外で洗う」「長い髪は束ねる」といったマナーがあります。詳しくは「知っておきたい、日本のお風呂・温泉・銭湯の文化とマナー」の記事をご覧ください。
「日本の歴史公園100選」や「北の造園遺産」にも選ばれた、歴史のある公園。1879年に、北海道初の洋式公園として誕生しました。園内には、市立函館博物館や遊園地の函館公園こどものくにがあり、大人から子どもまでが楽しめる憩いの場となっています。
住所:北海道函館市青柳町17
公式HP:http://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/p_hakodate.html
江戸時代末期に活躍した武士、坂本龍馬 にまつわる資料を展示する博物館です。坂本龍馬が愛用していた日本刀のほか、彼がオランダやフランスから輸入した銃などの貴重な品々が展示されています。
住所:北海道函館市末広町8−6
公式HP:http://www.ryoma1115.com/
断崖の上にある岬。津軽海峡を一望できることから、函館きっての絶景スポットと言われています。
住所:北海道函館市住吉町
函館駅から徒歩5分ほどの場所にある屋台村で、ラーメン、寿司、ジンギスカンなどさまざまな料理を提供する屋台が20以上も集まっています。函館で獲れた新鮮な寿司や刺身、地元の人に愛されるラーメンなど美味しいグルメを味わいたいと思ったら、ぜひここへ。
住所:北海道函館市松風町7
公式HP:http://hakodate-yatai.com/
北海道で最も早く開港した港を持つ江差町。漁師や商人で賑っていた昔の街並を再現したのが、いにしえ街道です。ここでは当時の住居や飲食店、雑貨店、美容室の建物が再現されており、風情あふれる観光スポットになっています。
函館市から車で1時間半ほどで行くことができます。
住所:北海道檜山郡江差町中歌町~姥神町
公式HP:http://www.hokkaido-esashi.jp/modules/sightseeing/content0008.html
桜の名所として知られる公園です。春には、20種約500本の桜が園内を彩ります。堀井緋桜(ほりいひざくら)や駒見桜(こまみさくら)はここでしか見られないめずらしい品種の桜もあります。
住所:北海道茅部郡森町上台町326−1
ビーチにある天然の温泉。潮の満ち引きによって入浴できる時間が変わります。混浴なので、水着を持って行きましょう。
住所:北海道函館市恵山岬町100
公式HP:http://www.hakobura.jp/db/db-onsen/2008/11/post.html
1894年にはじまったカトリックの修道院。ここでつくられるトラピストバターやバター飴、トラピストクッキーが好評。おみやげにもぴったりです。
住所:北海道北斗市三ツ石392
公式HP:http://www.trappist.or.jp/
北海道で唯一の日本式のお城。現在の姿は1959年に再建されたものです。桜の名所としても知られ、毎年春には松前城下時代まつりが開かれます。
住所: 北海道松前郡松前町字松城144
公式HP:http://www.asobube.com/database.cgi?dbkonum=0&dbnum=8
函館を満喫したいなら、日帰りよりも2、3日かけて市内を観光するのがオススメ。函館を2日で回りきる観光ルートを紹介します。
1日目は、元町やベイエリア、そして夜景など、函館の代名詞と言えるような観光スポットを周りましょう。
10:00 旧イギリス領事館でおもしろ写真をたくさん撮ろう!
11:30 八幡坂を通って、ベイエリアへ。金森赤レンガ倉庫へで昼食とおみやげを!
15:00 五稜郭タワーへ
18:00 100万ドルの夜景を見よう!ロープウェイで函館山へ
2日目は函館ならではの海の幸や雄大な自然を楽しみましょう。
06:30 函館朝市へ
08:00 絶景を眺めよう!大沼国定公園へ
13:00 函館市熱帯植物園で温泉に入るサルを見よう!
詳しくは「函館観光オススメプラン!2日でオシャレな街並みも大自然も満喫しよう!」の記事をご覧ください。
函館の夏は涼しく、冬は寒さが厳しいのが特徴です。
7月から9月までの平均気温は18℃〜22℃で、過ごしやすい気候であると言えます。しかし、夜は冷えることもあるため、薄手のシャツやショールを準備しておくとよいでしょう。
一方、冬は12月〜2月の平均気温は0℃〜零下2度と低いのが特徴。また、12月から3月にかけては雪も降るため、冬に函館を訪れる際は、ダウンコートや帽子、手袋、スノーブーツなどで十分に防寒をすることが必要です。
オススメのおみやげは、チーズオムレットというチーズケーキ。半熟オムレツのようなとろっとした食感を楽しめると、老若男女に人気です。北海道産の原料のみ・無添加でつくられています。
このほか、和洋折衷のお菓子「ホタテのおこげ」や地元でつくられた函館ワイン、トラピスト修道院でつくられるバターを使用した「トラピストクッキー」も、おみやげにぴったりです。
外貨と日本円を両替したいときは、銀行の外貨両替サービスやセブンイレブンのATMを利用してみましょう。
手持ちの現金がなくなったときは、「PLUS」マークのあるATMを探してみましょう。簡単に海外キャッシングサービスを利用することができます。
ホテルに宿泊する際、日本語が使えると便利です。簡単なフレーズを紹介。
日本には、外国人観光客向けの便利なWi-Fiサービス「Japan Connected-free Wi-Fi」があります。事前にアプリをダンロードしておきましょう。
明治時代に建てられた西洋風の建物が並ぶ、独特の雰囲気を持つ街、函館。昼間だけでなく、夜景も美しいことで知られています。
現地では、地元で採れる新鮮な海産物、そして地元の醸造場でつくられるビールやワインなど、現地でしか食べられないグルメを楽しんでみてください。
冬に訪れる場合は、寒さ対策を十分にして行きましょう。