ライター Madoka Nakamura
おいしい野菜食を味わいに行こう。東京都内のビーガンレストラン&カフェ5選

日本でも関心が高まってきた菜食主義の生活スタイル。今回は、肉・魚・乳製品を一切使っていない、都内のビーガンレストランとカフェを5つ紹介します。ベジタリアンの人も、そうでない人も、気軽においしい野菜食を味わえるレストラン・カフェをセレクトしました。
「東京にあるベジタリアンやビーガンのお店って、高そうだし入りにくそう。」そんなイメージ、ありませんか?
日本でも関心が高まってきた菜食主義の生活スタイル。今回は、肉・魚・乳製品を一切使っていない、都内のビーガンレストランとカフェを5つ紹介します。ベジタリアンの人も、そうでない人も、気軽においしい野菜食を味わえるレストラン・カフェをセレクトしました。
1.meu nota(メウノータ)/高円寺

高円寺駅南の商店街から閑静な脇道に入った場所に位置する、レストランカフェ「meu nota(メウノータ)」。1階にはイタリアンレストランが入っており、その左横にmeu notaの看板があります。階段を上がったところにあるドアを開けると、暖色の照明が照らす店内が広がります。森の中のロッジのような、かわいらしい雰囲気です。

お水はセルフサービスです。写真のメニューはタコライス(左奥)と野菜のごった煮カレー(右)で、どちらもハーフサイズでの注文が可能です。
お家のお部屋ような、心地の良い店内。ゆったりとした時間を過ごしながら野菜料理を堪能できます。日替わりの野菜スープや具沢山のお味噌汁もあります。
ドリンクメニューもとても豊富で、様々なお茶やオーガニックジュース、ワイン、ビールが用意されているので、デザートメニューに合ったドリンクを選んでみてはいかがでしょう。
2.Rejuve(レジュベ) /神楽坂

神楽坂上の交差点から2、3分ほど歩いたところに、ガラス張りのレストラン「Rejuve(レジュベ)」があります。ローフード(※1)を中心としたビーガンメニューが豊富で、ひとつひとつ丁寧に仕込みがなされています。アメリカ西海岸をイメージして作られた明るい店内は、木のぬくもりが感じられる内装です。

こちらはすべてローフードの「サラダランチ」(スムージー、デザート、食後のドリンク付き)です。素材の味をじっくり感じることができ、お腹をやさしく満たします。
ランチもディナーも、食事の前に出てくるお通しは、日替わりのスムージー。
ディナータイムには、野菜料理に合わせてセレクトされたワインやシャンパン、有機農法ビールも用意されているので、それらのお酒も野菜たっぷりの料理と一緒に楽しむことができます。
スムージーはテイクアウトも可能で、季節によって変わる3種類のメニューから選ぶことができます。
※1:ローフード(Raw Food)……48℃以上の熱が加えられていない食べ物のこと。
3.小鉢や/赤坂

マクロビオティックのビーガンレストラン「小鉢や」は、赤坂駅の近く、シナリオ会館というビルの地下にあります。階段を下ってドアを開けると、隠れ家のような、落ち着いた雰囲気のお店に入ります。カウンター席、4人掛けテーブル、そして8人掛けの大きなテーブルがあり、用途と人数に応じて席を選ぶことができます。

こちらの写真はディナーメニューのひとつで、大豆ミートを使った、ビーガンの酢豚です。大きくカットされた美味しい野菜がごろごろ入っており、目で見るのも口に運ぶのもとても楽しい一品。
このほかにも、小鉢のセットや麺類、大豆ミートの料理メニューも豊富に取り揃えられています。ディナータイムの一品料理には、500円で玄米ご飯とお味噌汁、自家製のお漬け物のセットを付けることができます。
日替わりのランチセットはグリーンサラダが食べ放題! また、五葷(※2)を控えた調理は、前日までに予約をすることで対応可能です。
※2五葷(ごくん)……ネギ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギ、ニラのこと。五葷なしの菜食は、オリエンタルベジタリアンと呼ばれている。
4.Vege Cafe Tao /代官山

お洒落な代官山の一角にあるオーガニックカフェ「Vege Cafe Tao(タオ)」。美容室と併設されており、店内は白を基調とした明るい雰囲気。自然光が差し込み、外を眺めながら食事を楽しむことができます。テイクアウト可能なスムージーや野菜果物ジュースもあります。

日替わりのランチは、熊本県の有機野菜を使った野菜のメインプレートに、玄米ご飯、お味噌汁、小鉢が付きます。こちらの写真は野菜と豆腐のグリル。ビーガンなので、卵は使わずに焼かれています。
食後のドリンクメニューには穀物コーヒーも用意されています。穀物コーヒーといえばタンポポやチコリを原料としたものがありますが、これらはノンカフェインなので、カフェインを控えたい方にも対応可能となっています。
5.Island Veggie /広尾

広尾駅から徒歩2分の好立地に位置する、ハワイテイストのお店「Island Veggie(アイランド・ベジ)」。アメリカのアサイーの販売会社として有名なサンバゾンとコラボしたレストランカフェですが、アサイーボウルのほかに、ビーガンバーガーを楽しむことも出来ます。1階席の他に2階席もあり、ゆっくり過ごすことができます。

「Island Veggie」には様々な種類のアサイーボウルがあります。写真は日本でしか見つからない、抹茶アサイーボウル。ベースとなっているサンバゾンのアサイーペーストを、上にのっているフルーツと一緒にいただきます。抹茶パウダーのほんのりした苦みがバナナの甘みとよく合い、アサイーペーストの冷たさがひんやり口の中で広がります。
朝8時からオープンしているので、フルーツモーニングに訪れるのもアイデアのひとつではないでしょうか。
さいごに
いかがでしたでしょうか。魅力的なビーガンレストランやカフェはまだまだたくさんあります。ベジタリアンのひともそうでないひとも、これらのレストランで気軽に野菜食を楽しんでみてください。
お店のコンセプトや調理法のこだわりを聞いてみるのも、面白いかもしれませんね。
Information
meu nota(メウノータ)
住所:東京都杉並区高円寺南3-45-11 2階
営業時間:水 18:00~23:30(L.O.22:30)、木~日 ランチ12:00~15:00/カフェ15:00~23:30(L.O.22:30)
定休日:月曜日、火曜日 ※不定期
Wi-Fi環境:-
クレジットカード:-
言語対応レベル:簡単な英語対応は可能、英語メニューあり
アクセス:JR中央・総武線、東京メトロ東西線「高円寺」駅南口より徒歩約5分
価格帯:1,000~3,000円
電話番号:03-5929-9422
公式HP:http://meunota.com/
Rejuve(レジュベ)
住所:東京都新宿区岩戸町7−3 コンフォリア神楽坂DEUX 1F
営業時間:ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)/ディナー 18:30~22:00(L.O.21:00)/スムージーテイクアウトは10:00~21:00のみ
定休日:木曜日
Wi-Fi環境:-
クレジットカード:可(VISA、MASTER)
言語対応レベル:英語対応可能、英語メニューあり
アクセス:都営大江戸線「牛込神楽坂」駅 A3出口より徒歩1分、東京メトロ東西線「神楽坂」駅 1番出口(神楽坂口)より徒歩6分、JR・東京メトロ「飯田橋」駅 B3番出口より徒歩9分
価格帯:1,000~4,000円
電話番号:03-6280-8310
公式HP:http://restaurant-rejuve.net/
小鉢や
住所:東京都港区赤坂5-4-16 シナリオ会館B1F
営業時間:ランチ 11:30~14:00/ディナー 17:30~22:30(L.O.21:30)
定休日:日曜日、祝日
Wi-Fi環境:-
クレジットカード:可(VISA、MASTER、JCB、AMEX)
言語対応レベル:簡単な英語対応は可能、英語メニューあり
アクセス:東京メトロ千代田線「赤坂」駅7番出口より徒歩1分
価格帯:1,000~3,000円
宗教情報:五葷対応可能
電話番号:03-3584-0002
公式HP:http://www.kobachi-ya.com/index.htm
Vege cafe Tao
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-33-36 代官山MB 2F
営業時間:11:30~19:00
定休日:火曜日、第1・第3月曜日
Wi-Fi環境:-
クレジットカード:-
言語対応レベル:日本語のみ(メニューは写真あり、英語表記なし)
アクセス:東急電鉄「代官山」駅東口より徒歩1分
価格帯:1,000~2,000円
電話番号:03-3584-0002
公式HP:http://www.tao-daikanyama.com/cafe.html
Island Veggie
住所:東京都渋谷区広尾5-3-9 CASビル1F
営業時間:8:00~19:00
定休日:不定休
Wi-Fi環境:-
クレジットカード:可(JCB、AMEX)
言語対応レベル:簡単な英語対応は可能、店内に英語メニュー表記あり
アクセス:東京メトロ日比谷線「広尾」駅2番出口より徒歩2分
価格帯:1,000~2,000円
電話番号:03-6277-0962(予約受付はパーティーのみ)
公式HP:http://www.islandveggie.com/