ライター FukuiTakao
今だけ!春日大社 20年に一度の「式年造替」で、140年ぶりの特別参拝を

世界遺産に登録された「古都奈良の文化財」の一つ、春日大社。そこで現在行われている特別な行事が、「式年造替」(しきねんぞうたい)です。20年に一度と言われても、一体何が?という方も多いかもしれません。

世界遺産に登録された「古都奈良の文化財」の一つ、春日大社。そこで現在行われている特別な行事が、「式年造替」(しきねんぞうたい)です。20年に一度と言われても、一体何が?という方も多いかもしれません。
「式年造替」とは
「式年」というのは「定まった一定の年限」、「造替」というのは「社殿を造り替える」という意味。神さまが、およそ20年に一度、普段お住まいの家(御本殿)から仮住まいの家(御仮殿)にお移りになり、その間に本殿の建て替え、あるいは修復を行います。
西暦768年の創建以来1200年にわたって、20年に一度行われてきた春日大社の「式年造替」。60回目を迎えた今回は、御本殿から御仮殿に遷りになるのが3月27日。その後、御本殿にお還りになるのが来年2016年11月6日と定められています。