東寺 -歴史と最新技術の調和で魅せる1200年−

東寺 -歴史と最新技術の調和で魅せる1200年−

このお寺の門は、思わず背筋をピンと伸ばしてしまう荘厳さ。

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このお寺の塔は、口をポカンと開けてしまうぐらいの大きさ。

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ここは東寺。数多くの国宝が収められている世界遺産です。

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京都の多くの寺院は山奥に存していますが、東寺は珍しく市街地に位置しており京都駅からだと徒歩15分ほどで着きます。駅からアクセスしやすいということで観光客に人気のお寺の一つ。

しかしその他にもこのお寺には様々な魅力があるのです。

京都のシンボル、五重塔

京都駅からも見えるこの五重塔。近くに寄れば寄るほど、あまりの高さにため息がこぼれます。
それもそのはず、東寺の五重塔は、高さ55mと、木造の建造物としては日本一高さを誇るのです。
五重塔の中には、かつて弘法大師が持ち帰った仏舎利(釈迦の遺骨)が収められていると伝えられています。

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実はこの五重塔、過去に4回も焼亡をしています。その原因はほとんどが雷。現在の五重塔は1644年に立てられた5代目です。
焼亡するたびに何度も立て直され、東寺のシンボルとして愛でられてきた五重塔。それは現在も変わりません。

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写真:京都の桜写真
春はしだれ桜との素敵なコラボレーションを見せてくれます。

東寺の仏像たち

東寺にはたくさんの仏像が納められています。中でも絶対に見ておきたいのが、東寺の本堂である金堂(こんどう)と、講堂の仏像たち。
お堂に入ると、線香の匂いが不思議な雰囲気を醸し出しています。そんな雰囲気の中で、厳しく、優しく私たちを見下ろす仏像たち。

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金堂には、東寺のご本尊である薬師如来坐像が。その両脇には両脇侍像として日光菩薩、月光菩薩が安置されています。

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講堂には大日如来を中心に、全部で21体の仏像が整然と安置され、立体曼荼羅を形作っています。密教の世界観を表した空間に身を置いて、仏像たちがどんなお顔をし、またそのお顔や仏像の並べ方にどのような意味が込められているのかを感じてみましょう。

拡張現実(AR)技術を用いたガイドブック

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カメラが捉えた映像に、立体アニメや画像を合成することで、見るものにより鮮明な情報を伝えることを可能とする技術、拡張現実(AR)というものを皆さんは知っていますか?

東寺では、この最先端の技術をガイドブックに取り入れているのです!

スマートフォンのアプリでコードを読み取ると、鮮明な動画を楽しめます。普段は中々近づいて見ることのできない仏像のお顔をじっくり間近に見られるだけでなく、建物や曼荼羅の解説も聞くことができ、東寺や密教の世界観をより深く理解する手助けになるでしょう。

このガイドブックは300円とお求めやすい価格。東寺売店で販売しています。拝観の素敵な思い出の一つになることでしょう。

歴史と最新技術。いくつもの顔を持つ東寺

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五重塔や仏像など古くからのものを大切に守り続けるだけでなく、拡張現実(AR)を用いたガイドブックで拝観者を楽しませてくれるという面も持ち合わせる東寺。

広い境内は季節ごとに表情が変わります。早朝のしんとした空気の中流れてくる読経に身を浸すもよし、毎月21日に開かれたくさんの人で賑わう弘法市で京都の生活文化を楽しむもよし。
いくつもの表情を持つ魅力的なお寺です。

Information

東寺

住所:京都府京都市南区九条町1
電話番号:075-691-3325
営業時間:3/20~9/14 8:30~17:30、9/20~3/19 8:30~16:30
最寄り駅:近鉄東寺駅
アクセス:近鉄東寺駅より徒歩約10分。JR京都駅 八条口より徒歩約15分
拝観料:金堂・講堂 500円、御影堂・食堂(じきどう)の拝観は無料
公式HP:東寺

執筆者&翻訳者

島根と京都が大好きな18歳。
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