ライター SakamotoAyako
京都・東寺 弘法市 — 毎月21日にだけ開かれる市場で、掘り出し物探そう!

そびえ立つ五重塔がシンボルの世界遺産のお寺、東寺(とうじ)。 普段は静かに、そして厳かに来る者を迎えてくれるこのお寺ですが、毎月21日だけは市場となり、普段とは全く異なった姿を見せてくれます。

そびえ立つ五重塔がシンボルの世界遺産のお寺、東寺(とうじ)。
普段は静かに、そして厳かに来る者を迎えてくれるこのお寺ですが、毎月21日だけ普段とは全く異なった姿を見せてくれます。
それは「弘法市」という市場が開かれるから。
21日、青空の下に厳然としてそびえる東寺の慶賀門をくぐると、

所狭しと並ぶお店、大勢の人!

本当にここはお寺の境内なのかと自分の目を疑うほどです。
日本の市場と言うと、多くの人が東京の築地場外市場や京都の錦市場といった、生鮮食料品を売り買いする場所、というイメージを抱くかもしれません。
しかし、この弘法市では布や骨董品(陶器の食器や花瓶)を扱ったお店が食べ物のお店よりも多く出店します。このことから地元の人たちの間では「布市」、「骨董市」、または「弘法さん」などと呼ばれ、古くから親しまれています。