ライター 岡部 遥佳
日本酒の世界にひたる。広島にある酒の都「西条」の蔵めぐり

広島県東広島市西条町は、日本でも有数の「日本酒」の町。伏見や灘に並び、美味しい日本酒が飲める町として知られています。さらに、原爆ドームなどで知られる広島市からも電車で数十分の距離にある、観光にはうってつけの町なのです。そんな西条で、日本酒や日本らしい酒蔵通りを巡る旅を紹介します。
日本でも有数の酒の町「西条」

広島県東広島市西条町。日本でも有数の「日本酒」の街として知られています。
日本酒とは米から作る日本独自のお酒で、日本全国で製造されています。中でもこの西条町は、酒造りに適した気候と水質のよさが認められ、たくさんの日本酒製造業者が集まっているのです。
たとえばJR山陽本線の西条駅から数分歩けば、「酒蔵通り」と呼ばれる通りが存在します。酒蔵(さかぐら)とは、酒を作り、たくわえておく蔵のこと。そんな酒蔵がひとつの通りにいくつも並んでいるのですね。
今回は西条駅から近い、白牡丹酒造、西條鶴醸造、亀齢酒造、賀茂鶴酒造の5つを訪れました。
※紹介順は、筆者の訪問した順番です。