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つけ麺の「あつもり」って何?知っておきたい、つけ麺の知識

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つけ麺をあつもりで食べよう

最近は、日本にラーメンを食べに来る訪日観光客が増えてきました。池袋の人気店には毎日行列ができていたりと、日本のラーメンはとても人気です。

けれども、日本人の場合はラーメンではなく「つけ麺」を食べに行ったりしますよね。そんな日本人が日頃食べている「つけ麺」ですが、まだまだ海外には知られていないのが現状です。

そこで今回は、つけ麺の基礎知識と「ラーメンとは似て非なるもの?つけ麺の美味しい食べ方」には書かれていない、「あつもり」に関して紹介します。

つけ麺の歴史

つけ麺(つけめん)は、麺をスープにつけて食べるスタイルの麺類です。店によってはもりそばつけそばザルとよばれていることもあります。

つけ麺の歴史にはいろいろな説がありますが、最初につけ麺を考えたのは、1955年(昭和30年)に東京都にある大勝軒にの店主である山岸一雄と言われています。山岸氏が東池袋の大勝軒を創業する前の17歳の時に勤めていた店で、残ってしまった麺をスープと醤油が入った器に入れて浸して食べていたのがきっかけだそうです。

最初は、スープは熱く、麺は冷たくが基本だった

ラーメンでは、茹で上がった麺をそのままスープの入った丼に入れてしまいますが、つけ麺では、茹で上がった後に水で締めるという作業があります。こうすることによって、麺の余分な滑りを洗い流して舌触りや喉越しを良くするだけでなく、お湯の熱でやや伸びた麺をキュッと引き締め、しっかりした麺のコシを出すことができるのです。

人間で言えば、洗顔後を想像して頂ければわかりやすいかと思います。洗顔をして顔を拭いた後に、化粧水などを使う人は多いのではないでしょうか。それによって、肌の状態を健やかに保ったりするのと同じように麺も仕上げに一手間加えることで、よりその良さを引き立てることができるのです。

あつもりとは?


あつもりは茹で上がった麺をいったん冷水で締めて、その後もう一度お湯に通し、温めた麺をを熱いつけダレで食べます。こうすることによって、つけダレが冷めず、熱いまま味わうことができます。ただし一部の店では、麺を一度冷やして再度温めるということをしないで、茹で上げたまま出すこともあるので、注意が必要です。

あつもりを食べてみましょう!

麺とつけダレが届いたら、あとは食べるだけ。つけ麺の特徴として、スープにつける麺の割合を自分で調整できるということです。ラーメンと同じように、麺を全てスープにつけてもよいですし、麺の美味しさをメインに味わうなら、麺の3~4割ほどをつけても食べても大丈夫です。

麺が温かいので、つけ汁に麺を全部つけてもつけ汁の温度が下がらないので、麺とスープを存分に絡ませて食べてもよいです。

麺を食べ終わったら、スープ割りを注文

麺を食べ終わったら、スープ割りを注文しましょう。
※スープ割りは多くの店で無料です

つけ麺の麺は太い麺がほとんどです。その為、スープも太い麺に絡むように濃厚なものが多いのです。そのまま飲むには味が濃いものも多いため、最後にダシ汁で割るというシステムになっています。

店員さんに声をかけてスープ割りを入れてもらう店や、声をかけてスープ割りを持ってきてもらう店が多いですが、まずは店員さんに「スープ割りください」と聞いてみてください。

つけ汁に新たなダシ汁が加わることによって、また少し違った味わいのスープを
楽しむことができます。いろいろなお店を巡って、その違いを楽しんでみてください。

自分の好みのお店を見つけた場合、写真のようにスープも全部飲みきってしまいます。日本のラーメンやつけ麺は世界でも人気なので、日本に来た際には是非味わってみてください。

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