
ミドリムシが入った健康ラーメン?!「麺屋 六感堂」
ラーメンと聞くとどうしても不健康なイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。油がたくさん入っている、塩分が高いなど。
今回ご紹介するラーメン店はユーグレナ(ミドリムシ)が麺に練りこまれた「グリーン麺」を提供する「麺屋 六感堂」です。ミドリムシとは、海苔やワカメと同じ藻の一種です。栄養価を豊富に含んでおり、日本ではスーパーなどに健康食品としてミドリムシ入りの食品が並んでいるほどです。
お洒落!カフェのようなラーメン店
「六感堂」は池袋駅から徒歩8分ほどのところにあります。お店の外観はラーメン店というよりカフェのような雰囲気を漂わせています。
店内はカウンター席のみ。スタッフが料理している姿を間近で見ることができます。緑を基調として木を多用し、ポップな雰囲気にあふれています。壁にかかっているシャツやパーカーは六感堂のオリジナル商品で、購入することもできます。
入店すると右手に食券機があります。
食券機には日本語しかありませんが、右隣の壁には写真付きで英語表記のメニューや食券機の使い方などの案内があります。日本語がわからなくても安心して利用できるでしょう。
人気No.1:塩グリーン麺 ゆずみつば(950円)
今回は六感堂で一番人気は「塩グリーン麺 ゆずみつば」です。緑色の麺に三つ葉(さわやかな香りが特徴の日本料理によく使用されるハーブ)や、味だけでなく色合いのアクセントにもなっているゆず(酸味や香味を持つ柑橘類の一つ)などがトッピングされ、とても鮮やかです。
このスープの出汁(だし)は動物系(鶏や豚など)を一切使わずに魚介のみを使用しています。また油をほとんど使用しておらず、MSG(化学調味料)も使われていないので、あっさりした濁りのない透き通るような塩味のスープに仕上がっています。
トッピングの赤玉ねぎの程よい辛味が味にコントラストを演出。さらに上にたっぷりと乗っている三つ葉とゆずをスープに合わせることで、さわやかな香りがスープに馴染み、またシャキシャキとした食感が良いアクセントに。体に優しいスープです。
六感堂の一番の特徴といえる緑色の麺は自家製の中細ストレート麺。細いのにもちもちとした食感です。北海道産の小麦粉を使い、そこに石垣産のユーグレナを練りこんでいます。興味をそそられながら食べてみると臭みはなく、味において普通の麺と特に変わりはなさそうです。しかしユーグレナには59種類もの栄養素が含まれているとのこと。そのため健康を気にして栄養バランスを考えている方にはもってこいです。
チャーシューは鶏と豚の2種類を使用しています。豚のチャーシューはユーグレナの麺やスープに合うように改良を重ね、脂身の少ない肩ロースを使用。いずれも低温で長時間じっくりと調理されているため、柔らかく、旨味が凝縮されているのがわかります。
ラーメンから蕎麦に?
席の目の前の調味料にも一手間が。あっさりしたスープに七味唐辛子を加えると和食の蕎麦(そば:穀物の一種であるそばの実から作られた日本の麺類)を感じさせる味になり、荒挽黒胡椒を加えるとスパイスが効いて一層塩ラーメンの風味が際立ちます。
また左の香味油はスープを作るときに使用する油とは異なるもので、これも自家製とのこと。店長に伺ったところスープにレンゲ一杯分の香味油を加えると一気にコクが増すとのこと。ひとつのラーメンでも様々な味を楽しめるのは六感堂ならでは。非常に計算されたラーメンです。
まとめ
今回は「塩グリーン麺 ゆずみつば」を紹介しましたが、レギュラーメニューとして塩以外に醤油味のラーメンもあります。またグリーン麺の他に普通のホワイト麺もあるので、食べ比べてみても良いでしょう。お洒落な雰囲気で一風変わった健康的なラーメンを食べてみてはいかがですか。
Information
麺屋 六感堂
住所:東京都豊島区東池袋2-57-2 コスモ東池袋 101
営業時間:11:00~21:00(売切次第終了)
定休日:不定休
Wi-Fi環境:-
クレジットカードの有無と種類:-
言語対応レベル:-
他言語メニューの有無:有(英語)
最寄り駅:池袋駅(JR線,東京メトロ丸ノ内線,東京メトロ副都心線,東武東上線,西武池袋線)
アクセス:「池袋駅」東口から徒歩約8分
価格帯:〜1,000円
宗教情報:-
電話番号:03-5952-6006
公式HP:麺屋 六感堂