
日本の味"ラーメン"をさらに美味しくする定番トッピング7種
「ラーメン」は日本を代表する料理。麺とスープ、それから各種のトッピングによって、その味わいは大きく変化します。もちろん人によって好みもあるでしょう。
本記事では、ラーメン屋さんの定番トッピングについて説明していきます。ラーメンを注文する際のヒントとしてください。
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1.チャーシュー
まずは「チャーシュー」。ほとんどのラーメンにトッピングされている、定番の具材です。主に豚のバラ肉を使用している店が多く、焼いたあと調味液で長時間煮込んで作ります。甘めの味付けだったり辛めの味付けだったり、スープに合うように工夫されています。
またチャーシューの代わりに角煮をトッピングしている店もあります。角煮とは一口大に切られた豚のバラ肉を調味液で香味野菜と一緒に煮込んだもの。甘めの味付けでトロッと柔らかいのが特徴です。
肉の厚さ、固さ、味の濃さ、脂身の量などによって、チャーシューの味は全く異なります。自分ごのみのチャーシューを探してみましょう。
2.味付玉子
玉子もラーメンのトッピングとして人気の高い具材の一つです。半熟のゆで卵を調味液に漬け込んだ「味付玉子」は特に人気。
調味液は主に醤油ベースのものが多く、味の染み込んだ白身とまろやかでトロッとした黄身がどんなラーメンにも抜群に合います。濃厚な味付けの味噌ラーメンには、味付玉子の代わりに生卵などがトッピングされていることもあります。
3.メンマ
"シナチク"とも呼ばれる「メンマ」は、タケノコを乳酸発酵させた加工食品です。コリコリとした噛み応えがあり、噛むごとに旨味と甘みを感じることができます。この食感と独特の香りがクセになる人も多いようです。
4.ネギ
ほとんどのラーメンには野菜がトッピングされています。味噌ラーメンにはもやし、塩ラーメンにはキャベツなど、それぞれの味に合わせて野菜のトッピングが異なります。その中でも、ジャンルを問わずトッピングされることの多い野菜が「ネギ」です。ネギの香りがラーメンのしつこさを軽減してくれ、さらにシャキシャキした食感を加えてくれます。
5.海苔(のり)
「海苔」がトッピングされているラーメンも多いですね。海苔にはたんぱく質、食物繊維、ビタミン、カルシウムなどたくさんの栄養があります。食べ方は人それぞれで、パリパリの状態を好む人は海苔を先に食べたり、麺と一緒に食べたい人は麺に巻いたりしています。またセットでご飯を頼み、スープを充分に吸った海苔をご飯に巻いて食べる方もいます。自分なりの食べ方を見つけてもよいですね。
6.おろしにんにく
ラーメン屋に行くとテーブルの上にはたくさんの調味料が並んでいます。「おろしにんにく」は、それらの調味料と並んで置いてあることが多く、セルフでトッピングすることができます(追加料金を支払って注文する場合もあり)。
にんにくには強い臭いと独特の辛味があるので、まずは注文したラーメンをそのまま味わってから、"味を変えたい"と思ったときに加えてみてください。
7.その他
「コーン」や「バター」がトッピングされているラーメンもあります。コーンはシャキシャキとした食感と甘みがラーメンの脂っこさを緩和し、バターはスープのコクを一層増してくれます。特にこの2つのトッピングは味噌ラーメンに入っていることが多いですね。子供から大人まで人気のある組み合わせです。
トッピングによって、ラーメンの魅力は大きく広がります
トッピングはラーメンや店によって異なるものです。そのため好みでトッピングを足して、カスタマイズするのもいいかもしれません。トッピングはどれも80円〜200円くらいです。
また最近ではカイワレダイコンやキクラゲ、パクチーなど、ユニークでバラエティに富んだトッピングを提供するお店も現れています。一風変わったラーメンも流行っているので気になったら調べてみるといいでしょう。
トッピングを加えると、ラーメンの味はさらに変化します。食べ慣れた味も、トッピングひとつでまた違ったおいしさを感じさせてくれることでしょう。
日本でラーメン屋に入ったら、メニューを注文するだけでなく、食べたことのないトッピングにもチャレンジしてみてください。