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5000杯食べたマニアが徹底解説!ラーメン・つけ麺・油そばの違い

エリア
東京
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1.ラーメンとつけ麺の違いについて

現在では多くのラーメン店で見かけるようになったつけ麺ですが、筆者は超がつくほどのラーメンマニアということもあってか、時々友人から以下のようなことを聞かれたりします。

・なんで麺とスープが別々なの?
・スープは熱いのに、麺はどうして冷たいの?
・スープ割りって何?

日本人ですら、このように思っている人が多いのに、訪日旅行中の友人とつけ麺を食べた際は、なおさら不思議に思われて色々と聞かれました。そこでここでは、筆者の個人的見解を交えつつラーメンとつけ麺の違いや、つけ麺のおいしい食べ方について解説していきます。

1.1 そもそもつけ麺って何?

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つけ麺とは上の写真のように、麺とスープが別々の器に盛られたものです。豚骨や鶏の濃厚なスープに魚介を加え、太麺を絡めて食べるのが日本のつけ麺では定番となっています。

ラーメンが茹で立ての麺を熱々のスープに直接投入するのに対し、つけ麺の場合は茹でた麺を水で締めてから別の器に盛り付けます。この水で締める作業が、つけ麺における最大のポイントになります。

1.2 まずは麺だけで味わう

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では、なぜ麺を水で締めるのかというと、麺の味をより引き立てるためです。こうすることで、余分なぬめりを洗い流して舌触りや喉越しを良くするだけでなく、お湯の熱で伸びた麺を引き締め、しっかりとしたコシの強さを出すことができるのです。

そんな素晴らしい麺の味をしっかり堪能するためにも、まず麺をそのまま食べてみることをオススメします。特に人気店でつけ麺を食べれば、麺にもきちんと味があって、それだけでもおいしく食べられることに、初めての人は驚くはず。

お店によっては、スープとは別に、麺につけるための塩などを用意してくれるところもあります。

1.3 麺を素早くスープにつけて食べるべし

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最初に麺だけで堪能したら、あとはもうスープにつけてひたすら食べるのみです。

ラーメンと違って、スープにつける麺の割合を自分で調整できるのが、つけ麺のいいところです。ラーメンのように麺をすべてスープにつけなくても大丈夫。例えば、麺の味わいをメインに楽しむなら半分程度にとどめておく、といった感じです。つけ麺の種類にもよりますが、筆者は一般的な濃厚スープのつけ麺の場合、半分から7割程度つけることが多いです。色々試して、皆さんのお好みのバランスを見つけてください。

ただ1つ、絶対にやってはいけないのが、麺をスープにつけたまま放置することです。そうするとあっという間にスープが冷めてしまい、はっきり言っておいしくないです。冷めてもおいしいスープと謳っている店もありますが、それは本当に一部の例外のみ。そのため、麺は一口で食べられる量を素早くスープにつけていただくのがオススメです。これだけは、気をつけてください。

また、「熱盛り」といって麺を熱い状態で食べるつけ麺もあるものの、これも基本的にはオススメしません。スープが冷たくなるのは防げますが、結局は前述した麺本来の味わいを損ねてしまうためです。

1.4 〆のスープ割りで最後までおいしく

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つけ麺の麺を食べ終わった後のお楽しみがスープ割りで、これはざる蕎麦を食べたあとに出される蕎麦湯(蕎麦をゆでた汁)に由来すると言われています(諸説あり)。つけ麺は麺に主軸を置いているため、それに負けないようスープも存在感ある濃厚なものが多いです。したがって、そのままでは飲むのにあまり適さないため、最後に別の出汁で割って飲みやすくするのがスープ割りの意義です。

このお店ではポットに入った状態でスープ割り用の出汁が置かれていますが、店員さんに入れてもらう仕組みのところも多いです。わからなければ、店員さんに「スープ割りください」と一声かけてみてください。

スープ割りにもお店のこだわりが詰まっており、その出汁の種類は魚介や鶏など実にさまざま。基本的にスープ割りは無料サービスなので、お腹に余裕があれば遠慮なく頼んでみてください。

新たな出汁が加わることにより、スープの味が変わって最後まで飽きずに楽しめるはず。お店によっては、日替わりでスープ割り専用の出汁を作っているところすらあり、本当に無料でいいのかと思ってしまうぐらいです。

ここまで、ラーメンとつけ麺の違いと、その食べ方について説明しましたが、これがすべて正しいというわけではありません。たくさんのラーメン店を巡って、さまざまなつけ麺に触れると同時に、皆さんならではの食べ方を見つけてみてください。

2. ラーメンと油そばの違いについて

続いて、特に東京では多くのラーメン店で提供されるようになった油そばについて、これも筆者は時折友人から以下のようなことを言われます。

・油そばとラーメンって何が違うの?
・「油」って文字が入ってるけど、ラーメンよりも身体に悪いんじゃないの?

つけ麺の場合と同じく、これも筆者の個人的な見解を交えつつ、油そばに関する疑問や食べ方についてもお答えしていきます。

2.1 そもそも油そばって何?

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油そばとは、大雑把に言ってしまえばスープのないラーメンです。ラーメンのスープは醤油や塩などの元ダレに豚骨や魚介などの出汁を加え、さらに香味油を入れるのが一般的な作り方ですが、油そばの場合は出汁の部分がなく、入るのは少量のタレと油のみになります。

タレと油の入った丼に茹でた麺を入れ、その上にラーメンと同じくチャーシューやネギなどのトッピングを盛り付けていきます。場合によっては、トッピングを盛り付ける前に、麺とタレ・油をよく混ぜてくれるラーメン店もあります。

2.2 油そばの食べ方

5000杯食べたマニアが徹底解説!ラーメン・つけ麺・油そばの違い

油そばの食べ方の基本は、写真のようにとにかくよく混ぜること。タレが丼の底に沈みやすいため、よく混ぜて油そば全体に味をなじませる必要があります。

店員さんからも、よく混ぜてから食べるようアナウンスがあることも多いです。ただし、あらかじめよく混ぜられて提供される場合は、その必要はありません。

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また、途中で調味料を使って味の変化を楽しむのも、油そばではオススメの食べ方。油そばはスープがない分、麺とタレの味を生かしたシンプルな構成になっていることが多いためです。

調味料はラー油や酢・ニンニクなどが定番で、ここはお店の個性が出ます。基本的に卓上に置いてある調味料は無料ですが、有料トッピングを用意しているところもあります。

2.3 実は油そばってヘルシー?

油そばという名前から、高カロリーで身体に悪い食べ物じゃないのかと思うかもしれませんが、実は油そばはラーメンよりヘルシーな食べ物と言われているのです。

真剣にダイエットを考えている人にはオススメできないものの、スープがない分、ラーメンより塩分もカロリーも低いのです。ただし、あくまでもスープがないからその差が生まれるのであって、ラーメンの場合でもスープを飲まなければ、両者の間に大きな差はありません。その点は、油断しないようにしてください。

3. 日本のつけ麺と油そばを食べ尽くそう

これで、ラーメンやつけ麺が一体どのようなものかということと、ラーメンとの違いについて理解していただけたかと思います。ぜひこの記事を参考に、日本のつけ麺や油そばをたくさん食べてみてください。きっと、皆さんの好みに合う1杯が見つかるはずです。

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