大館ぐるみ温泉郷

大館ぐるみ温泉郷は、秋田県北部に位置し、青森県と隣接する大館市にあります。市の南東部には秋田藩主が湯治場として利用した県内随一の歴史を誇る大滝温泉、東には新緑や紅葉が美しい長木渓谷で知られる雪沢温泉、北は青森県との県境に位置し、天然秋田杉の美林で知られる矢立峠に抱かれた矢立温泉、西には白神山地に属する田代岳の麓に位置する一軒宿のたしろ温泉、南には大葛金山の麓にあり、慶長4年(西暦1600年)或いは慶長7年に発見されたと言われる大葛温泉の他、市街地にある釈迦内温泉・ほうほう温泉・東台温泉・おおだて温泉など、市内すべての温泉を含み、温泉地別に様々な特徴を有した温泉郷となっています。 　大館ぐるみ温泉郷では、秋田犬発祥の地として、JR大館駅前に大館の魅力発信と秋田犬に逢える「秋田犬の里」や、温泉宿の看板犬として秋田犬が活躍する温泉もあります。また、郷土料理として有名な「きりたんぽ」を提供する温泉宿や飲食店も多くあり、新米の収穫される秋には「きりたんぽ」祭りを開催するほか、冬には、「アメッコ市」、春には「桜まつり」、夏には「大文字祭り」と四季折々のイベントに併せ温泉を楽しめる温泉郷となっています。