梅ヶ島温泉郷（梅ヶ島・新田・金山・コンヤ）

梅ケ島温泉郷は、静岡市を流れる清流「安倍川」の上流域に位置する「梅ヶ島温泉」、「梅ヶ島新田温泉」、「梅ヶ島金山温泉」、「コンヤ温泉」の総称で、緑豊かな大自然の中にある。 　周囲を八紘嶺(はっこうれい)、大谷嶺、山伏(やんぶし)、安倍峠、十枚山などに囲まれ、春から夏は新緑に、秋は紅葉に染まる山々は、日本三大崩れの一つである「大谷崩れ」のほか、「安倍の大滝」、「赤水の滝」を始めとした「梅ヶ島七滝」など、ダイナミックで荒々しい自然環境を形成している。 　梅ヶ島温泉の歴史は古く、戦国時代は梅ヶ島金山を巡って今川氏と武田氏が長く勢力を争い、武田支配後は「信玄公の隠し湯」として合戦で傷ついた侍の診療所の役割を担うなど、古くから湯治場として栄えてきた。湯治客の記録から、徳川家康や徳川家忠、勝海舟、清水次郎長、山岡鉄舟、乃木希典などが訪れたと言われている。 　泉質は、梅ヶ島温泉とコンヤ温泉は単純硫黄泉、新田温泉と金山温泉はナトリウムー炭酸水素泉と異なる二種類の泉質が楽しめ、どちらもなめらかな肌触りの湯で、美肌にも効果があると言われている。 梅ケ島温泉郷の写真ギャラリー 梅ヶ島温泉の源泉 梅ヶ島温泉の源泉 コンヤ温泉周辺の紅葉 コンヤ温泉周辺の紅葉 安倍の大滝 安倍の大滝 梅ケ島温泉郷の見どころ 紅葉、源泉(梅ヶ島温泉)、安倍の大滝、赤水の滝、大谷崩れ(日本三大崩れ) 梅ケ島温泉郷へのアクセス JR静岡駅からしずてつジャストラインで約1時間45分、新東名高速道路「新静岡I.C.」から車で約50分 MAP　梅ヶ島温泉