浜坂温泉郷

兵庫県の最西北端、周囲を海と山に囲まれた新温泉町は、山陰海岸国立公園のちょうど真ん中、ダイナミックな自然景観と豊富でやわらかい温泉の町、そして、人情あふれるあったかい町です。海水浴や自然観察、文化・歴史は訪れる人々をゆったりのんびりさせてくれます。また、浜坂港より定期運行している観光遊覧船からの眺めは特におすすめで大自然のパノラマと日本屈指の海岸美が満喫できます。2010年には、山陰海岸が「世界ジオパーク」に認定されました。 　荒々しい日本海の海の幸は、コリコリとした食感と、口の中にしっとり広がる甘いかおりを楽しませてくれます。特に、漁獲高日本トップクラスの「冬の味覚の王様松葉ガニ」と「春を告げる珍味ホタルイカ」は絶品です。 　浜坂の温泉は３箇所。浜坂温泉・七釜温泉・二日市温泉があり、浜坂温泉郷と呼んでいます。平成３（1991）年に国民保養温泉地に指定されて以来、浜坂温泉郷は、地元住民や観光客の健康と療養のために利用されています。町内には旅館・民宿が軒をそろえ宿泊施設が充実しています。「ユートピア浜坂」や「浜坂海岸レクリエーションセンター」と平成17（2005）年７月にオープンした、七釜温泉「ゆ.らく館」は、気軽な温泉施設です。「浜坂温泉保養荘」は体にやさしい療養施設として整備され、宿泊しながらの長期温泉療養が可能です。 　また、自宅で温泉を楽しめる全戸配湯は、浜坂温泉郷のもう一つの自慢です。