若栄屋

若栄屋は江戸時代には「大谷屋」という屋号で営んでいました。時代が明治へ移り変わる頃、お殿様から「若く栄える」という意を込めた「若栄屋」と名を与えられました。その昔、杵築のお殿様が大谷屋（当時の若栄屋）の鯛茶漬を食べて「うれしいのぅ」と口にしました。そこから、この鯛茶漬は「うれしの」と名付けられました。鯛茶漬うれしのは若栄屋によって脈々と受け継がれてまいりました。今では十六代当主がその味を受け継ぎ、守っております。 若栄屋自慢の味「鯛茶漬うれしの」をお客様と共に継いでいければと心より願っております。