牛久大仏

正式名称は牛久阿弥陀大佛。高さは阿弥陀如来の十二の光明にちなんで120m（像高100m、台座20m）。奈良の大仏（像高14.98m）が掌に乗ってしまうほどの巨大さです。立像の高さでは世界3位、青銅（ブロンズ）製立像としては世界最大で、ギネスブックにも登録されています。その迫力に思わず驚きの声をあげてしまうでしょう。 牛久大仏がある浄土庭園は仏教・浄土真宗の宗教施設ではありますが、宗教問わず楽しめます。園内にはうさぎやヤギと触れ合える小動物公園、約2万平方メートルのお花畑、仲見世、食事処などがあり、大仏見学以外にもお楽しみいただけます。 牛久大仏は1993年に完成しました。浄土真宗の開祖である親鸞聖人（しんらんしょうにん）が、関東での布教の拠点にしたのが牛久大仏のある茨城県であったことが、この地に大仏が作られた理由です。 奈良時代、大仏は大地震や干ばつで苦しむ人々を救い、安寧の世になるようにと願いを込めて、多くの人が力を注ぎ、各地に作られました。 今でも多くの日本人が、平和や健康を願い、参拝しています。 牛久大仏は、アメリカの自由の女神よりも3倍も大きく、その大きさは、30階建てのビルに匹敵するほど。想像を超える迫力です。さらに、牛久大仏の中を見学できる「胎内拝観」ができ、この巨大な牛久大仏の胸部分（地上85メートル）にあるフロアから見る景色は圧巻！お天気が良ければ富士山を見ることができます。