日蓮宗の総本山である山梨県の身延山。今から約550年前、身延山久遠寺の第11世の法主(ほっす)であった行学院日朝大上は、この山の麓、東谷と呼ばれる場所に『行学院 覚林坊』を開かれました。歴史的木造建築の重厚感と静謐な雰囲気の建屋に加え、その敷地内には徳川家寄進の日朝堂や、夢窓国師が手掛けた日本庭園を擁する、まさに日本の歴史や伝統技術、侘び寂びや美を凝縮した空間です。そんな場所を満たすのは、気さくで温かい女将さんやスタッフのホスピタリティ。そんな質の高いサービスに感動したお客様の声を聞きつけて、今や海外からも多くの旅行者が訪れる宿坊として育てていただきました。 そんな当宿の自慢は、コーシャやヴィーガンにも優しい精進料理や仏教文化を体験できるアクティビティの数々。あけぼの大豆や湯葉など地場産品をふんだんに使ったお料理に始まり、身延山の久遠寺で開催される御会式万燈行列を模した”お祭り体験”や、仏事で心込める仏具の数珠を造る体験など、身延の地に根づく伝統・文化・工芸をそのまま楽しんでいただけるリアルジャパンなアクティビティです。 そして身延での滞在がより特別なものになるよう、新たに覚林坊の別邸のスイートルームとして加わったのが『迎賓館えびす屋』です。かつて酒造りにより、この地で財を築いた名家「望月家」が擁した築90年の邸宅を、いまに甦らせた一棟貸しのこの古民家は、身延の地で過ごすお客様の時間をより特別なものに変えてくれます。また、室内に配置された工芸品の多くは、宿の女将である樋口純子が惚れ込んだ地元のアーティストたちの作品。身延の地に集積された歴史や技術、そして人々の想いの結晶を、ここ『迎賓館えびす屋』で、ご堪能ください。 あなたと身延でお会いできることを、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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