隠岐モーモードーム

隠岐の牛突きは、800年前に始まったとされる日本最古の伝統的な牛相撲です。1221年に隠岐に配流された後鳥羽上皇をもてなすために、隠岐の民が始めたとされています。後鳥羽上皇は、1239年に60歳で亡くなるまで隠岐の島（中ノ島）で余生を過ごされました。中之島ではゆかりの地を訪ねることができますが、現在、牛相撲が行われているのは道後島だけです。 伝統的な試合では、1頭の牛が闘いから離れ、敗北を示した瞬間に勝敗が決まります。このとき、怪我をさせないように牛を引き離します。上位の雄牛だけが、どちらかが負けるまで闘いますが、若い雄牛は勝敗がつく前に引き離されます。これは闘争心を失わせないためです。牛相撲の観光デモンストレーションでは、すべての牛が戦いの終了前に引き離されます。