長岡大花火大会

長岡まつり（ながおかまつり）は、新潟県長岡市で毎年開催される祭りである。特に、祭りの2日目と3日目に行われる大花火大会は「日本三大花火大会」の一つに数えられており、全国的に有名である。 この祭りの起源は、1945年8月1日の長岡空襲からの復興を願って、翌年の1946年8月1日に行われた「戦災復興祭」である。ただし、長岡での花火大会の始まりはそれ以前に遡る。1879年（明治12年）9月14日と15日の2日間、千手町八幡様の祭りにおいて、長原などの遊廓関係者が資金を出し合い、350発の花火を打ち上げたのが最初とされている。 「復興祈願花火フェニックス」は、花火の中心に不死鳥（フェニックス）を象った光の軌跡が現れる尺玉（10号）花火である。これを含むスターマインが、6箇所の打ち上げ地点から、平原綾香のデビュー曲『Jupiter』に合わせて一斉に打ち上げられる。その打ち上げ幅はおよそ2キロメートルに及ぶ。多くの来場者がこの花火を目当てに訪れており、長岡まつり大花火大会を代表するプログラムの一つとなっている。