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龍神温泉郷(龍神・小又川)

日本, 〒 和歌山県田辺市の一部

 和歌山県中東部の山間、木々の香りと川のせせらぎが聞こえる静かな郷、そこが龍神温泉郷である。伝説の県下最高峰護摩壇山の雄大な原生林、その護摩壇山に源を発する日高川の上流のほとり、山峡のいで湯として湧き出ているのが龍神温泉と小又川温泉である。  龍神温泉はその昔、役の行者小角によって発見され、後に弘法大師が難陀龍王の夢のお告げによって浴場を開いたことから龍神温泉の名がついたと伝えられ、以来1300年その歴史を育んできた。また徳川時代には、この温泉を気に入った紀州の藩主徳川頼宣公によって、この地に遊ぶための特別の旅館が造営されて以後、紀州徳川家の別荘温泉地として栄えた伝統と由緒ある秘湯である。また、肌をきれいにし美人をつくる湯として名高く、群馬の川中温泉、島根の湯の川温泉と並んで「日本三美人の湯」といわれている。  小又川温泉は、龍神温泉のすぐ近く、日高川の支流小又川にひっそりと湧く温泉で、小又川の渓流美を映し静寂なたたずまいの中にある。  龍神温泉の近くには温泉寺、中里介山の小説「大菩薩峠」龍神の巻に出てくる曼陀羅の滝(遊歩道で20分)などがあり、小又川温泉内には倒幕の念に燃えた勤王の志士が幽閉された天誅倉(龍神温泉から徒歩20分、小又川温泉からはすぐ)など、いにしえ人の残していった様々な足跡に出会うことができる。

営業日・時間
  • 月曜日:  -
  • 火曜日:  -
  • 水曜日:  -
  • 木曜日:  -
  • 金曜日:  -
  • 土曜日:  -
  • 日曜日:  -
電話番号 0739-26-9929
Webサイト https://www.ryujin-kanko.jp/
アクセス
  • JR紀勢本線紀伊田辺駅よりバスで80分。
言語対応 日本語
その他 (龍神)炭酸水素塩泉 (小又川)温泉法第2条による温泉
最終アップデート : 2023.04.14   MATCHA