世界文化遺産　高山社跡

高山社跡は、１８８３年（明治１６年）、高山長五郎が確立した、通風と温度管理を調和させた「清温育」という養蚕方法を教える教育機関です。ここで学んだ生徒が全国に広め、やがて「清温育」は日本の標準的な養蚕方法になりました。現存する母屋兼蚕室は「清温育」のために工夫された構造になっています。 また、高山社跡は、世界遺産『富岡製糸場と絹産業遺産群』の構成資産のひとつであり、国指定史跡となっています。 観覧料は一般の個人料金５００円、団体料金（２０名以上）４００円となります。藤岡市民と高校生以下は無料です。 ※令和９年度まで母屋兼蚕室は復原工事中となります。