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昔の 日本を 見ることが できる!高山祭の 行き方・見てほしい もの(2018年)
高山祭(たかやままつり)は、岐阜県(ぎふけん) 高山市(たかやまし)で 春(はる)と 秋(あき)に ある 祭(まつ)りです。どちらの 祭りも、とても きれいな 屋台(やたい: parade floats )が 出(で)て、昔(むかし)の 服(ふく)を 着(き)た 人(ひと)たちが 町(まち)を 歩(ある)きます。2018年(ねん)の 高山祭の日(ひ)、いきかた、見(み)てほしいものを 書(か)きました。
高山祭(春・秋)は なんですか
画像提供:JNTO
高山祭は、東海地方の 岐阜県 高山市で 春と 秋に ある 祭りです。
春の 祭り(いつも 4月14日・15日に あります)は、高山市の 日枝神社の 例大祭(毎年 同じ時に やる 祭り:Annual Festival)のことです。とても きれいな 屋台(※1)が 12基、町の 中を 走ります。高山市の 人は 日枝神社を「山王さん」と 呼びます。ですから、この祭りは「春の 山王祭」と 呼びます。
秋の 祭り(いつも 10月9日・10日に あります)は、櫻山八幡宮の 例大祭のことです。他の 名前は、八幡祭です。山王祭と 違う 屋台が 11基 出ます。
春と 秋 どちらの 祭りも、とても きれいな 屋台が 出て、裃(※2)など 昔の 服を 着た 人たちが 町を 歩きます。その時 町は江戸時代 同じ 景色に なります。
とても きれいで 大きな屋台と 祭行列(昔の 服を 着た 人たちが 歩くこと)を 見るために 春・秋 どちらも 20万人ぐらいの 観光客(見物する 人)が 高山市へ 来ます。
高山祭は 日本三大曳山祭(屋台が 出る 祭り)の 1つです。他に 京都の 祇園祭や 埼玉の 秩父夜祭が あります。この記事に 高山祭の 2018年の 祭りの 日や 見てほしいもの、行き方を 書きました。
※1:屋台……日本の 祭りで 男の人が 肩( shoulder )に のせて 持ったり、引いたりする 大きな 車と 似たもの。時々 女の人も します。他の 名前は 曳山や 山車、だんじりです。「屋台曳き回し」は、屋台を 押したり 肩に のせて 持ったりして 町の 中を まわること。
※2:裃……日本の 昔の 男の 正装(formal attire)。
高山祭を やる日(2018年)
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高山祭は、春は 4月14日・15日、秋は 10月9日・10日と 毎年 同じ日に あります。2018年の 日は 下の通りです。
春祭り:2018年 4月14日(土)、15日(日)の 2日間
秋祭り:2018年 10月9日(火)、10日(水)の 2日間
春祭りの 屋台は 日本の 重要有形民俗文化財( Japan's Important Folk Culture Assets )です。ですから、雨の日、祭りは ぜんぶ しません。
高山祭(春・秋)の 行き方
春の 高山祭は 日枝神社で あります。そして 秋の 高山祭は 櫻山八幡宮で あります。どちらも 一番 近い駅は 高山駅です。
※屋台や 祭行列は 町の 中を まわりますから、神社でも 見ることが できるし、町の 色々な 場所でも みることが できます。
東京から 高山駅までの 行き方
東京駅から 東海道・山陽 新幹線で 名古屋まで 行きます。それから 名古屋で JR「特急ワイドビューひだ」富山行に 乗りかえて、高山駅で 降ります。東京から 高山まで 4時間20分ぐらい かかります。 電車の きっぷは ぜんぶで 14,620円(指定席:座る 席が 決まっている きっぷ)です。
日枝神社への 行き方
高山駅から 日枝神社まで 歩いて 25分ぐらい かかります。4月14日、15日 どちらの日も、日枝神社の 周りで 12基の 屋台が 町の 道に 並ぶ「屋台曳き揃え」などが あります。
住所:岐阜県高山市城山156
櫻山八幡宮への 行き方
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秋の 高山祭を やる 櫻山八幡宮までは、高山駅から 歩いて 20分ぐらい かかります。10月9日、10日 どちらの日も、神社の 中で「からくり奉納」と 言う 人形劇( a play featurng mechanical dolls )を やります。そして、神社へ 続く 参道(神社へ 行くための 道)で 屋台 11基が 並ぶ「屋台曳き揃え」などが あります。
住所:岐阜県高山市桜町178
公式HP:http://www.hidahachimangu.jp/english/index.html
高山祭(春・秋)で 見てほしいもの
祭行列・御神幸
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春祭りと 秋祭り どちらも、御神幸が あります。これは 数百名( hundreds of people )の 人たちが 町を 歩くことです。行列には、お神輿が 出ます。そして 獅子舞(※3)、闘鶏楽の 人たちも でます。この人たちは 飛騨地方だけの きれいな 着物を 着た 人たちや、裃を 着た 侍の 人たちです。
祭行列は 4月14日・15日、10月9日・10日の ぜんぶの日 見ることが できます。
※3:獅子舞……上の 写真が 獅子舞です。獅子(ライオン:lion)と 似た 動物で 人が 考えた 動物です。その動物の 踊りを 「獅子舞」といいます。ふつう、「獅子頭」という 木で できた 獅子の 頭の 仮面( mask ) を つけて 踊ります。
からくり奉納
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春祭りと 秋祭り ぜんぶで 23基の 屋台の 中に、ゼンマイ仕掛け(Clockwork)で 動く「からくり人形」を 乗せた屋台が あります。
祭りの時 これらの 屋台の 人形劇を 見ることが できます。春祭りは 高山祭 案内本部近くで、秋祭りは 櫻山八幡宮の 中で 見ることが できます。
からくり奉納は、4月14日・15日、10月9日・10日の ぜんぶの日 見ることが できます。
夜祭・宵祭
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高山祭は 夜も 祭りが あります。それは、夜祭や 宵祭と 言います。春祭りの 時は「夜祭」、秋祭りの 時は「宵祭」と 言います。
上の 写真を 見てください。夜祭・宵祭 どちらも、100の 提灯( Japanese lanterns )を つけた 屋台が 町を まわります。きれいですね。昼の 屋台曳き回しと 違う 景色を 見ることが できます。
春の 夜祭は 4月14日の 18:30~、秋の 宵祭は 10月9日の 18:00~21:00ごろ までです。
歴史が ある 高山祭は、春・秋 どちらも 2日間 あります。1日だけ 行ってもいいし、2日間 行ってもいいです。日本へ 来るときは ぜひ 行ってみてくださいね。
※高山まで 行く 時間や きっぷの お金は 公式HPの 情報(Information)を 使って 書きました。2018年 2月の 情報です。変わる時も あります。
元記事執筆:Mayu
※この記事は 2017年4月2日に 公開した 記事を 2018年に リライト(rewrite)した ものです。
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