日本(にほん)の 三大(さんだい)花火大会(はなびたいかい:fireworks contest)の ひとつ、新潟県(にいがたけん) 長岡市(ながおかし)の「長岡(ながおか)まつり花火大会」。650mの 大(おお)きな 花火(はなび)を はじめ ぜひ 見(み)てほしい ところを 写真(しゃしん)と 一緒(いっしょ)に 紹介(しょうかい)します。
夏の 夜の 空を 飾る 花火。
あなたは 日本三大花火大会(※)のひとつ 「長岡まつり 大花火大会(長岡花火)」を 知っていますか。
8月上旬に 見ることが できる 新潟県 長岡市の「長岡まつり 大花火大会」と、日本の 花火文化を 紹介します。
※記事の 写真は、2015年度の 花火大会の 写真です。
"慰霊"が 始まりの 「長岡まつり大花火大会」
「長岡まつり大花火大会」は、慰霊(※)や 平和(※)への 願いで 始まりました。
1945年 8月1日。この日 長岡に 空襲(※)が あり、1000人以上の 命が なくなりました。昔の 町に 戻し、もう一度 長岡を 元気にしようと その 次の年から はじまったのが、「長岡復興祭」です。これは 「長岡まつり花火大会」の 前の 名前です。
花火大会の はじめ、白色の 花火で 作られた「白菊」という 花火が 上がります。長岡空襲で 亡くなった人の 慰霊のための 花火です。
ここからは、白菊の 次に 上がる 花火の 中から、特に オススメの 3つの 花火を 紹介します。
1.直径 650mの とても 大きい 花火
「長岡花火」で 有名な 花火が「三尺玉」。
そもそも 花火の 大きさは、花火玉(※)の 大きさで 決まります。この花火玉は、直径90cm、重さ 300kgで、使っている 火薬(※)は 80kg あります!
今 法律(※)を まもって 作ることが できる 一番 大きいものです。この大きい 花火玉が、空で 直径 650mの とても 大きい 花に なります。
2.種類が たくさん ある 花火
日本には いろいろな 種類の 花火が あります。たとえば、この写真は ナイアガラ 超大型(※) スターマイン という 花火です。
大きな 橋の 近くで、花火を 上げます。それは まるで ナイアガラの 滝(※)のように 光が 流れます。
天地人花火
また、長岡に 関係が ある 侍の ドラマを モチーフにした 天地人 花火や、「長岡花火」を テーマにした 映画『この空の花 ―長岡花火物語』の 花火など、その時に あわせた 花火も 見ることが できます。
3.「復興 祈願 花火 フェニックス」
2004年に、 新潟県 中越地震が ありました。その復興(※)を 願って 打ち上げる 花火が、こちらの 復興 祈願(※) 花火 フェニックスです。
その名前の 通り、フェニックスのような 光が すばらしいです。
横に 並んだ 6カ所の 打ち上げ台から、 どんどん 花火が 打ち上がります。まるで 宇宙(※)に いるような 音楽が 聞こえます。そして 花火の 光が だんだん あなたを 包みます。
花火を 見るときに 注意すること
一番 きれいな 花火を 見たい人は、観覧席(※)から 花火を 見るのが 一番 いいです。
しかし、予約しなければなりませんから、 日本へ 旅行に 来た 外国人が、 観覧席で 花火を 見るのは 難しいです。
そのときは、花火を 打ち上げる 場所の 長生橋と 大手大橋の 近くへ 行きましょう。観覧席では ありませんが、花火を 見ることが できます。
長岡まつり大花火大会は、 毎年 8月 2日、3日に やります。
夏に 日本へ 来たら 花火は 必ず 見てほしい ものです。
力強くて あたたかくて 長岡の 人たちの 気持ちが わかる「長岡まつり大花火大会」。そこで、打ち上がる 花火の ひとつ ひとつを 見ながら 日本を 感じてみませんか。
Information
長岡まつり大花火大会
住所:長岡市長生橋下流信濃川河川敷Google Map(新潟県長岡市岡村町)
website:長岡まつり協議会(英語website)
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