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え、これも 盆栽ぼんさい!? 職人しょくにんの 親娘おやこから 学まなぶ “生いきたアートart” 5つの 楽たのしみ方かた

え、これも <ruby>盆栽<rt>ぼんさい</rt></ruby>!? <ruby>職人<rt>しょくにん</rt></ruby>の <ruby>親娘<rt>おやこ</rt></ruby>から <ruby>学<rt>まな</rt></ruby>ぶ “<ruby>生<rt>い</rt></ruby>きた<ruby>アート<rt>art</rt></ruby>” 5つの <ruby>楽<rt>たの</rt></ruby>しみ<ruby>方<rt>かた</rt></ruby>

日本(にほん)から 世界(せかい)に 広(ひろ)まった "生(い)きた 芸術(げいじゅつ:art)”、盆栽(ぼんさい)。香川県(かがわけん) 高松市(たかまつし)は、松盆栽(まつぼんさい)で 有名(ゆうめい)です。ここで 盆栽の 初心者(しょしんしゃ:beginner)のために、常識(じょうしき:common sense)と ぜんぜん ちがう 盆栽の 楽(たの)しみかたを 伝(つた)えているのが 「花澤(はなわざ)明春園(みょうしゅんえん)」の 花澤 登人(たかひと)さん・美智子(みちこ)さん 親娘(おやこ)です。

Written by

Mizzochi

Mitoyo, Kagawa, Japan

座禅体験をきっかけにお寺や神社に興味を持つように。ヨガにはまっています。

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あなたが 好すきなように 楽たのしむことができる! 盆栽ぼんさいとは 何なにか

花澤明春園

Picture courtesy of 花澤はなざわ明春園みょうしゅんえん

盆栽(ぼんさい)は 人(ひと)が 鉢植(はちう)え(※)の 植物(しょくぶつ)(※)で 作(つく)る 芸術(げいじゅつ)(※)です。

一番(いちばん) 最初(さいしょ)の 盆栽(ぼんさい)は、2000年(ねん)以上(いじょう)前(まえ)に 中国(ちゅうごく)で 生(う)まれました。
その後(ご)、日本(にほん)で 禅宗(ぜんしゅう)(※)の 影響(えいきょう)(※)を 受(う)けながら 変(か)わっていきました。そして、今(いま)のような 盆栽(ぼんさい)に なりました。
今(いま)、 世界中(せかいじゅう)に 盆栽(ぼんさい)を 好(す)きな 人(ひと)が います。
でも、「盆栽(ぼんさい)は 歴史(れきし)の 長(なが)い 伝統(でんとう)的(てき)な(※) 芸術(げいじゅつ)です」と 聞(き)くと、少(すこ)し 難(むずか)しそうだ と思(おも)うかもしれません。

花澤明春園

「盆栽(ぼんさい)って 生(い)き物(もの)(※)なんですよね。水(みず)を あげないと 元気(げんき)が なくなるし、剪定(せんてい)(※)を しないと 枝(えだ)(※)が 伸(の)びた(※) 盆栽(ぼんさい)に なる。世話(せわ)を していると、かわいくなってくる」。
「盆栽(ぼんさい)を、私(わたし)は ”あれ” ”それ” と言(い)えないんです。つい ”あの子(こ)” ”この子(こ)” と呼(よ)んでしまう」。

このように 話(はな)すのは、香川(かがわ)県(けん) 高松(たかまつ)市(し)に ある「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」の 5代目(だいめ)(※)、花澤(はなざわ)登(たか)人(ひと)さん。
娘(むすめ)(※)の 美智子(みちこ)さんと 一緒(いっしょ)に、それまでの 盆栽(ぼんさい)についての 考(かんが)えを 変(か)えるような 盆栽(ぼんさい)の 楽(たの)しみ方(かた)を 伝(つた)えています。

【※単語たんご】

  • 職人しょくにん:craftsman
  • 鉢はち植うえ:potted plant
  • 植物しょくぶつ:plant
  • 芸術げいじゅつ:art
  • 禅宗ぜんしゅう:Zen Buddhism
  • 影響えいきょう:influence
  • 伝統的でんとうてきな:traditional
  • 生いき物もの:living beings
  • 剪定せんてい:pruning
  • 枝えだ:branch
  • 伸のびた:grow longer
  • 5代目だいめ:5th-generation
  • 娘むすめ:daughter
  • 盆栽(ぼんさい)で 有名(ゆうめい)な 高松(たかまつ)に ある「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」

    盆栽

    香川(かがわ)県(けん) 高松(たかまつ)市(し)は、日本(にほん)で 一番(いちばん) 多(おお)く 松(まつ)盆栽(ぼんさい)を 作(つく)っている 場所(ばしょ)です。

    あたたかくて、太陽(たいよう)(※)が 出(で)ている 時間(じかん)が 長(なが)く、雨(あめ)が 少(すく)ない。それは 松(まつ)が 大(おお)きくなるのに ちょうどいい 気候(きこう)(※)です。だから 高松(たかまつ)市(し)で 盆栽(ぼんさい)のための 松(まつ)を 育(そだ)てる(※)ことを 始(はじ)めたのは 200年(ねん)以上(いじょう)前(まえ)だそうです。

    今(いま)は、約(やく)60軒(けん)の 盆栽(ぼんさい)園(えん)(※)が あります。2020年(ねん) 4月(しがつ)には、買(か)いやすい 値段(ねだん)の 盆栽(ぼんさい)を 売(う)っている「高松(たかまつ)盆栽(ぼんさい)の郷(さと)」も できました。
    高松(たかまつ)市(し)は 盆栽(ぼんさい)の 聖地(せいち)(※)の ひとつに なって います。

    花澤明春園

    「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」は 高松(たかまつ)市(し)に あります。そこは 盆栽(ぼんさい)に 興味(きょうみ)が あるけど まだ あまり 知(し)らない 人(ひと)が 訪(おとず)れる 場所(ばしょ)です。
    そこで いろいろな 盆栽(ぼんさい)を 売(う)っています。そして 盆栽(ぼんさい)について 知(し)りたい 人(ひと)の ために 毎月(まいつき) 盆栽(ぼんさい)教室(きょうしつ)を 行(おこな)っています。
    盆栽(ぼんさい)というと 「使(つか)う 木(き)は 松(まつ)」「形(かたち)は まっすぐstraight」と思おもう 人ひとが 多おおいかもしれません。
    しかし、「盆栽(ぼんさい)界(かい)(※)の エンターティナーentertainer」と 呼(よ)ぶ人(ひと)も いる 花澤(はなざわ)さん親(おや)娘(こ)が 伝(つた)えるのは、たくさんの 人ひとが 考かんがえる 盆栽(ぼんさい)とは 違(ちが)う 楽(たの)しみ方(かた)です。

    【※単語たんご】

  • 太陽たいよう:sun
  • 気候きこう:climate
  • 育そだてる:grow
  • 盆栽園ぼんさいえん:bonsai garden
  • 聖地せいち:sacred place
  • 盆栽界ぼんさいかい:bonsai world
  • 職人(しょくにん)親(おや)娘(こ)が 教(おし)える 盆栽(ぼんさい)の 5つの 楽(たの)しみ方(かた)

    花澤明春園

    筆者(ひっしゃ)(※)が 「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」を 訪(たず)ねたのは、2020年(ねん) 9月(くがつ)。
    花澤(はなざわ)登(たか)人(ひと)さんと、その娘(むすめ)の 美智子(みちこ)さんが 笑顔(えがお)で 迎(むか)えて くれました。

    花澤(はなざわ)さん親(おや)娘(こ)に 聞(き)いた、盆栽(ぼんさい)の 楽(たの)しみ方(かた)を 紹介(しょうかい)します。

    【※単語たんご】

  • 筆者ひっしゃ:writer
  • 1.あなたが 好すきな 形かたちに できる

    花澤明春園

    盆栽(ぼんさい)は、針金(はりがね)(※)を 使(つか)って 木(き)を 矯正(きょうせい)します(※)。そして、好(す)きな 盆栽(ぼんさい)の 形(かたち)を 作(つく)っていきます。それは 数(すう)年間(ねんかん)(※) かかります。

    この時(とき)、木(き)に たくさん 負荷(ふか)をかける(※)と、 木(き)が 折(お)れて(※)しまいます。
    だから、いつ 針金(はりがね)を 木(き)に かけたら いいか、どれぐらい 矯正(きょうせい)すれば いいかなど、 好(す)きな 形(かたち)に するために 知(し)っておくと いいことが あります。

    しかし、それが 分(わ)かれば、好(す)きな 形(かたち)を 作(つく)ることが できます。

    記事(きじ)の 最初(さいしょ)の 写真(しゃしん)の 「BONSAI」という 形(かたち)の 盆栽(ぼんさい)や、上(うえ)の 写真(しゃしん)の ハートheartの 盆栽(ぼんさい)は、美智子(みちこ)さんが 作(つく)った 盆栽(ぼんさい)です。
    ほかに、星(ほし)、丸(まる)など、「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」には 見(み)て 楽(たの)しい 盆栽(ぼんさい)が あります。

    【※単語たんご】

  • 針金はりがね:wire
  • 矯正きょうせいする:correct
  • 数年間すうねんかん:several years
  • 負荷ふかをかける:pressure
  • 折おれる:break
  • 2.オシャレなstylish 器うつわも 使つかうことが できる

    花澤明春園

    器(うつわ)が 変(か)わると、盆栽(ぼんさい)の 雰囲気(ふんいき)(※)も 変(か)わります。
    変(か)わった 形(かたち)(写真(しゃしん)右下(みぎした)など)の 器(うつわ)を 使(つか)うと、盆栽(ぼんさい)の 雰囲気(ふんいき)も より よくなります。

    そして 日本(にほん)には、信楽(しがらき)焼(やき)、備前焼(びぜんやき)など、いろいろな 焼(や)き物(もの)(※)が あります。器(うつわ)の 形(かたち)と 焼(や)き物(もの)の 種類(しゅるい)(※)の 組(く)み合(あ)わせ(※)も 考(かんが)えると、同(おな)じ 盆栽(ぼんさい)でも いろいろなことを 表現(ひょうげん)する(※)ことが できます。

    【※単語たんご】

  • 器うつわ:pot
  • 雰囲気ふんいき:atmosphere
  • 焼やき物もの:pottery
  • 種類しゅるい:kind
  • 組くみ合あわせ:combination
  • 表現ひょうげんする:express
  • 3.木き・草くさは なんでも OK

    花澤明春園

    盆栽(ぼんさい)は、黒松(くろまつ)や五葉松(ごようまつ)などの 松(まつ)か 桧(ひのき)の 一種(いっしゅ)(※)の 真(しん)柏(ぱく)(※)を 使(つか)うことが多(おお)いです。
    それらの 木(き)は、形(かたち)を 作(つく)りやすいので 盆栽(ぼんさい)で よく 使(つか)います。

    しかし、本当(ほんとう)は 盆栽(ぼんさい)に 使(つか)う 木(き)は どんな 木(き)でも いいです。
    たとえば、リンゴ(写真(しゃしん)右上(みぎうえ))、オリーブolive trees(右下(みぎした))なども 使(つか)うことが できます。
    「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」には、このほか、山(さん)野草(やそう)(※)を 使(つか)った 盆栽(ぼんさい)が 棚(たな)に たくさん 並(なら)んでいます。

    「どんな 木(き)や 草(くさ)を 使(つか)っても いいなら、ふつうに 木(き)や 草(くさ)を 飾(かざ)ることと 同(おな)じですね」。そう 思(おも)うかもしれません。
    しかし、盆栽(ぼんさい)の 一番(いちばん) 大切(たいせつ)なことは、人(ひと)が 木(き)の 形(かたち)を 作(つく)ったり、器(うつわ)を 選(えら)んだりして、芸術(げいじゅつ)に することです。
    木(き)の 形(かたち)を 変(か)えたり、いろいろ 考(かんが)えて 器(うつわ)を 選(えら)んだりして あなたの 世界(せかい)観(かん)(※)を 表現(ひょうげん)すると、それが 盆栽(ぼんさい)に なります。

    【※単語たんご】

  • 一種いっしゅ:a kind of
  • 真柏しんぱく:Sabina chinesis
  • 山野草さんやそう:wild grasses
  • 世界観せかいかん: view of the world
  • 4.人形にんぎょうを 置おいても OK

    花澤明春園

    Picture courtesy of 花澤はなざわ明春園みょうしゅんえん

    盆栽(ぼんさい)に、人形(にんぎょう)を 置(お)いても いいです。
    雪(ゆき)だるまの 人形(にんぎょう)を 置(お)いて クリスマスに 合(あ)う 盆栽(ぼんさい)に したり、動物(どうぶつ)の 人形(にんぎょう)を 置(お)いて 楽(たの)しい 無人島(むじんとう)(※)を 作(つく)ったり。

    盆栽(ぼんさい)は、あなたが 考(かんが)えた ストーリーを 表現(ひょうげん)できるものなんです。

    【※単語たんご】

  • 人形にんぎょう:figurine
  • 無人島むじんとう:uninhabited island
  • 5.季節(きせつ)の 木(き)を 使(つか)って「ファミリーfamily盆栽(ぼんさい)」

    花澤明春園

    Picture courtesy of花澤はなざわ明春園みょうしゅんえん

    盆栽(ぼんさい)が 好(す)きな 人(ひと)の 中(なか)には、花(はな)が 咲(さ)く 木(き)を 盆栽(ぼんさい)にして、楽(たの)しむ 人(ひと)も たくさんいます。
    こちらは、桜(さくら)を 使(つか)った 盆栽(ぼんさい)です。

    花澤明春園

    Picture courtesy of 花澤はなざわ明春園みょうしゅんえん

    こちらは、梅(うめ)の 盆栽(ぼんさい)。

    登(たか)人(ひと)さんは 今(いま)、「季節きせつ 楽(たの)しむ ファミリー盆栽(ぼんさい)」を 提唱(ていしょう)しています(※)。

    春(はる)に 咲(さ)く 梅うめや 桜(さくら)、秋(あき)に 楽(たの)しむことが できる 紅葉(こうよう)、冬(ふゆ)に 咲(さ)く 椿(つばき)、そして 1年(ねん)中(じゅう) 青(あお)く 茂(しげ)る(※) 松(まつ)。
    「季節きせつを 楽(たの)しむ ファミリー盆栽(ぼんさい)」は これらを 家族(かぞく)で 育(そだ)てることで、家(いえ)で 季節(きせつ)が 変(か)わっていくことを 楽(たの)しむことです。

    「最近(さいきん)は、親(おや)と 子(こ)どもが 離(はな)れて 暮(く)らすことも 多(おお)い と思(おも)います。
    でも、たとえば、親(おや)が 梅(うめ)の 盆栽(ぼんさい)を 育(そだ)て、子(こ)が 桜(さくら)を 育(そだ)てる。
    そして『今(いま)、こっちは 梅(うめ)が 咲(さ)いたよ』と 自分(じぶん)の 盆栽(ぼんさい)の 写真(しゃしん)を 送(おく)ったりする。
    こうすることで、家族(かぞく)の 絆(きずな)(※)も 強(つよ)くなるかもしれません」(登(たか)人(ひと)さん)。

    【※単語たんご】

  • 提唱ていしょうする:propose
  • 茂しげる:grow thick
  • 絆きずな:ties
  • 「花澤はなざわ明春園みょうしゅんえん」には 「ぼんさい110ひゃくとお番ばん」も!

    盆栽

    器(うつわ)を 選(えら)ぶことや 人形(にんぎょう)を 置(お)いたりして 表現(ひょうげん)することなど、話(はなし)を 聴(き)きながら 筆者(ひっしゃ)も ワクワクしました。was excited

    しかし、「針金(はりがね)を かけて 形(かたち)を 矯正(きょうせい)したり、木(き)が あまり 大(おお)きくならないように 剪定(せんてい)したり(※)することは、難(むずか)しそう……」と 感(かん)じました。

    そういう人(ひと)たちに、花澤(はなざわ)さんは 盆栽(ぼんさい)の 教室(きょうしつ)(※)を 開(ひら)いています。
    そして、「ぼんさい110番(ひゃくとおばん)(※1)」という サービスserviceを 行(おこな)っています。盆栽(ぼんさい)について 困(こま)ったときに、電話(でんわ)で 聞(き)くことが できます。(※2)。
    ※1:ぼんさい110番(ひゃくとおばん)……「110番(ひゃくとおばん)」は、警察(けいさつ)へ 電話(でんわ)するときの 電話(でんわ)番号(ばんごう)。「困(こま)っている人(ひと)が 質問(しつもん)できるところ」として、このような 名前(なまえ)にしたそうです。
    ※2:盆栽(ぼんさい)教室(きょうしつ)と、盆栽(ぼんさい)について 電話(でんわ)で 質問(しつもん)するときは、日本語(にほんご)だけ 使(つか)うことが できます。

    盆栽用具

    「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」には、盆栽(ぼんさい)に 使(つか)う 器うつわ、肥料(ひりょう)(※)、盆栽(ぼんさい)に 置(お)く 人形(にんぎょう)など、盆栽(ぼんさい)を 作(つく)るために ほしい 道具(どうぐ)が あります。

    花澤明春園

    そして いろいろな 値段(ねだん)の 盆栽(ぼんさい)を 売(う)っています。
    初(そ)めての 人(ひと)も 買(か)いやすい 3,000~4,000円(えん)ぐらいの 盆栽(ぼんさい)も たくさん あります。

    「花澤(はなざわ)明(みょう)春園(しゅんえん)」は、盆栽(ぼんさい)が ある 楽(たの)しい 生活(せいかつ)の 始(はじ)まりに、とても いい 場所(ばしょ)です(※3)。
    ※3……国(くに)や 場所(ばしょ)によっては、盆栽(ぼんさい)などの 木(き)や 花(はな)などを 外国(がいこく)へ 持(も)っていくことは できません。盆栽(ぼんさい)を 自分(じぶん)の 国(くに)へ 持(も)っていくことについて もっと 知(し)りたい人(ひと)は 植物しょくぶつ防疫ぼうえき所しょ(※)の HPホームページ(※)を 確認(かくにん)して ください。

    【※単語たんご】

  • 肥料ひりょう:fertilizer
  • 植物防疫所しょくぶつぼうえきじょ:Plant Protection Station
  • HP:HomePage
  • 50歳さいで 見みつけた 夢ゆめ

    花澤明春園

    伝統(でんとう)的(てき)な 芸術(げいじゅつ)の 盆栽(ぼんさい)。その 自由(じゆう)な 楽(たの)しみ方(かた)を 伝(つた)える 花澤(はなざわ)登(たか)人(ひと)さんと 美智子(みちこ)さん。
    しかし、登(たか)人(ひと)さんと 美智子(みちこ)さんのように 盆栽(ぼんさい)の 楽(たの)しみ方(かた)を 伝(つた)えている人(ひと)は あまり いないそうです。

    盆栽(ぼんさい)の 値段(ねだん)は いろいろ ありますが、とても 高(たか)くて 1億(いちおく)円(えん)の 盆栽(ぼんさい)も あります。登(たか)人(ひと)さんも、これまで 数十万(すうじゅうまん)円(えん)から 100万(ひゃくまん)円(えん)以上いじょうの 高(たか)い 盆栽(ぼんさい)を たくさん 作(つく)りました。

    そして 50歳(さい)のとき 盆栽(ぼんさい)について 考(かんが)え方(かた)が 変(か)わりました。
    そのとき、登(たか)人(ひと)さんは たまたまby chance 先生(せんせい)として 盆栽(ぼんさい)教室(きょうしつ)へ 行(い)きました。

    登(たか)人(ひと)さんは 盆栽(ぼんさい)について あまり 知(し)らない人(ひと)のための 盆栽(ぼんさい)教室(きょうしつ)に あまり 興味(きょうみ)が ありませんでした。
    しかし、剪定(せんてい)や 針金(はりがね)の かけ方(かた)を 伝(つた)えていると、「花澤(はなざわ)先生(せんせい)の おかげで、盆栽(ぼんさい)が 生(い)き生(い)きする(※)ように なった」 「盆栽(ぼんさい)って 楽(たの)しい!」と、たくさんの 笑顔(えがお)を 見(み)ることが できました。

    「それは、高額(こうがく)の 盆栽(ぼんさい)を 作(つく)ったり、打(う)ったりすることとは、ぜんぜん 違(ちが)う 喜(よろこ)び(※)でした」(登(とう)人(じん)さん)。

    その後(ご)、登(たか)人(ひと)さんは 盆栽(ぼんさい)教室(きょうしつ)を 本格(ほんかく)的(てき)に(※) 始(はじ)めます。ていねいに 教(おし)えてくれるので 人気(にんき)に なりました。
    関西(かんさい)から 夜行(やこう)バス(※)で 習(なら)いに 来(く)る 人(ひと)も いるそうです。

    「私(わたし)は 今(いま)、63歳(さい)です。盆栽(ぼんさい)の 職人(しょくにん)として 働(はたら)くことが できるのは あと 15年(ねん)ぐらいです。その時間(じかん)は 『盆栽(ぼんさい)で 人生(じんせい)が 豊(ゆた)かに(※)なった』という 人(ひと)を 1人(にん)でも 増(ふ)やすために 使(つか)いたい。そう思(おも)ってます」。

    盆栽

    娘(むすめ)の 美智子(みちこ)さんは、関西(かんさい)の 大学(だいがく)で 学(まな)んだあと、2006年(ねん)に 香川(かがわ)に 戻(もど)って(※)きました。

    若(わか)い 盆栽(ぼんさい)の 職人(しょくにん)が どんどん 減(へ)っている(※)ので、 「この場所(ばしょ)を なくし(※)たくない」と 思(おも)いました。
    そして、2015年(ねん)ごろに、本格(ほんかく)的(てき)に 盆栽(ぼんさい)を やることを 決(き)めたそうです。

    前(まえ)に 紹介(しょうかい)した ハートの 盆栽(ぼんさい)のように、今(いま)までの 盆栽(ぼんさい)についての 考(かんが)え方(かた)とは 違(ちが)う 考(かんが)え方(かた)で 盆栽(ぼんさい)と 向(む)き合(あ)う(※) 美智子(みちこ)さん。

    その手(て)から どんな 作品(さくひん)(※)が 生(う)まれるのか。これからが 楽(たの)しみです。

    【※単語たんご】

  • 夢ゆめ:dream
  • 生いき生いきする:lively
  • 喜よろこび:pleasure
  • 本格的ほんかくてきに: in earnest
  • 夜行やこうバス:overnight bus
  • 豊ゆたかに:rich
  • 戻もどる:return
  • 減へる:decrease
  • なくす:lose
  • 向むき合あう:face
  • 作品さくひん:work of art
  • 数百(すうひゃく)年(ねん)の 長(なが)い 間(あいだ) 受(う)け継(つ)がれる 気持(きも)ち

    花澤明春園

    筆者ひっしゃが「花澤はなざわ明春園みょうしゅんえん」で買かった盆栽ぼんさい

    盆栽(ぼんさい)は、古(ふる)いものだと 樹齢(じゅれい)(※) 200~300年(ねん)にも なるそうです。
    だから 盆栽(ぼんさい)は、人(ひと) ひとりの 人生(じんせい)(※)よりも 長(なが)い 間(あいだ)、受(う)け継(つ)がれていく ということです。

    今(いま)は、便利(べんり)なことや 変(か)わること、速(はや)いことが 大切(たいせつ)だ と考(かんが)える人(ひと)が 多(おお)いです。
    こうした中(なか)、数(すう)年(ねん)、数十(すうじゅう)年(ねん)と 長(なが)い 時間(じかん)を かけて 大(おお)きくなる 盆栽(ぼんさい)は、奇跡(きせき)(※)の 芸術(げいじゅつ) といっても 言()い過(いす)ぎではないでしょう。

    盆栽(ぼんさい)を 見(み)ながら 筆者(ひっしゃ)が 思(おも)うことは、「人生(じんせい)の 豊(ゆた)かさとは 何(なに)か」ということ。

    香川(かがわ)県(けん) 高松(たかまつ)市(し)に ある 小(しょう)さな 盆栽(ぼんさい)園(えん)は、そんな 疑問(ぎもん)について 考(かんが)えるための 「人生(じんせい)の 旅(たび)(※)」の 入(い)り口(ぐち)へ 連(つ)れていって くれる 場所(ばしょ)かもしれません。

    【※単語たんご】

  • 数百年すうひゃくねん:several hundred years
  • 受うけ継つがれる:come down
  • 樹齢じゅれい:age of a tree
  • 人生じんせい:life
  • 奇跡きせき:miracle
  • 旅たび:journey
  • location_on

    Huaze Mingchun Garden

    748-3 Kinashicho, Takamatsu City, Kagawa Prefecture 761-8026

    In cooperation with 花澤はなざわ明春園みょうしゅんえん

    Written by

    Mizzochi

    Mitoyo, Kagawa, Japan

    座禅体験をきっかけにお寺や神社に興味を持つように。ヨガにはまっています。

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