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ぜん」とは?  座禅ざぜんや ぜんアートart庭園ていえんを 体験たいけん(experience)できる 場所ばしょ

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この記事(きじ)では 禅(ぜん)とは 何(なに)かを 説明(せつめい)しながら、日本(にほん)の 座禅(ざせん)や 禅の アート(art)を 体験(たいけん)できる 場所(ばしょ)を 紹介(しょうかい)します。

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旅行が趣味の22歳です。日本の魅力をお届けします。

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ぜん」とは?

「<ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby>」とは?  <ruby>座禅<rt>ざぜん</rt></ruby>や <ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby><ruby>アート<rt>art</rt></ruby>、<ruby>庭園<rt>ていえん</rt></ruby>を <ruby>体験<rt>たいけん</rt></ruby>(experience)できる <ruby>場所<rt>ばしょ</rt></ruby>

外国(がいこく)でも ()っている(ひと)が (おお)い (ぜん)(※)」

仏教(ぶっきょう)(※)の (なか)に 禅宗(ぜんしゅう)という 宗派(しゅうは)(※)が あります。
ぜんは 禅宗ぜんしゅうの (おし)えや (かんが)(かた)のことで、精神(せいしん)統一(とういつ)して(※) (さと)り(※)を (ひら)く 修行(しゅぎょう)(※)や 精神(せいしん)を 統一(とういつ)するときの 姿(すがた)を 「(ぜん)」と ()います。
禅宗(ぜんしゅう)を (はじ)めた (ひと)は 中国(ちゅうごく)の 達磨(だるま)という 僧侶(そうりょ)(※)です。

禅宗(ぜんしゅう)は、()や 言葉(ことば)で (つた)えることが できない 釈迦(しゃか)(※)の かんがかたを (つた)えたり、(おお)くの (ひと)の こころ)を すくう(※) ための (かんが)(かた)を (つた)えてきました。
ですから 禅宗(ぜんしゅう)に (かみ)(※)は いません。
(ぜん)の (かんが)(かた)は 7世紀(せいき)(ごろ)(※)に 日本(にほん)に (つた)えられたそうです。
その()(ぜん)について 日本(にほん)だけの (かんが)(かた)が ()まれました。
それは (おお)くの 日本(にほん)の 文化(ぶんか)(※)に 影響(えいきょう)(※)しました。

【※単語たんご

  • ぜん:zen
  • 仏教ぶっきょう:Buddhism
  • 宗派しゅうは:denomination
  • 精神せいしん統一とういつする:concentrate
  • 修行しゅぎょうする:training
  • 僧侶そうりょ:Buddhist priest
  • 釈迦しゃか:Buddha
  • すくう:help
  • かみ:God
  • 世紀頃せいきごろ:7th century
  • 文化ぶんか:culture
  • 影響えいきょうする:affect
  • ぜんの かんがかたと 坐禅ざぜん

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    (ぜん)を 言葉(ことば)で (つた)えることは (むずか)しいです。

    ですから、日本人(にほんじん)でも (ぜん)を ()かっている(ひと)は あまり たくさん いません。

    いろいろな (ぜん)が あって、いろいろな ぜんの (かんが)(かた)が あります。

    (いま)から 説明(せつめい)するので、 ぜひ あなたも (ぜん)について (かんが)えてみて ください。

    人間(にんげん)は ()まれてから ()ぬまでの 経験(けいけん)(※)を 使(つか)って、主観(しゅかん)(※)と 客観(きゃっかん)(※)、自分(じぶん)と (ほか)(ひと)や、 ()いこととと (わる)いことなど 反対(はんたい)(※)に なっていることを ()けて (かんが)えます。

    そして 自分(じぶん)が どちらなのかを (かんが)えて、「自己(じこ)(※)」「自我(じが)(※)」を (つく)ります。
    しかし、「自己(じこ)」は 仏教(ぶっきょう)の (なか)では (さわ)ることが できない (まぼろし)(※)です。
    そして (ぜん)の (かんが)(かた)の (なか)で (まぼろし)は (まよ)うことや (なに)かに (しば)られること(※)の (もと)(※)だそうです。

    そして (ぜん)では、自己(じこ)が (まよ)っていることや (さわ)ることが できないものである ということを ()って、自分(じぶん)の そのままの 姿(すがた)に ()がつくために、座禅(ざぜん)などで (こころ)の いらないものを ()していきます。


    (ぜん)の 修行(しゅぎょう)で 「坐禅(ざぜん)」というものが あります。

    これは、(なが)い 時間じかん、あぐらをかいて(※) (うご)かないで ずっと (すわ)っている 修行(しゅぎょう)です。

    この坐禅(ざぜん)で (なに)も (かんが)えないで 一番(いちばん) 最初(さいしょ)の (なに)も なかったときの 自分(じぶん)に なることが (ぜん)の 基本(きほん)(※)です。

    でも、座禅(ざぜん)の やり(かた)は 宗派(しゅうは)によって (すこ)し (ちが)います。

    (たと)えば、臨済宗(りんざいしゅう)の 修行(しゅぎょう)(ちゅう)の お(ぼう)さん(※)は 公案(こうあん) という 課題(かだい)について 坐禅(ざぜん)を しながら (かんが)えます。

    この 課題(かだい)は 老師(ろうし) という (うえ)の (くらい)(※)の お(ぼう)さんが 修行(しゅぎょう)している お(ぼう)さんに ()す 問題(もんだい)のことです。

    【※単語たんご

  • 経験けいけん:experience
  • 主観しゅかん:subjectivity ((なに)かについての 自分(じぶん)の (かんが)え)
  • 客観きゃっかん:objective ((なに)かについて 自分(じぶん)以外(いがい)の (かんが)え)
  • 反対はんたい:opposite
  • 自己じこ:self
  • 自我じが:ego
  • まぼろし:vision
  • しばられる:be bound
  • もと:origin
  • あぐらをかく:to sit cross-legged
  • 基本きほん:base
  • ぼうさん:Buddhist priest
  • くらい:rank
  • 芸術げいじゅつとしての ぜん

    「<ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby>」とは?  <ruby>座禅<rt>ざぜん</rt></ruby>や <ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby><ruby>アート<rt>art</rt></ruby>、<ruby>庭園<rt>ていえん</rt></ruby>を <ruby>体験<rt>たいけん</rt></ruby>(experience)できる <ruby>場所<rt>ばしょ</rt></ruby>

    ()など (ぜん)に 関係(かんけい)する 芸術(げいじゅつ)は 外国(がいこく)でも 人気(にんき)です。

    あとで 紹介(しょうかい)する オススメスポット(※)の「建仁寺(けんにんじ)」、「円覚寺(えんがくじ)」などで ()ることが できる天井(てんじょう)()や 和室わしつ(※)と (ふすま)(※)に かいてある (ふすま)()などの 芸術(げいじゅつ)は ぜひ (いち)() ()てほしいです。

    「<ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby>」とは?  <ruby>座禅<rt>ざぜん</rt></ruby>や <ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby><ruby>アート<rt>art</rt></ruby>、<ruby>庭園<rt>ていえん</rt></ruby>を <ruby>体験<rt>たいけん</rt></ruby>(experience)できる <ruby>場所<rt>ばしょ</rt></ruby>

    また、(ぜん)の (かんが)(かた)が (はい)っている 芸術(げいじゅつ)で 「石庭(せきてい)(※1)」が 有名(ゆうめい)です。

    京都(きょうと)の 龍安寺(りょうあんじ)などで ()ることが できる ものが とても 有名(ゆうめい)です。イギリスの エリザベス女王(じょおう)も それを て すばらしい と(かん)じたそうです。
    石庭(せきてい)は (くさ)や ()や (みず)を 使(つか)わないで、岩石(がんせき)小石(こいし)(すな)(こけ)などで (みず)を 表現(ひょうげん)した(※) 日本(にほん)庭園(ていえん)(※)の ひとつです。

    禅宗(ぜんしゅう)の お(てら)に よく あるので、ゆっくり ()てみて ください。
    ※1…石庭せきてい:いしにわとも いいます。

    【※単語たんご

  • 芸術げいじゅつ:art
  • 和室わしつ:Japanese-style room ((たたみ)が ある 部屋)(へや)
  • ふすま:Fusuma (和室(わしつ)の ドア)
  • 表現ひょうげんした:express
  • 日本にほん庭園ていえん:Japanese garden
  • 日本(にほん)へ 旅行(りょこう)に ()(ひと)に オススメの 坐禅(ざぜん)を 体験(たいけん)できる 場所(ばしょ)

    最後(さいご)に、坐禅(ざぜん)を 体験(たいけん)できる 場所(ばしょ)を 紹介(しょうかい)します。
    (あたま)で (かんが)えるだけではなく、坐禅(ざぜん)を 体験(たいけん)してみることが (ぜん)を ()る 一番(いちばん)の 方法(ほうほう)かもしれません。

    建仁寺けんにんじ

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    建仁寺(けんにんじ)は 中国(ちゅうごく)で 修業(しゅぎょう)して 日本(にほん)に 禅宗(ぜんしゅう)を (つた)えた 栄西(えいさい)が 京都(きょうと)に ()てました。
    日本(にほん)で 一番(いちばん) (ふる)い 禅宗(ぜんしゅう)の お(てら)です。

    とても (しず)かな お(てら)の (なか)で「坐禅(ざぜん)」や「写経(しゃきょう)」の 体験(たいけん)が できます。
    (めずら)しい 芸術(げいじゅつ)(ひん)も たくさん あるので ぜひ ()ってみて ください。

    円覚寺えんがくじ

    「<ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby>」とは?  <ruby>座禅<rt>ざぜん</rt></ruby>や <ruby>禅<rt>ぜん</rt></ruby><ruby>アート<rt>art</rt></ruby>、<ruby>庭園<rt>ていえん</rt></ruby>を <ruby>体験<rt>たいけん</rt></ruby>(experience)できる <ruby>場所<rt>ばしょ</rt></ruby>
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    神奈川(かながわ)(けん 鎌倉 かまくらに ある 円覚寺えんがくじでは、毎日まいにち 座禅ざぜんかいを やっています。

    午後(ごご)に やっていることも ありますが、ふつう 座禅(ざぜん)(かい)は (あさ) (はや)く やっています。
    (あさ)の 気持(きも)ちいい 空気(くうき)の (なか)で、雑念(ざつねん)を ()す 体験(たいけん)が できそうです。

    photos by PIXTA

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    Sawada Tomomi

    旅行が趣味の22歳です。日本の魅力をお届けします。

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