日本三大名塔(にほんさんだいめいとう:)の ひとつ 山口県(やまぐちけん)の 瑠璃光寺(るりこうじ)五重塔(ごじゅうのとう)を 紹介(しょうかい)します。室町時代(むろまちじだい)の 一番(いちばん) すばらしい 建物(たてもの)で 有名(ゆうめい)です。瑠璃光寺五重塔は、とても 美(うつく)しく 息(いき)を 飲(の)むほどです。
寺に ある 五重塔は 日本人だけでなく 多くの 外国人も 美しい と感じる(feel) 建物です。
そんな 日本の 五重塔の 中でも 特に すばらしい、「日本三大名塔」という塔が あります。
それが、京都の 醍醐寺、奈良の 法隆寺、そして 山口の 瑠璃光寺に ある 3つの 五重塔です。
今回は それらの 中から、山や 池が まわりに あって、とても きれいな 瑠璃光寺五重塔を 紹介します。
瑠璃光寺五重塔は、1442年に できました。
室町時代(※1)の 中期(真ん中ぐらい)の すばらしい 建物の ひとつで、そのとき 山口を 中心に できた 大内文化の 最高傑作(一番 すばらしい 作品)と 言われています。
屋根には、桧皮葺という ヒノキの 樹皮(bark)を 使った 日本だけの やり方を 使っています。これにより 重厚感(massive)のある 屋根に なっています。
また 塔の 胴部は 細く すっきり 見える 形に なっています。醍醐寺や 法隆寺の 五重塔と 比べると その違いが よく わかります。
※1…室町時代とは、1338年から 1573年までの 時代。室町は 京都府に ある 場所の 名前。
近くに 行くと、その存在感(presence)と 美しさが わかり ずっと 見ていたい と思います。
塔の 高さは31.2mですが、本当の 高さよりも 高く 感じました。
塔の すぐ 近くには 瑠璃光寺の 本堂が あります。こちらも 大内文化で 有名な 建物です。
寺の 中は 香山公園という 名前も ついていて、春には 桜や 梅が 美しく 咲きます。
寺の 中には「水掛け地蔵」が あります。
水を かけて お願いを すると、願いが 叶う(come true)そうです。
「健康(health)」「結婚(marriage)」などの 文字が 書いてある ひしゃく(水を とる 道具)が あります。自分の 願いごとの ひしゃくで 水を すくい(とり)、地蔵に 水を かけて お願いしましょう。
後ろの 山や 手前の 池が、塔を より 美しくしています。春には 桜、秋には 紅葉と 一緒に 塔を 見ることが できます。それは、言葉を 失う(何も 言うことが できない)ほどの 美しさです。
また、夜には ライトアップを していて、昼とは 違った 五重塔を 見ることが できます。
山口で 日本の 建築を 見たい人は、瑠璃光寺五重塔へ ぜひ 行ってみて ください。
Information
瑠璃光寺
住所:山口県 山口市 香山町7-1
Google Map
website:瑠璃光寺五重塔
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