京都の オススメ 紫陽花スポット
紫陽花は 梅雨に さく 花です。京都には、きれいな 紫陽花の 写真が 撮れる 場所や、あまり 有名ではなくても 紫陽花が きれいな 場所が たくさん あります。
この記事(※)では、京都の 町のなか、京都の 町のそと、そして、京都の まわりの エリア、ぜんぶで 10の 紫陽花が きれいな 場所を 紹介します。
目次
京都市の なか・京都市の まわり
1.三室戸寺
2.楊谷寺
3.善峯寺
4.三千院
5.藤森神社
6.智積院
7.建仁寺霊源院
京都市から すこし 遠い 場所
8.岩船寺(木津川市)
9.丹州観音寺(福知山)
10.舞鶴自然文化園(舞鶴)
京都市の なか・京都市の まわり
まずは、行きやすい 京都市の なかや、京都市の まわりに ある 紫陽花スポットを 紹介します!
1.三室戸寺
Photo by Pixta
三室戸寺は、「あじさい寺」と呼ばれている お寺です。宇治川の 北部に ある 明星山に あります。
平安時代に 作られた 阿弥陀如来三尊は 国指定重要文化財(※)です。
境内(※)の 建物は、江戸時代に 建てられたり 再建(※)されたりしました。
本堂や 阿弥陀堂、三重塔、室町時代に 作られた 十八神社の 本殿などが あります。
池泉回遊式庭園と 石庭(※)、いろいろな 石碑(※)も あります。
6月には 西洋(※)アジサイや ガクアジサイ、幻(※)の アジサイと言われる シチダンカなど、50種類(※)くらい、ぜんぶで 2万の あじさいが 境内で さきます。
京阪電鉄の 三室戸駅より、歩いて 15分くらいで 行くことができます。あじさいが さいているときは とても 混んでいます。
あじさいを 見に行くときは、車ではなく 電車や バスで 行きましょう。
【三室戸寺】
住所:京都府 宇治市 菟道 滋賀谷21MAP
あじさいが きれいなとき:6月上旬~7月上旬(2024年は、6月1日~7月7日まで あじさい園を やっています)
公式(※)HP:https://www.mimurotoji.com/
2.柳谷観音 楊谷寺
Photo by Pixta
柳谷観音 楊谷寺は、9世紀(※)の はじめに 作られた と言われている 古い お寺です。
本堂は 江戸時代に 建てられました。
本堂には 目の 病気などを 癒やしてくれる(※) 十一面千手千眼観世音菩薩が います。
本堂と 書院の 間には、京都府指定名勝庭園(※)の 浄土苑が あります。書院 庭園を 見ることが できます。弘法大師空海が 目の 病気に 困っている 人たちのために 霊水(※)にした と伝わる 湧水・独鈷水は、目の 病気を 治す 霊水として 信仰されています(※)。
6月には 境内に 5000ほどの あじさいが さいて、「柳谷観音あじさいウィーク」を やっています。
いろいろな 種類の あじさいを 楽しみながら お寺のなかを 散歩することが できます。
あじさいで 手水(※)を 飾った「花手水」、上書院の 特別公開(※)、限定(※)の 御朱印、そのほか ワークショップなどがを 楽しめます。
阪急電鉄の 西山天王山駅から タクシーで 10分くらいで 行けます。毎月 17日には 縁日(※)があるので お寺までの 送迎シャトルバス(※)が あります。
【楊谷寺】
住所:京都府 長岡京市 浄土谷 堂の谷2MAP
あじさいが きれいなとき:6月初旬~7月上旬
公式HP:https://yanagidani.jp/
3.善峯寺
Photo by Pixta
善峯寺は、京都の 西山の 真ん中あたりに ある、10世紀 はじめに できた お寺です。
本尊(※)は 宝冠阿弥陀如来で、17世紀できました。境内の いろいろな 場所に、重要文化財や 仏像が あります。
そして、3万坪(※)の 回遊式庭園(※)なので、境内の 建物を 見ながら 季節に あった 花を 楽しめます。
一周すると 40分くらいかかります。境内の いろいろな 場所に 京都の 町を 見れる 場所が あるので、ゆっくり ハイキングが できるよう 時間が たくさん あるときに 訪れると いいでしょう。
夏の はじめには、セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど 8000株ほどの あじさいが さきます。春は 梅や 桜、ツツジ、秋は キクや 紅葉も きれいです。
JRの 向日町駅、もしくは 阪急電鉄の 東向日駅から バスで 約30分で 行けます。
【善峯寺】
住所:京都府 京都市 西京区 大原野 小塩町1372MAP
あじさいが きれいなとき:6月中旬~7月上旬
公式HP:http://www.yoshiminedera.com/index.html
4.三千院
Photo by Pixta
三千院は、8世紀の おわりから 9世紀の はじめに 建てられた と言われている 古い お寺です。何回か 場所が 変わって、明治維新あとに 大原に 移りました。
本尊は 伝教大師最澄が 作ったと 言われている 薬師瑠璃光如来ですが、秘仏(※)なので、見ることは できません。
境内の まんなかに ある 往生極楽院には 国宝(※)の 阿弥陀如来三尊像が あります。
高い 石垣(※)が まわりに ある 御殿門を とおると、客殿と 池泉観賞式庭園の 聚碧園、となりに 宸殿と 池泉回遊式庭園の 有清園、2つの 庭園が あります。
そこで、季節に あった 景色を 見ることが できます。
金色不動堂の 前には たくさんの あじさいが あります。6月中旬くらいから 小さい アジサイが さいて、それから めずらしい 星アジサイ、山アジサイや ガクアジサイなどが さきます。
京都駅から バスで 1時間くらい、または 地下鉄 国際会館駅から バスと 歩きで だいたい 30分くらい かかります。
【三千院】
住所:京都市 左京区 大原 来迎院町540MAP
あじさいが きれいなとき:6月初旬~7月中旬(2024年は 6月9日~7月7日に 「あじさい祭り」が ある 予定)
公式HP:http://www.sanzenin.or.jp/
5.藤森神社
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藤森神社は、平安時代(794年~1185年)より 前に 建てられた 古い 神社です。
毎年 5月5日に ある 藤森祭は、「端午の節句」に 関係する お祭りといわれています。
端午の節句は、今は 男の子が 元気に 生きることを 願う 日で、菖蒲の節句 と呼ぶこともあります。菖蒲は 5月に さく 花の 名前です。
「菖蒲=しょうぶ」という 音と、勝負(※)の 音が 同じなので、勝負 神様としても 信仰されています。
また、藤森祭で 馬の 神事(※)が 奉納される(※)ので、馬の 神様の 神社として馬主(※)、騎手(※)、競馬ファン(※)なども 信仰しています。
夏の はじめには 3,500株ほどの、 いろいろな あじさいが さきます。6月上旬から 1カ月間「紫陽花まつり」を やっています。
その間、 神事や 雅楽、舞楽、太鼓奉納など さまざまな 行事(※)が 楽しめます。
JRの 藤森駅より 歩いて 5分ほどで 行けます。
【藤森神社】
住所:京都市 伏見区 深草 鳥居崎町609MAP
あじさいが きれいなとき:6月初旬~7月中旬(2024年は 6月1日~6月30日に「紫陽花まつり」が おこなわれる 予定)
公式HP:http://www.fujinomorijinjya.or.jp/
6.智積院
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智積院は、日本に 3000ほどの ある 真言宗 智山派の お寺の 総本山(※)です。
金堂と 呼ばれる 本堂では、大日如来の 像を 見ることが できます。
金堂の 近くにある 大書院から 見ることが できる 庭は、国の 名勝(※)に なっています。
庭には 山があって、山からの 滝(※)が 出ていて、細くて 長い 池が あります。
春には サツキツツジ、秋には 紅葉、そして 夏のはじめに、あじさいの 花を 楽しむことができます。
智積院は、京阪電鉄 七条駅から あるいて 10分ぐらいです。京都駅からは バスと 歩きで 15分ぐらいで 行けます。
ほかの あじさいが 有名な 場所より 少し 狭いですが、京都の 真ん中あたりに あるので 行きやすいです。
【智積院】
住所:京都府 京都市 東山区 東瓦町964MAP
あじさいが きれいなとき:6月上旬~7月上旬
公式HP:https://chisan.or.jp/
7.建仁寺 霊源院
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臨済宗 建仁寺派の 大本山(※)である 建仁寺は、13世紀のはじめに 建てられた 京都で 最初の 禅の お寺です。
建仁寺の 境内には いくつかの お寺が あり、霊源院も そのひとつです。
国の 重要文化財に 指定されている 中巖圓月坐像と、そのなかに ある 毘沙門天立像を 見ることが できます。
本堂からは、仏陀が 生まれてから 亡くなるまでを 表現している(※) 枯山水庭園を 見ることが できます。
夏のはじめには、この庭に さく「甘茶」と 呼ばれる あじさいを 楽しむことが できます。
「甘茶」は、青く 美しい 花です。「甘茶」を 蒸して(※) 揉んで(※)、乾燥させる(※)と お茶の 葉になります。
「甘茶」を 見られる 霊源院の 庭は 最近 作り直されたので、人気です。
【建仁寺霊源院】
住所:京都市 東山区 大和大路 四条下ル 小松町 594 霊源院MAP
あじさいが きれいなとき:5月下旬〜6月初旬
公式HP:https://www.reigenin.jp/
■京都市から すこし 遠い 場所
京都市から 遠い エリアにも、あじさいが 有名な 場所が たくさん あります。
ここでは、奈良県の 近くにある 岩船寺と、京都の 北部にある 2つの 場所を 紹介します。
8.岩船寺(木津川市)
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岩船寺は、8世紀の はじめに 建てられたと 言われてる 古い お寺です。三重塔など、たくさん 国に 指定された 重要文化財が あります。三重塔の 周りには 木が たくさん あり、山の中の お寺を 感じられる 景色です。
本尊の 阿弥陀如来は 高さが 3mです。10世紀の 中ごろに 作られました。仏像には 少し 色が 残っているので 貴重なものです。
本尊の 近くに ある 普賢菩薩騎象像と いっしょに 重要文化財に 指定されています。
境内は 木や 花が たくさん あって、季節ごとに いろいろな 花が さくので、「花の寺」として 有名です。
春は 桜や 梅、ツツジ、木蓮など、夏のはじめは ショウブ、スイレン、キキョウ、サルスベリ、秋は 紅葉、マンリョウ、サザンカ、ロウバイなどが 楽しめます。
夏の はじめの あじさいは 特に 人気です。三重塔と あじさいの 写真を 撮れる、珍しい 場所です。
JRの 加茂駅から、コミュニティバスで 15分で 行けます。
【岩船寺】
住所:京都府 木津川市 加茂町 岩船 上ノ門43MAP
あじさいが きれいなとき:6月上旬~7月上旬
公式HP:https://gansenji.or.jp/
9.丹州観音寺(福知山)
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丹州観音寺は、8世紀に できた お寺です。本尊の 十一面千手千眼観世音菩薩は、秘仏で 見ることが できません。
木で できた 不動明王立像など、文化財に 指定されている 像が たくさん あります。
丹州観音寺は、観音様の 力で 目の 病気が 治った 人が、そのお礼に あじさいを 植えたと 言われていて、「あじさい寺」と 言われています。
毎年 6月~7月には、100種類・1万株の あじさいが さきます。"花浄土”と 表現される 美しい 景色が 見られます。
JR 山陰本線 石原駅から 歩いて 15分で つきます。
【丹州観音寺】
住所:京都府 福知山市 観音寺1067MAP
あじさいが きれいなとき:6月中旬〜7月上旬
公式HP:https://www.tanba-ajisaidera.com/
10.舞鶴自然文化園(舞鶴)
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舞鶴自然文化園は、JR 東舞鶴駅から 路線バスで 30分ぐらいで いける 舞鶴市 大浦半島にある 自然が たくさん ある 公園です。
34.7ha あります。季節ごとの 花を 楽しめる 場所です。なかでも ほかの 場所よりも たくさんの あじさいを 楽しめます。
あじさい園には 10万株ほどの あじさいが 植えられています。まるで 海のように 広がる 景色は すばらしいです。
ほかにも、1500種 3万本の ツバキ園、秋の 紅葉が 美しいことでも 有名です。
舞鶴自然文化園に 入れるのは ツバキ(3月頃)、あじさい(6月〜7月頃)、紅葉(11月頃)だけです。
【舞鶴自然文化園】
住所:京都府 舞鶴市 多祢寺24ー12MAP
あじさいが きれいなとき:6月中旬~7月上旬(2023年は 6月15日~7月2日に やっていました)
公式HP:https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/0000008943.html
梅雨には「あじさいパフェ」も!
たくさん あじさいスポットが ある 京都では、梅雨に、いろいろな カフェで「あじさいパフェ」を 食べることが できます。
とくに、三室戸寺の 近くに ある カフェ「伊藤久右衛門」の 宇治本店などの パフェは とても 人気が あります。
あじさいを 見て、パフェも 楽しんで くださいね!
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