浅草あさくさ「浅草寺せんそうじ」で　仏教ぶっきょうの　基本きほん(basic)を　勉強べんきょうする

「浅草(あさくさ)観音(かんのん)」という　名前(なまえ)で　呼(よ)ばれ、たくさんの　人(ひと)が　訪(おとず)れる　浅草寺(せんそうじ)。

さて、この「観音(かんのん)」という　言葉(ことば)ですが、意味(いみ)を　知(し)らないで　浅草寺(せんそうじ)へ　行(い)く人(ひと)も　多(おお)いのでは　ないでしょうか？

日本人にほんじんも　知しらない？「観音かんのんの　意味いみ」

雷門(かみなりもん)の　下(した)を　通(とお)り、にぎやかな　仲見世(なかみせ)通(どお)りを　通(とお)ると　目(め)の前(まえ)に　本堂(ほんどう)が　見(み)えます。

観音(かんのん)さまが　いる　この場所(ばしょ)には　お寺(てら)に　来(き)た　人(ひと)が　長(なが)い　列(れつ)を　作(つく)っています。

実(じつ)は　観音(かんのん)とは　「観世音菩薩かんぜおんぼさつ」の「観世音かんぜおん」を　短みじかくした　言葉こどばです。たくさんの　人(ひと)の　辛(つら)いことを　消(け)したり、お願(ねが)いを　聞(き)いたりして　くれる　仏様(ほとけさま)(※)です。

本堂(ほんどう)外陣(げじん)(※)からは　観音(かんのん)さまが　いる　御(ご)宮殿(くうでん)を　見(み)ることが　できます。

観音(かんのん)さまの　像(ぞう)(※)は「ご秘仏(ひぶつ)」と　言(い)います。これは　普通(ふつう)は　見(み)ることが　できません。

浅草寺(せんそうじ)では、胸(むね)の　前(まえ)で　合掌(がっしょう)して(※)「南無(なむ)観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」と　言(い)うと　いいです。

仏様(ほとけさま)と　観音(かんのん)様(さま)と　如来(にょらい)の　違(ちが)い

観音(かんのん)さまは　菩薩(ぼさつ)（観世音かんぜおん菩薩ぼさつ）である　と書(か)きましたが、菩薩(ぼさつ)(※)とは　仏様ほとけさまの　種類しゅるい(※)の　ひとつです。

そして　菩薩ぼさつは　悟さとりを開ひらく(※)ために　修行(しゅぎょう)している(※)　仏様ほとけさまだ　そうです。

こちらは、浅草(せんそう)寺(じ)の　影向(ようこう)堂(どう)に　いる　高(たか)さ　1.8mの　阿弥陀如来(あみだにょらい)像(ぞう)。

菩薩(ぼさつ)と　同(おな)じで　仏様(ほとけさま)の　種類しゅるいの　ひとつです。

如来(にょらい)(※)は、　悟(さと)りを　開(ひら)いた　あとの　仏様ほとけさまです。

ちなみに　如来(にょらい)の　特別(とくべつ)な　髪型(かみがた)(※)は　螺(ら)髪(ほつ)と　いいます。
髪(かみ)の毛(け)　一本(いっぽん)　一本(いっぽん)は　右(みぎ)に　巻(ま)いて(※)いるそうです。


知(し)れば　知(し)るほど　おもしろい　仏教(ぶっきょう)。
基本(きほん)を　少(すこ)し　知(し)っているだけで、浅草寺(せんそうじ)を　もっと　楽(たの)しむことが　できます。
浅草(せんそう)寺(じ)の　仏様(ほとけさま)を　見(み)に行(い)くとき、ちょっと　思(おも)い出(だ)してみて　ください。

Information

浅草寺せんそうじ
住所じゅうしょ：東京都とうきょうと　台東区たいとうく　浅草あさくさ　2-3-1
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website：浅草寺せんそうじ