【あまとみトレイルを歩こう】妙高戸隠連山国立公園ロングトレイル（長野県・新潟県）

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長野駅と斑尾山を結ぶ全長約86kmのロングトレイル「あまとみトレイル」を紹介。新幹線「長野駅」からすぐに歩くことができ、妙高戸隠連山国立公園を中心に、人気の観光を巡るロングトレイルで、自然と文化に触れながらリフレッシュできる「あまとみトレイル」は気軽に楽しめるロングトレイルです。

ライター

日本の国立公園

環境省が運営する、日本の国立公園公式アカウントです。日本の国立公園は、優れた自然のみならず、その自然に育まれた伝統文化や食などの地元特有の人の暮らしに触れることができるのが特徴です。多様な自然風景と、生活・文化・歴史が凝縮された物語を知ることで、忘れられない唯一無二の体験ができます。当アカウントでは、日本の国立公園の魅力や、各公園のオススメ情報などを発信いたします。ぜひ、日本の国立公園を訪れてください！

目次
あまとみトレイルって何？
地図はスマートフォンにダウンロード可能
トレイルお勧めエリア①戸隠
トレイルお勧めエリア②妙高
トレイルお勧めエリア③信濃町
国立公園を歩いて楽しんで！

あまとみトレイルって何？

「あまとみトレイル」は長野駅～戸隠～妙高・笹ヶ峰～野尻湖～斑尾山頂を結ぶ総延長86kmの歩いて楽しむロングトレイルです。

　新幹線「長野駅」を降りたらすぐにトレイルヘッドになっているので、街中を歩き善光寺など人気に観光地も通りながら、山里や森に歩いていきます。街の景色、日本の田舎の田園風景や豊かな森、神社仏閣など変化するトレイルを進み、自然と文化を感じることができるトレイルです。

　名称の「あまとみトレイル」は西の雨飾山あまかざりやまの「あ」、東の斑尾山まだらおさんの「ま」、南の戸隠山とがくしやまの「と」、北の妙高山みょうこうさんの「み」と、この地域を代表する山の頭文字をとって名付けられました。

スルーハイクでも日帰りハイキングでもOK

　全長86kmのあまとみトレイルは、キャンプ場や宿泊施設を使いながら踏破するスルーハイクで楽しむなら、3泊か４泊ほどの行程がおススメ。　また、バスなどの交通手段を使えばすぐに街にアクセスできるので、テントや宿泊道具を持たずに、日帰りハイキングの装備で部分的に楽しむこともできます。

公共バスやタクシーなどを使えば、軽装で気軽にトレイルを楽しむことができる

　事前に情報を調べて、自分にあった計画を立てて楽しんでください。（冬季閉鎖している施設や道もありますのでご注意ください）

地図はスマートフォンにダウンロード可能

トレイルMAPは以下のホームページよりダウンロードすることができます。事前に注意事項やトレイル状況を確認し、トレイルの看板と自分の位置情報を確認しながら安全に楽しんでください。

「あまとみトレイル」　妙高戸隠連山国立公園連絡協議会ホームページ

地図をダウンロードしておけば、位置情報とあわせて確認できる。

トレイルお勧めエリア①戸隠

戸隠神社

　戸隠エリアは昔から信仰されてきた地域で、歴史ある観光地です。あまとみトレイルを歩くことで、多くの神社を巡り日本文化を感じることができます。戸隠宝光社の石段や、奥社につづく杉並木の参道など、昔から続く祈りの空間が自然のなかに溶け込んで存在しています。

戸隠神社（宝光社）

戸隠神社（奥社参道）

戸隠そば

　食事で強くお勧めしたいのが「戸隠蕎麦」です。日本３大蕎麦としても人気があり、多くの蕎麦屋さんが点在し、国立公園の豊かできれいな水で作られた美味しい蕎麦を食べることができます。

体力と時間によっていろいろな巡り方ができるので、戸隠エリアでガイドツアーに参加するのもおススメです。戸隠観光協会では、経験と知識が豊富なガイドのご紹介も行っています。

戸隠観光協会

トレイルお勧めエリア②妙高

苗名滝

長野県と新潟県の県境にある苗名滝は落差55メートルの高さから水が落ちる豪快な様子と音から「地震滝」とも呼ばれています。春は雪解けで水量が爆発的に多く、夏は涼しく、秋は紅葉で美しく人気の観光スポットです。

うるおいある森を歩くと轟音が響く苗名滝が見えてくる

妙高高原ビジターセンター

妙高戸隠連山国立公園を満喫するための入館無料の拠点施設。施設に滞在して自然景観を眺めるだけでも楽しめる立地にあり、国立公園の特徴を博物的に学ぶことのできる展示のみならず、「フィールドに行きたい」と感じ、「フィールドを楽しむための情報」を伝える施設で、カフェやショップも隣接し、くつろげるスペースのある施設です。

妙高高原ビジターセンター