【東京から約3時間】新潟県村上市で手に入れたい。あなたのためのお土産5選＋α

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新潟県村上市を訪れたなら、旅の記念に買いたい「塩引き鮭」などの鮭の加工品、村上二大酒蔵の日本酒、村上茶などの味覚。一生大切にできる村上木彫堆朱・羽越しな布の製品についても紹介します。

ライター

新潟県の北端に位置する村上市は、村上城跡を中心に広がる歴史情緒溢れるまち並みをはじめ、素晴らしい海景を誇る名勝「笹川流れ」や豊かな恵みをもたらす山河や田園、日本海に面した瀬波温泉では沈む夕日とともに上質な癒やしの時間が過ごせます。「塩引き鮭」をはじめとした鮭料理や村上牛、岩船産コシヒカリなど、村上でしか味わえない美味もいっぱいです。歴史と伝統、豊かな自然と美食のまち・村上の魅力をご紹介します。

目次
新潟県村上市のお土産5選
ほかにもこんなお土産品があります
新潟県村上市への行き方

新潟県村上市のお土産5選

鮭製品

塩引き鮭

鮭の酒びたし

鮭の焼き漬け

村上市街地を流れる三面川（みおもてがわ）は、鮭が遡上してくる川として有名です。村上市では、捕った鮭を大切に食すため、骨や皮・内臓も残さず調理するという独特の鮭の食文化が生まれました。
中でも、「塩引き鮭」や「鮭の酒びたし」といった鮭加工品はお土産の定番です。他にも、「鮭の昆布巻き」「鮭の焼漬」などは、袋から出してそのまま食べることができる手軽さが人気です。

鮭・鮭製品が買えるお店
https://www.sake3.com/iyoboya/115

日本酒

肥沃な大地と良質かつ豊富な水、そして先人たちの努力によって、新潟の米は世界に誇るまでになりました。日本酒に使用する酒米も同様、新潟県では越淡麗（こしたんれい）や五百万石（ごひゃくまんごく）といった品種が育てられています。
新潟県内には88の酒蔵（2021年調べ）があり、そのうちの2軒が村上市にあります。「〆張鶴」の蔵元である宮尾酒造、「大洋盛」「紫雲大洋盛」で知られる大洋酒造。どちらも個性のある日本酒を造り、多くのファンを獲得しています。

宮尾酒造（外部リンク）
https://www.shimeharitsuru.co.jp/

大洋酒造（外部リンク）
https://www.taiyo-sake.co.jp/

村上茶

村上茶のペットボトル

温暖な地域で栽培が盛んな日本茶ですが、新潟県村上市はその北限（日本海側の商業的な茶産地）であるといわれています。村上市の冬は、激しい寒風と積雪があり、茶樹を育てるのに適しているとはいえません。しかし、その厳しい冬を越えて芽吹く茶葉は、他の茶産地のお茶に比べて渋みが少なく、ほのかな甘みが感じられます。
同じ茶葉を使った紅茶（雪国紅茶）や烏龍茶、ペットボトルのお茶も人気です。

村上茶が買えるお店
https://www.sake3.com/murakamicha/46

村上木彫堆朱

漆塗りのアクセサリー（ピアス）

レーザー加工による箸名入れを行っている店もあります

江戸中期、武士のたしなみとして村上に根付いた堆朱。その後、時の藩主が推奨したことから流行の波は町人へと広がり、山では良質な漆が採れたことから、その技は「村上木彫堆朱」として独自の進化を遂げ、現在へ至ります。
茶器・菓子器、酒器などの伝統的なアイテムに加え、ペンダントやブローチ、ピアスなどのアクセサリー類も人気。店によっては定番の箸にレーザーで名入れをしてくれるところもあり、その日のうちに持ち帰ることが可能なことから、お土産にもオススメです。

村上木彫堆朱が買えるお店
https://www.sake3.com/tsuishu/29

鈴木漆器店（箸に名入れをしてくれる店）
https://www.sake3.com/murakamiyage/920

羽越しな布

羽越しな布とハンドル部分に村上木彫堆朱をあしらったバッグ

羽越しな布のペンケース（手前は赤カブ柄）

シナノキなどの樹皮で織った古代布・羽越しな布は、山形県鶴岡市関川と村上市雷・山熊田でのみ作られている伝統的工芸品です。かつては着物の帯などに使われていましたが、現在ではさまざまに加工され、帽子やテーブルランナー、財布、名刺入れといった小物類が人気です。ざっくりとした風合いで丈夫な羽越しな布は、使うほどに艶が出て飴色に育ち、愛着が持てるアイテムになることでしょう。

羽越しな布が買えるお店
https://www.sake3.com/spot/6687