【2024】高尾山のおすすめ紅葉スポット3選！「高尾山もみじまつり」の情報も

秋の高尾山は紅葉が美しい

Picture courtesy of AC
東京都心から約1時間という、好アクセスな観光スポット高尾山。豊かな自然のなかで、気軽なハイキングから本格的な登山まで、自分の目的に合わせた楽しみ方ができます。

秋には、生い茂る木々が美しく色づき、紅葉の名所としても有名です。この記事では、高尾山エリアでとくにおすすめの紅葉スポットをはじめ、例年開催される「高尾山もみじまつり」や、高尾山へのアクセス方法などについて紹介します。

高尾山は東京屈指の紅葉の名所

Picture courtesy of 八王子市
高尾山は東京都八王子市にある標高599メートルの山。年間約250万人前後の登山客が訪れています。都心からの交通アクセスがよく、日帰りでもゆっくりと山歩きを楽しめるのが魅力です。最寄り駅の高尾山口駅の近くには温泉施設もあり、一日の疲れを癒やしてから帰路につく人も多いようです。

誰でも気軽に訪れることができる一方で、古くから修験道の修行が行われる、霊験あらたかな山でもあります。また、2007年にはミシュランガイドの観光版の最高ランク「三ツ星」を、富士山と並んで獲得しました。

そんな高尾山は、東京屈指の紅葉の名所でもあります。秋には、豊かな木々たちが色づいて、美しい景色を楽しむことができます。

晴れた日には、高尾山頂から富士山を見ることができるので、富士山と紅葉の共演という、ほかでは見られない壮大な景色に出会うことができるかも。

山麓の清滝駅から中腹の高尾山駅までを往復している「高尾山ケーブルカー」に乗り、間近で迫力ある紅葉を見るのも、また一興です。

高尾山の紅葉の見頃はいつ？

Picture courtesy of 八王子市

例年、高尾山の紅葉は11月中旬ごろから色づき始め、11月下旬から12月上旬ごろまでの約2週間に見頃を迎えます。

高尾山には、赤く色づくオオモミジやイロハモミジといったカエデ科の樹木だけでなく、ブナやイヌブナなどの自然林や常緑樹もあるので、赤、黄色、緑がバランスよく混在する、なんとも美しい景色になるんです。

高尾山の紅葉見学おすすめスポット

山全体が色づく高尾山では、どこにいても紅葉を楽しむことができますが、なかでもとくに絵になる景色が見られるスポットを3つ紹介します。

おすすめスポット1. 清滝駅からのケーブルカー

Picture courtesy of 八王子市

高尾山の山麓にある清滝駅と、中腹にある高尾山駅をつなぐ「高尾山ケーブルカー」は、全長1キロの距離を片道約6分で走行します。山の中をレールが通り抜けているので、眼の前ひ広がる一面の紅葉を楽しむことができます。

また、もっとも急な傾斜は31度18分と、ケーブルカーの線路では日本一の急勾配。あっという間の道のりですが、車内から見える眺望は格別なので、存分に堪能しましょう。

ただ、紅葉の時期の週末には、最大180分待ちになったそうなので、時間の余裕を持って行くようにしてください。

おすすめスポット2. 山頂のもみじ台

Picture courtesy of AC
高尾山の山頂からさらに10分ほど奥に進むと「もみじ台」と呼ばれる見晴らし台があります。その名のとおり、もみじの紅葉がとても美しい場所で、さらに富士山の展望も抜群。

すぐ近くには「奥高尾 細田屋」というお茶屋さんもあるので、名物のなめこ汁で温まりながら、ゆったりと絶景を楽しむことができます。

おすすめスポット3. 薬王院周辺

Picture courtesy of 八王子市
「高尾山薬王院」は、正式名称「高尾山薬王院有喜寺」。今から1200年以上前の天平16（744）年に開山されました。古くから高尾山は修験道の山で、かつては多くの山伏が修行をしていたそうです。

そんな薬王院には、境内を中心に多くのもみじが植えられているため、秋には赤々とした紅葉を見ることができます。とくに山門（四天王門）と本堂の周辺が、おすすめの紅葉スポット。荘厳なお寺に紅葉がよく映えて、とても神聖な雰囲気です。

「高尾山もみじまつり」はいつ？

Picture courtesy of 八王子市
高尾山では例年、10月下旬から12月上旬にかけて、「高尾山もみじまつり」が開催されています。

2024年の会期は、10月26日（土）から12月8日（日）まで。　26日（土）には、高尾山薬王院の貫主が、登山安全と疫病退散や諸願成就を願う「柴燈護摩」と「辻説法」を行います。

また、高尾山ケーブルカー清滝駅前広場では、毎日さまざまな催し物も。PRキャラクター「ムッちゃん」のイベントや「八王子車人形」の公演、地元の学生たちのパフォーマンスなど魅力的なラインナップ！　例年、週末はかなり混雑するので注意してください。

高尾山インフォメーション

Picture courtesy of 八王子市

高尾山の最寄り駅は「京王高尾線 高尾山口駅」です。そこから5分ほど歩くと、ケーブルカー乗り場のある「清滝駅」に到着します。
リフトやケーブルカーを運行している高尾登山電鉄のサイトに、網羅された情報が載っているので、出かける前には一度チェックしておくことをおすすめします。

高尾山口駅には観光案内所も設置されているので、気になることがあれば、問い合わせてみるのもいいかもしれません。

高尾山

〒193-0844 東京都八王子市高尾町

東京都八王子市に属する「高尾山」は、関東山地の東南、都心から約５０キロメートルに位置しています。高尾山（たかおさん）は、東京都八王子市にある日本の山であり、東京都内で最も多くの登山者が訪れる山の一つです。標高は599メートルであり、比較的低い山ではありますが、多くの人々にとって手軽な登山スポットとして人気があります。高尾山には、豊かな自然や美しい景観が広がっており、四季折々の風景を楽しむことができます。春には桜の花が咲き、秋には紅葉が美しいです。また、山頂からは東京の街並みや富士山を望むこともできます。 高尾山の麓、清滝駅から中腹の高尾山駅まで、約1000メートルを一気に駆けあがる高尾山のケーブルカーがあります。高尾山の自然を四方に見渡しながら、約6分間かけて、らくらく高尾山の中腹までたどりつくことができます。 高尾山には、妖怪である天狗伝説が存在し、山中に天狗が現れるという言い伝えがあります。この伝説は、高尾山の自然や雰囲気と相まって、山岳信仰や妖怪に興味を持つ人々にとって魅力的な要素となっています。高尾山への登山中に、天狗のイメージを使ったグッズや食べ物などを販売しているお店もあります。また、山頂には天狗のモニュメントや彫刻が設置されている場所もあります。

高尾山で紅葉を楽しもう！

Picture courtesy of AC
秋の高尾山は、東京屈指の紅葉スポット。都心から1時間というアクセスのよさで、日帰りでも充分に楽しめます。本格的な登山ではなく、気軽に紅葉を見にいきたい場合は、ケーブルカーやリフトを活用しましょう！　最寄り駅の高尾山口駅には「京王高尾山温泉 極楽湯」という温泉施設もあるので、帰りに寄ってみるのもおすすめです。

ただ、紅葉の時期は例年とても混雑するので、時間の余裕を持って出かけるようにしてください。また、ケーブルカーやリフトの最終時間は、季節や曜日によって変わるので、チェックするのを忘れずに！