丸の内ナイトガイド|夜景レストラン・バー、おすすめスポットも紹介

東京駅と皇居の間に広がる洗練された街「丸の内」。多くのレストランやバーが夜遅くまで営業しており、都心ならではの優雅なナイトタイムを過ごせます。本記事では、丸の内でおすすめの美食スポット、散策コースやフォトスポットを紹介します。
東京駅至近、丸の内で過ごす洗練されたナイトタイム

Photo by Pixta
東京駅と皇居の間に位置する丸の内は、昼間はビジネスの喧騒に満ち溢れていますが、夜の帳が下りると、その表情は一変。洗練された大人のための街へと変わります。
かつて江戸城の外堀の一部であり、大名屋敷が軒を連ねていたこの地は、歴史ある建築とモダンな高層ビルの美しいコントラストが魅力です。とりわけ、夕暮れ時の光に照らされた街並みは格別な美しさ。そして日没から夜9時までは、1914年に建てられた東京駅舎がライトアップされます。
優雅な夜の散策、美食を堪能するディナー、煌めく夜景を眺めながらの一杯、あるいは心に残る特別なエンターテイメント。丸の内は、洗練されたナイトタイムを過ごすための多彩な魅力にあふれています。
目次:
丸の内の夜の雰囲気とおすすめの愉しみ方

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
丸の内は、洗練された東京の夜を過ごすのに最適な場所です。美食のシーンは多岐にわたり、深夜まで(午後11時~午前0時頃)営業しているレストランやバーが数多く存在します。肩肘張らないカジュアルな料理から、繊細な日本料理、エキゾチックなアジア料理、本格的なヨーロッパ料理、そしてメキシコ料理まで、その選択肢は尽きません。美しい夜景を望むテラスバーも多く、特別なひとときを過ごすのもおすすめです。
注目のナイトスポットとしては、新丸ビル7Fの丸の内ハウスが挙げられます。ここでは、ライトアップされた東京駅の壮麗な景色を眺めることができます。
ヨーロピアンな雰囲気が漂う丸の内ブリックスクエアは、開放的な屋外席が魅力。
銀座 十時 丸の内店では、食事とともに驚きと感動のマジックショーが楽しめるエンターテインメントも。また、美しくライトアップされた丸の内仲通りには、アート作品やブティックが点在し、静かで落ち着いた夜の散策に最適な雰囲気が漂っています。
渋谷や新宿、六本木といった賑やかなエリアとは一線を画し、丸の内では、より落ち着いて、洗練された大人のナイトタイムを過ごすことができます。東京駅に近接し、複数の路線が利用できるアクセスの良さも、夜のお出かけをより安心なものにしてくれます。
丸の内のフォトスポット:夕焼けと夜景を望むテラス

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
息をのむような夕焼けや、煌めく夜のスカイラインを堪能するなら、丸ビルと新丸ビルの2つの高層ビルがおすすめです。これらのビルには、多彩なレストランやショップに加え、眺望の良いテラスやフォトスポットが設けられています。
丸の内の都会的な魅力を存分に感じられる、とっておきのスポットをいくつかご紹介しましょう。
丸ビル35Fの展望台:東京を眺望できるビュースポット

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
東京の街並みを眺めるなら、多彩なレストランが集まる丸ビルの35階へ。
西向きに設けられた入場無料のラウンジからは、夕暮れ時に東京の街並みがオレンジや紫に染まる光景や、息をのむような美しい夜景が楽しめます。
高層階ならではの眺めは、東京タワーや東京湾までをも視野に収め、ディナーや散策の前に、ロマンティックな夕景を楽しむのにも最適です。
丸ビル5F展望テラス:東京駅の絶景

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
丸ビルの5Fには、趣の異なるレストランやバーが軒を連ねています。その一角にある展望テラスからは、眼下に東京駅の全景を望むことができ、夕暮れの心地よい風を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせます。こちらのテラスは午後8時までのみ利用可能です。
この絶好のロケーションからは、クラシカルな駅舎とモダンなビル群が調和した、丸の内ならではの魅力的な景観を心ゆくまで堪能できます。
新丸ビル7F 丸の内ハウスのテラス:美しい皇居と東京駅ビュー

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
新丸ビルの7Fに位置する「丸の内ハウス」には、個性豊かなバーやレストランが集い、その中には、西側の皇居、南側の丸の内エリア、そして東側の東京駅という、それぞれ異なる美しい景色を望むテラス席があります。
日没前に訪れれば、夕焼け空に照らされた皇居と東京駅の幻想的な姿を眺めることができるでしょう。東京駅側にはMARUNOUCHI TOKYOのフォトスポットもあり楽しい写真が撮影できます。「丸の内ハウス」は、午前11時から深夜0時まで営業しています(※営業時間は店舗により異なります)。
夜景を愉しむ美食:厳選レストラン3選
丸の内の高層階に位置する一流レストランでは、煌めく夜景を眺めながら、特別なディナーを堪能できます。
記憶に残る東京の夜を演出してくれる、選りすぐりの3軒をご紹介いたします。さらに、Marunouchi.comでは、その他のレストランも探すことができます。
アンティカ・オステリア・デル・ポンテ

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
ミラノに本店を構える名店の海外初出店となる「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」は、丸ビルの36Fに位置します。ここでは、本場のミラノ料理を忠実に再現した、洗練されたイタリア料理を味わうことができます。

Picture courtesy of アンティカ オステリア デル ポンテ | 丸の内特選レストラン
店内は、優雅な雰囲気のメインダイニングエリアと、趣の異なる2つの個室を備えています。窓際の席からは、丸の内や八重洲の超高層ビル群、東京スカイツリー、隅田川や東京湾、さらには遠く幕張や房総半島まで、素晴らしい絶景を見渡すことができます。

Picture courtesy of アンティカ オステリア デル ポンテ | 丸の内特選レストラン
夜になると、都会の煌めく灯りが眼下に広がり、その眺めは息をのむほどの美しさです。ディナーの窓側席は、1名あたり2,500円で予約が可能です。
BREEZE OF TOKYO

Picture courtesy of BREEZE OF TOKYO | 丸の内特選レストラン
丸ビルの36Fに位置する「BREEZE OF TOKYO」は、東京と丸の内のパノラマビューを堪能できる、フレンチグリル&バーです。

Picture courtesy of BREEZE OF TOKYO | 丸の内特選レストラン
シェフが厳選した旬の食材を、卓越したグリル技術でその持ち味を最大限に引き出した、滋味深いフレンチグリル料理が自慢です。季節や天候、食材の状態を丁寧に考慮し、日常的な食材を、洗練された一皿へと昇華させます。
上質なワインとともに、東京駅近くで、記憶に残るエレガントなダイニング体験をお愉しみいただけます。
臼杵ふぐ山田屋 丸の内店

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
都会の夜景とともに、本格的な日本料理を味わいたい方には、丸ビルの35Fに位置する「臼杵ふぐ山田屋 丸の内店」がおすすめです。こちらは、最高級のふぐを専門とし、大分県臼杵市の名物を堪能できる、贅沢なダイニング体験を提供します。

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
希少であることに加え、調理に高度な技術を要するため、貴重な高級魚とされるふぐ。
山田屋では、熟練の職人が丁寧に調理した、ふぐのコース料理を心ゆくまで堪能できます。6品から8品で構成されるコースは、26,620円から38,720円となっています。
夜の散策におすすめのスポット
丸の内の洗練された街並みには、重厚なクラシック建築と、華やかなブティックが調和し、食後の散策にふさわしい、優雅な雰囲気が漂っています。
特におすすめの散策エリアや、夜に訪れたいスポットをご紹介しましょう。
皇居外苑 桜田門のライトアップ

Photo by Pixta
皇居へと続く道すがら、ライトアップされた桜田門の荘厳な姿を目にすることができます。国の重要文化財にも指定されているこの門は、皇居の内濠に沿って堂々と佇んでいます。
通年、日没から午後9時まで毎晩、桜田門は美しくライトアップされ、伝統的な城郭建築と、モダンな丸の内の高層ビル群が見事なコントラストを描き出します。内濠の水面に映る、煌めく市街の灯りが、この幻想的な雰囲気を一層際立たせています。
和田倉噴水公園

Photo by Pixta
皇居のお濠沿いに位置する和田倉噴水公園には、美しい噴水で知られています。この公園は、上皇上皇后両陛下の御成婚を記念して1961年に整備され、その後、天皇皇后両陛下の御成婚に合わせて1995年に再整備されました。
夕方から夜にかけて、大きな噴水は幻想的にライトアップされ、夏期には午後9時までその美しい姿を見せてくれます。周囲の賑やかな街の灯りが、公園のロマンティックな雰囲気を高め、特別な夜の散策を演出します。
丸の内仲通り:屋外アートと光の演出

Photo by Pixta
パブリックアート作品が点在する丸の内仲通りは、そのエレガントで洗練された雰囲気をさらに高めています。アートがお好きな方なら、作品と周囲の景観との調和をゆっくりと楽しむことができるでしょう。
11月から2月にかけては、丸の内仲通りは東京の冬の風物詩である、丸の内イルミネーションの舞台となります。シャンパンゴールドのLEDライトが街路樹を優しく照らし出し、訪れる人々を魅了します。
イルミネーションの期間が終わった後でも、穏やかで素敵な夜の散策が楽しめます。
丸の内のスタイリッシュバー巡り
丸の内には、多様な趣を持つバーが点在。その日の気分や好みに合わせて、スタイリッシュなバーを巡ってみてはいかがでしょうか。
大切な人と、あるいは親しい友人と過ごすなら「丸の内ブリックスクエア」

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
三菱一号館美術館に隣接する丸の内ブリックスクエアは、緑豊かな中庭を中心としたダイニングエリアです。
テラス席からは、美しい緑とアートを眺めながら、都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
特別な日の夜なら、銀座 十時 丸の内店がおすすめです。こちらは、食事とエンターテイメントが融合した、ユニークなダイニング体験を提供しています。
食事とともに、息をのむようなマジックショーを楽しむことができます。夜の時間帯(午後5時から深夜0時まで)、大人7,700円、子供5,500円で、30分間の本格的なステージショーと、熟練したスタッフによるテーブルマジックを間近で鑑賞できます。
洗練されたエレガントな雰囲気を求めるなら、三菱一号館美術館内にある「カフェ1894」もおすすめです。こちらは午後11時まで営業しています。
また、丸の内ブリックスクエアのB1Fには、カジュアルな居酒屋やレストランが数多くあり、夜の賑わいを気軽に楽しむことができます。夕暮れ時から夜にかけて、特に活気に満ち溢れているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
丸の内ハウスのカジュアルで賑やかなバー

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
新丸ビル7Fに位置し、東京駅を目の前に望む「丸の内ハウス」は、12もの個性的なレストランとバーが集まる、まさに大人のためのスポットです。

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
ゆっくりと食事を楽しむのはもちろん、フロア内の様々なスポットを気軽に巡ったり、テラスで夜風を感じながらグラスを傾けたりと、思い思いのスタイルで過ごすことができます。
賑やかな雰囲気に加え、木曜日と金曜日の夜には、DJによる音楽や、アート、ファッション関連のイベントも開催され、刺激的な夜を演出しています。

来夢来人 Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
ひときわ目を引くのは「来夢来人」。こちらは、お酒やカラオケを楽しめる、特別な空間を提供するバーです。男性の入店は、女性ゲストの同伴者に限られているため、女性も安心して過ごすことができますよ。
遊び心を求めるなら「アメリカンダイナー MARUNOUCHI BASE」

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
訪日観光客からすると、東京でアメリカンダイナーを訪れるのは、少し意外かもしれません。しかし、本場の雰囲気を知る人にとっては、日本ならではの解釈を楽しむ、ユニークな体験となるでしょう。また、さまざまな人々と気軽に交流できる場所としても最適です。
「MARUNOUCHI BASE」は、食事とエンターテイメントを中心とした、社交的な空間としてデザインされています。1Fはレトロポップなアメリカンダイナー、2Fはダーツ・カラオケを楽しめる娯楽エリアと飲食店が融合した、活気あふれるフロアです。
ここでは、本格的な食事やドリンクを楽しむだけでなく、アミューズメントを満喫したり、気軽なコミュニケーションを楽しんだりと、多彩な過ごし方ができます。
日本のお酒を堪能するには「The SG Tavern」

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
「The SG Tavern」は、薩摩の侍が1865年にイギリスへ渡った旅をテーマにした、独創的なレストランバーです。多文化が融合した料理やカクテルとともに、日本の要素がさりげなく散りばめられたメニューを堪能できます。
店内は、当時のイギリスの「taverns (居酒屋)」を彷彿とさせるクラシカルなスタイルで、丸の内エリアの洗練された雰囲気にしっくりと馴染んでいます。
現在の鹿児島県にあたる薩摩は、焼酎の名産地として知られています。ぜひ、そこから生まれた特別な日本の蒸留酒「The SG Shochu」の味わいを試してみてください。このブランドは、国内外で著名なバーを展開するSG Groupと、米、芋、麦の焼酎造りに情熱を注ぐ蒸留所とのコラボレーションによって誕生したものです。
ジャズ音楽と美食に酔いしれる「COTTON CLUB」

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
2005年に丸の内に誕生した「COTTON CLUB」は、ニューヨークの象徴的なジャズクラブの活気を再現した、大人のための空間です。世界的なアーティストによる魅惑的な演奏を、洗練された雰囲気の中で堪能しながら、極上の料理と美酒を楽しむことができます。
素晴らしい音楽、卓越した料理、そして上質なドリンクの絶妙な組み合わせは、東京でのスタイリッシュな夜のひとときを、忘れられない思い出にしてくれるでしょう。
丸の内で優雅な夜を
東京駅と皇居の間に位置する丸の内は、日本の近代化を牽引してきた、歴史ある街です。常に変化を続けながらも、日本の伝統と未来を結ぶ架け橋として、その役割を果たしています。
丸の内の魅力的な物語に思いを馳せながら、個性豊かなレストランやバーで、特別な夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。夜の帳が下りた街は、その不朽のエレガンスと、刺激的な活気が織りなすコントラストを、より一層際立たせ、まるで物語のワンシーンのような、忘れられない情景を創り出します。
今回ご紹介した場所以外にも、TOKYO After Dark in Marunouchi では、東京の中心で過ごす、スタイリッシュな夜の選択肢をさらに探すことができます。ぜひ、あなただけの特別な夜を見つけてください。

Picture courtesy of Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.
夜の丸の内に関する特集コンテンツをTOKYO After Dark in Marunouchi 内で6月中旬に公開を予定しています。イベントやバーホッピングツアー、周遊パスなど夜の丸の内を楽しむためのコンテンツを多数公開予定です。
あわせて読みたい
Main image by Pixta
Sponsored by Mitsubishi Jisho Property Management Co., Ltd.