川崎市最大の夏祭り!川崎山王祭2025年8月稲毛神社
樹齢一千年の大銀杏がご神木の川崎の古社、稲毛神社。川崎の夏の風物詩ともいえる最も熱く賑わう8月のお祭、川崎山王祭。今年は2025年8月1日から3日まで行われます!
稲毛神社とは

神社のご創建の年代は詳らかではありませんが、御神木大銀杏の樹齢が一千年と推定されるところから、当地の古社であることがわかります。
神社は争乱の絶えなかった頃、武神とされる武甕槌神(たけみかつちのかみ)をまつり、天皇の戦勝と後の神話協力を祈る社として建てられたと伝えられています。
川崎山王祭
稲毛神社における最大のお祭りです。一日、二日には町内神輿が街中を練り歩き、最終日には「孔雀」「玉」と呼ばれる男女2基の神輿が街を練り歩き地域の人達と一体化します。神々の結婚と誕生を表すこのまつりは、まちが地元と外来の調和のなかに生み出す新たな生命力の希求でもあります。
8月1日 前夜祭
夕方に前夜祭(斉宮祭)が行われ、3日間の祭の無事と盛況を祈念します。

8月2日 例祭
午前中に例祭が齋行されます。午後には一般非公開の「古式宮座式」(神奈川県民俗文化財)が神主と氏子旧家の主人によって密やかに厳かに行われます。その中で玉神輿には女神、孔雀神輿には男神の御神体が遷されますが、その遷し方に古伝があり、それは神様の結婚を表しています。

8月3日 神幸祭
孔雀神輿と玉神輿の男女二基の神輿が氏子巡幸に出発し、一日をかけて川崎市街を周ります。そこには、神の結婚、懐妊、御子神の誕生というストーリーが隠されています。市街をはっぴ姿の担ぎ手がかけ声を響かせ、観衆とも一体となり街は最高潮の盛り上がりとなります。

2基の神輿は午後8時過ぎに大勢の氏子に迎えられて宮入社殿へ据えられます。
境内
境内には多くの露店が並び賑わいを見せ、神楽殿では神楽や奉納演芸が華やかにお祭りを盛り上げます。

アクセス
JR川崎駅から徒歩およそ10分
京急川崎駅から徒歩およそ6分

こんにちは! 川崎市観光協会です。 神奈川県川崎市に足を運びたくなるような街の魅力をご案内していきます。 ◆川崎市とは◆ 川崎市は、東京の隣の神奈川県にありながら、羽田空港から15分、東京の主要駅から数十分、横浜、鎌倉、箱根にも近く、154万人もの人が暮らすベットタウンとして人気のある都市です。東京や横浜に近いながら知る人ぞ知る大都市で、日本の主なお店が一堂に揃うショッピングセンターやローカルが集う繁華街があり、日本のありのままの都市生活に触れることができます。 日本の高度経済成長を支えた工業地帯から生まれた工場夜景が有名ですが、江戸幕府を開いた将軍によって整備された東京から京都までの大動脈である「東海道」の宿場町「東海道五十三次」の一つとして栄え、初詣には日本最大級の参拝者が訪れる川崎大師や、文化財指定を受けた25もの古民家がある日本民家園があります。人気アニメ「ドラえもん」のミュージアムも人気です。 人気の観光スポット・イベントをいくつか紹介いたします。 ◇川崎市の工場夜景 日本の高度成長期を支えた工業地帯。24時間稼働する工場群は、夜を迎えるとプラントに作業用の明かりが点灯され、宝石をちりばめたような幻想的な世界へと変貌します。この「工場夜景」はバスツアー、屋形船クルーズツアーで体験することができます。 ◇生田緑地 東京から数十分の都市にありながら、メタセコイアの並木を始めとした圧巻の自然があります。文化財指定を受けた25の古民家を体験できる日本民家園では、このエリアで伝統的に営まれてきた藍染の体験ができ、前衛芸術家として人気の岡本太郎の美術館もあります。春には桜も楽しめます。 ◇川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム アジアを中心に世界で愛されている漫画「ドラえもん」を生んだ漫画家「藤子・F・不二雄」の作品の原画や実際に藤子・F・不二雄が使用した机等が展示されています。また、実物大のアイテムが設置され、作中の食べ物を実際にたべることができるなど、作品の世界に入り込むことができる施設です。 ◇川崎山王祭 稲毛神社で例年8月に執り行われる川崎地域最大のお祭りで、大神輿渡御が見どころとなっています。 ◇かなまら祭り 4月の第1日曜日に開催される金山神社のお祭り。男根をかたどった神輿がかつぎ出され、子授けや縁結びとして有名で、外国人観光客も大勢訪れます。