岐阜市1泊2日のモデルコース!川原町の街歩きから伝統工芸、金華山の夜景まで
名古屋からほど近い岐阜市には、江戸時代の趣を残す歴史的な街並みが広がります。さらに長良川の温泉、金華山の夜景、伝統工芸品、地元グルメなど、多彩な見どころも満載。本記事では、岐阜市の代表的なスポットを効率よく巡る1泊2日のモデルコースを紹介します。
中部国際空港 セントレアから気軽にアクセス!長良川温泉と川原町へ

中部国際空港(セントレア)からは、名鉄特急で名鉄岐阜駅まで約60分。また、名古屋駅からJRの快速に乗ればJR岐阜駅までわずか約20分で移動できます。
どちらの駅からもバスに乗りかえて約15分で、風情ある川原町と長良川温泉エリアに到着します。
アクセスが良く、移動時間も短いため、名古屋近郊で楽しむ1泊2日の小旅行にぴったりです。
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目次
- 【1日目:着物で古い街並みを散策し、岐阜市の伝統文化と温泉を満喫】
- 10:30|「川原町」で江戸の風情が色濃く残る古い町並みを散策
- 11:00|「CASA stella」で和服と和傘に触れ、レトロな世界へタイムスリップ
- 12:30|「AKARI gallery」で世界的に著名な彫刻家の作品を鑑賞
- 13:00|「冷したぬき天国 川原町店」で地元の人気グルメを味わう
- 14:00|100年以上前の町家を改築したカフェ「川原町屋」へ
- 16:00|老舗の宿「十八楼」で長良川温泉と会席料理を堪能
- 19:30|「金華山展望台」から宝石のように輝く岐阜の夜景を眺める
- 【2日目:伝統文化に触れ、地元グルメを味わう】
- 9:30|「山川醸造」の醤油蔵ガイドで木桶仕込みの世界に触れる
- 11:30|長良川の河畔をのんびり散策
- 12:30|岐阜城楽市「四季彩うどん 華きんとん」でランチ
- 14:00|歴史ある三重塔と自然が魅力の岐阜公園を散策
- 15:30|「和菓子司 松花堂」で繊細な和菓子を味わう
- 伝統と新しさが調和する岐阜市で過ごす1泊2日
1日目:着物で古い街並みを散策し、岐阜市の伝統文化と温泉を満喫
初日は歴史ある川原町を巡ります。昭和時代の面影を残すアンティーク着物に身を包み、和傘を差して古い街並みを散策しましょう。伝統工芸品を鑑賞したり、地元の料理を味わったりしながら、岐阜の文化に触れてみてください。
散策を楽しんだ後は、悠久の歴史をもつ温泉旅館に宿泊し、心身ともにリラックス。ほとんどの観光スポットが徒歩圏内にあるため、時間に追われることなく、岐阜ならではのゆったりとした旅を満喫できます。
川原町へは、名鉄岐阜駅またはJR岐阜駅から岐阜バスを利用して向かいます。SuicaやPASMOなど、日本の主要な交通系ICカードも利用でき便利です。
10:30|「川原町」で江戸の風情が色濃く残る古い町並みを散策

江戸時代の伝統的な町家の趣を今に伝える川原町は、かつて美濃の和紙商人や木材商人が集った場所です。京都のような人気の観光地とはひと味違い、日本の古き良き街並みをゆったりと堪能できます。レトロな風景を写真に収めながら、のんびりと散策を楽しむのにぴったりです。
川原町へは、岐阜バスの「長良橋南・川原町」バス停から徒歩約3分です。歴史あるこの地から、岐阜を巡るノスタルジックな旅を始めましょう。
11:00|「CASA stella」で和服と和傘に触れ、レトロな世界へタイムスリップ

川原町にあるCASA stellaは、築100年以上の元和紙原料問屋「松井邸」を改築した建物です。ここでは、岐阜の伝統工芸や文化を体験できるほか、芸術作品も鑑賞できます。川原町を散策するなら、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
日本唯一の岐阜和傘専門店「和傘CASA」

CASA stellaの1Fにある和傘CASAは、完成までに数か月を要する手作りの岐阜和傘を約60本取り揃える専門店です。
気に入った和傘は、1日2,200円でレンタルすることも可能。岐阜和傘を手に川原町の石畳を歩けば、ここならではの街歩きを体験できます。
50着以上から選べるレトロな和服「ORGANキモノ」

ORGANキモノもCASA stellaの1Fにあり、今日まで受け継がれてきたアンティーク着物を数多く取り揃える店です。一着一着、柄や趣が異なり、一般的なレンタル着物とはひと味違う昭和レトロな装いが特徴です。
さまざまなサイズの着物が用意されているので、自分の体形に合った一着を選べます。なお、着物は「完全予約制」です。公式HPには適応身長が掲載されているため、事前予約をして訪れましょう。
ORGANキモノでは着付けサービスも提供しています。訪日観光客への対応経験もあり、着物が初めての人でも安心です。

着物に着替えたら、川原町の古い町並みを散策してみるのもいいでしょう。木造の町家や石畳の路地、格子窓など、随所に歴史を感じさせる風景が広がっています。
わざわざフォトスポットを探さなくても、どこを切り取っても絵になる景色が見つかります。
12:30|「AKARI gallery」で世界的に著名な彫刻家の作品を鑑賞

CASA stellaの2FにあるAKARI galleryでは、世界的に知られる彫刻家イサム・ノグチが、岐阜提灯に着想を得て生み出したAKARIシリーズが展示されています。
AKARIは、柔らかく光を通す和紙の特性と、日本の伝統工芸技術を生かした照明作品です。岐阜提灯の伝統を現代的な照明へと昇華させ、その魅力を新たな形で世界へと伝えています。
館内には英語の解説もあり、デザインやアートを愛する旅行者におすすめのスポットです。
13:00|「冷したぬき天国 川原町店」で地元の人気グルメを味わう

CASA stellaの1Fにある「冷したぬき天国」では、岐阜を代表するご当地グルメのひとつ、冷したぬき蕎麦が味わえます。地元で長く親しまれてきた味を知るなら、ぜひ試しておきたい一品です。

店内は、伝統的な町家の木造建築や昔ながらの佇まいを残しつつ、シンプルでモダンなデザインを取り入れた、明るく居心地のよい空間です。地元の人々にも親しまれている人気店です。

(左)冷したぬき蕎麦 並盛 850円(税込)・(右)冷したぬき肉蕎麦 並盛 1,230円(税込)
「冷したぬき蕎麦」は、冷たい蕎麦に油揚げ、サクサクの天かす、ネギをトッピングし、濃厚で甘めのタレをかけたメニューです。ひと口ごとに、さまざまな食感と風味が広がります。
さっぱりとした味わいながら食べ応えもあり、暑い夏の日でも思わず箸が進むおいしさです。岐阜を訪れたら、ぜひ味わっておきたいご当地グルメです。
14:00|100年以上前の町家を改築したカフェ「川原町屋」へ

冷したぬき天国から徒歩約2分の場所にある川原町屋は、100年以上前に建てられた町家と土蔵(※)を改装したカフェです。頑丈な木造の梁など、当時の面影を伝える建築構造が今も残されています。
かつてこの土蔵は和紙の保管に使われていましたが、現在はカフェとして生まれ変わりました。日本の伝統建築の趣を感じながら、コーヒーやデザートを味わえます。
※土蔵……厚い土壁を用いた、防火性の高い伝統的な倉庫。

(左)川原町屋パフェ 1,380円(税込)・(右)川原町屋ブレンド珈琲 570円(税込)
川原町屋では、コーヒーや紅茶のほか、和風スイーツや軽食も味わえます。午後のティータイムはもちろん、散策の合間にひと息つきたいときにも立ち寄りやすいカフェです。
イベントの開催日には、土蔵で小さなコンサートが開かれることもあります。旅の途中で、ちょっとしたサプライズに出会えるかもしれません。

店内では、美濃和紙を使った文房具やハンカチ、生活雑貨なども販売しています。実用的でありながら岐阜ならではの特色も感じられる品々は、お土産としても喜ばれそうです。
16:00|老舗の宿「十八楼」で長良川温泉と会席料理を堪能

創業160年以上の歴史を誇る「十八楼(じゅうはちろう)」は、長良川温泉を代表する老舗旅館のひとつです。
チェックインを済ませたら、客室に荷物を置いてひと休み。窓から長良川を眺めながら、このあとの温泉と会席料理への期待を膨らませましょう。

Picture courtesy of 十八楼
十八楼では大浴場と露天風呂で長良川温泉を楽しめます。赤褐色の湯は、長良川温泉ならではの特徴です。
湯上がり後も温かさが長く続き、旅の疲れをゆっくりと癒してくれます。

Picture courtesy of 十八楼
夕食には飛騨牛や長良川産の鮎など、旬の地元食材を使った会席料理を堪能できます。一品一品から、岐阜の季節の味覚と職人の技を感じられるでしょう。

十八楼の大きな魅力のひとつは、長良川の鵜飼観覧船乗り場へのアクセスの良さです。館内には船乗り場へと続く専用通路があり、迂回したり混雑に巻き込まれたりすることなく、直接船乗り場へ向かえます。
岐阜を代表する夏の風物詩、ぎふ長良川の鵜飼を身近に体験できるのもこの宿ならではです。また、基本的な英語で対応できるスタッフがいるので、海外からの旅行者も安心して利用できます。
19:30|「金華山展望台」から宝石のように輝く岐阜の夜景を眺める

十八楼から金華山ロープウェー駅までは、徒歩約10分。ナイター営業日に合わせて訪れれば、約4分の空中散歩の先に、岐阜市の夜景を270度見渡せる金華山展望台が待っています。
眼下に望むのは、長良川沿いの街の灯りがきらめく、まるで宝石箱のような夜景です。

Picture courtesy of 岐阜観光コンベンション協会
街を蛇行する長良川と、広大な夜景が織りなす景色は、岐阜の夜をより印象的に彩ります。この美しい光景は「日本三大山城夜景」のひとつとして知られています。

金華山チュロス 600円(税込)
金華山の山頂にあるカフェテラスコート329では、金華山の「金」の文字をかたどった金華山チュロスを購入できます。夜景を背景に、チュロスと一緒に記念写真を撮るのも良い思い出になるでしょう。
営業時間は日によって異なるため、訪れる前に営業時間を確認しておくと安心です。営業時間は平日10:00~16:00、金・土・日・祝日は19:00までです。ロープウェーのナイター営業時には、営業時間が延長されます。
2日目:伝統文化に触れ、地元グルメを味わう
2日目は、長い歴史をもつ醤油醸造所からスタートします。日本の職人が受け継いできた醸造文化への理解を深めたあとは、長良川沿いをゆったりと散策し、こだわりのランチを味わいましょう。
旅の最後は岐阜公園と伊奈波(いなば)神社周辺へ足を伸ばし、和菓子とともに旅を締めくくります。
9:30|「山川醸造」の醤油蔵ガイドで木桶仕込みの世界に触れる

ホテルをチェックアウトしたら、徒歩約20分(またはバスで約10分)で、1943年創業の老舗醤油蔵「山川醸造」へ向かいましょう。ここは、昔ながらの木桶仕込みが今もなお受け継がれている醤油醸造所です。ガイド付きツアーに参加すれば、日本の伝統的なたまり醤油(※)の醸造工程を間近で学べます。
簡単な英語と翻訳アプリを用いたガイド付きツアーも用意されているため、日本語がわからない訪日観光客でも、醤油の製造工程について理解を深められます。
※たまり醤油……主に東海地方(愛知県、岐阜県、三重県)で生産される醤油。大豆を主原料とし、濃厚な旨味ととろみのある口当たりが特徴。

醸造所に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、ずらりと並ぶ大きな木桶です。醤油はこの木桶の中でじっくりと熟成されることで、豊かな香りと深い色合いを帯びていきます。
木桶のそばに立つだけで、長い時間と労力をかけて丁寧に行われる、伝統的な醸造の職人技を感じられるでしょう。

見学のあとには醤油のテイスティングが用意されており、さまざまな醤油の香りや濃さ、風味の違いを実際に体験しながら、お気に入りの醤油を選ぶことができます。販売エリアには豊富な商品が並び、お土産選びにもぴったりです。
ガイド付きツアーの予約や詳細については、山川醸造の予約フォーム(英語、日本語)をチェックしてみてください。
11:30|長良川の河畔をのんびり散策

山川醸造を見学したあとは、長良川プロムナードを散策してみてはいかがでしょうか。長良川の右岸に沿って約1.3キロにわたって伸びる、開放的な遊歩道です。日本三大清流の澄んだ川の流れや緑豊かな金華山、山頂にそびえる岐阜城などを眺めながら歩けます。交通量も少なく、山と川に囲まれた岐阜ならではの景色の中を、ゆったりと歩けるのも魅力です。
鵜飼のシーズンには、川岸にずらりと並ぶ鵜舟の壮観な光景を間近で楽しめます。
12:30|岐阜城楽市「四季彩うどん 華きんとん」でランチ

Picture courtesy of 名鉄プロパティマネジメント株式会社
長良橋を渡り、10分ほど歩くと、金華山の麓に新たに誕生した観光・商業施設「岐阜城楽市」に到着します。施設内には、岐阜の特産品や地元産品を扱う店など、人気店が集まっています。五平餅や飛騨牛コロッケといった、地元ならではの名物も味わえます。
散策の合間にひと休みしたり、岐阜のおいしいものを探したりと、さまざまな過ごし方ができるスポットです。岐阜の新たな一面にも触れられるでしょう。

昼食は、公園内にある「四季彩うどん 華きんとん」がおすすめです。岐阜提灯が飾られた店内には、和の趣が漂います。料理を味わいながら、伝統工芸と食文化が融合した空間を満喫してください。

四季彩うどん膳 2,480円(税込)
看板メニューの「四季彩うどん膳」は、自家製のコシのあるうどんに、旬の小皿料理を組み合わせたメニューです。岐阜の旬の味覚を一度に味わえます。
14:00|歴史ある三重塔と自然が魅力の岐阜公園を散策

岐阜公園は、かつて織田信長公の館があった場所です。現在は豊かな緑に包まれ、四季折々の美しい景色が広がる、歴史と自然が融合した憩いの場となっています。特別な知識がなくても、散策するだけでその美しさと雰囲気を存分に体感できます。

公園を代表する建造物のひとつが、大正時代に建立された三重塔です。国の登録有形文化財となっており、朱色の塔は周囲の木々に美しく映えます。
春夏秋冬、それぞれに異なる表情を見せるのも見どころ。公園内でも特に人気の高い撮影スポットです。
15:30|「和菓子司 松花堂」で繊細な和菓子を味わう

岐阜公園を出て、伊奈波神社への参道を15分ほど歩いた先にあるのが、地元で愛される和菓子店「和菓子司 松花堂」です。控えめながら上品な佇まいの店は参道の風景に溶け込み、昔ながらの和菓子店らしい趣が感じられます。

店内には一般的な客席のほか、抹茶と和菓子をゆっくり味わえる伝統的な茶室も設けられています。茶室を彩る掛け軸や生け花は季節ごとに変わり、細部にまで日本ならではの繊細な季節の美しさが表現されています。

(前)寒天菓子 清流 400円(税込) (後)わらび餅 400円(税込)
店のショーウィンドウには、精巧に作られた上生菓子(※)が並んでいます。季節感あふれる意匠と繊細な仕上がりが特徴で、抹茶と一緒に楽しまれることが多い和菓子です。
松花堂では約2週間ごとに品揃えが変わるため、訪れる時期によって異なる色合いやデザインの和菓子に出会えます。抹茶と季節の和菓子を味わいながら、岐阜で過ごす1泊2日の旅を締めくくりましょう。
※上生菓子……職人の技を生かし、季節の風物などを繊細に表現した生菓子。
伝統と新しさが調和する岐阜市で過ごす1泊2日
着物姿で歴史ある町並みを歩き、長良川の景色や温泉、金華山からの夜景を満喫。さらに昔ながらの醤油造りに触れ、岐阜の味覚を楽しむなど、この1泊2日には岐阜の歴史や文化、自然、食を感じられる体験が詰まっています。
昔ながらの風情と新しさが共存する岐阜市は、初めて訪れる方はもちろん、日本の地方都市を巡ってみたい方にも、ぜひおすすめしたい街です。
Written by Kenko
Sponsored by 岐阜観光コンベンション協会
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