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四国遍路の難所と美しい絶景:古代仏教の門と黒潮接岸地点の秘境
四国遍路の難所、金剛福寺と壮大な景観が広がる竜宮神社を訪れてみませんか? 金剛福寺の極楽浄土を再現した庭園や、竜宮神社からの360度の眺望は、訪れる人々を感動させること間違いありません。これらの名所は、歴史と自然の美しさを体験できる特別な場所です。
高知県足摺エリアの、隠れたおすすめスポットのご紹介です。どちらも、TheMana Villageのホテルから車で5-10分以内ですので、ぜひ訪れてみてください。
金剛福寺(四国遍路 38番 札所)
【歩行の遍路旅の最大の難所、金剛福寺の深い魅力と神秘】
金剛福寺は、遍路旅の最大難所として知られていますが、その価値は距離だけにとどまりません。実は、ここには全ての人々に体験してほしい特別な魅力があります。それは、日本でも稀な、極楽浄土を再現した庭園です。この庭園はただの装飾ではなく、深い歴史と伝説に基づいています。
入口の仁王門に掲げられている「補陀落東門(ふだらくとうもん)」という扁額(へんがく:建物の内外や門・鳥居などの高い位置におかれる額や看板)からもその証拠が見て取れます。補陀落は、「観音菩薩が降臨する霊場」、すなわち「極楽浄土」とされています。足摺山は昔、補陀落山とも呼ばれ、その名は仏教発祥の地であるインド南端の補陀落山から取られたと言われています。この地への深い縁を感じた弘法大師が、金剛福寺と命名し、補陀落として開山しました。
ここには、美しい庭園と壮麗な本堂がある境内が広がっており、時間をゆっくりと過ごしながら堪能していただきたい場所です。
金剛福寺は、前の37番 札所からの道程が最も長く、山々に覆われた地形がその距離を一層困難にしています。このため、歩き遍路にとっては、距離と経路の両面から最大の難所となっています。そして、この大きな試練を乗り越え、南端の金剛福寺に辿り着いたとき、補陀落の名に相応しい報いが待っています。四国88カ所の中で唯一「補陀落渡海(ふだらくとかい)」の修行が行われた場所でもあり、この地名とともに、修行者たちにとって大きな難関であったことが伺えます。
各札所には弘法大師(こうぼうだいし)にまつわる伝承がありますが、特に足摺には多くの伝承が残されています。金剛福寺から5分ほどの足摺岬灯台周辺には、「足摺七不思議」と呼ばれる弘法大師の足跡が点在しています。その中でも、「大師の爪書き石」や、親孝行の度合いを試すという「ゆるぎ石」は特に見逃せません。
そして、この足摺山の金剛福寺(こんごうふくじ)の名前が、弘法大師ゆかりの真言宗総本山、高野山の金剛峯寺(こんごうぶじ)と似ているのも興味深いポイントです。これは、この地が何か特別な要素を持っていると感じさせてくれる一面でもあります。
竜宮神社
【断崖絶壁からの360度の壮観な眺望を誇る、日本最初の黒潮接岸地点】
竜宮神社は、日本で最初に黒潮(東シナ海を北上してトカラ海峡から太平洋に入り、日本列島に沿って東に向かい、房総半島沖に達する海流/暖流)が接岸する場所に位置し、壮大な断崖絶壁からの眺望が360度広がる絶景スポットです。その驚きの美しさは、まるで絵画のような壮麗さで、息をのむほどの感動を呼び起こします。それにもかかわらず、まだ訪問者は少ないため、隠れた名所と言えるでしょう。
竜宮神社は足摺岬灯台から西へ数キロ、臼碆(うすばえ)に位置しており、ここから荒波により削られた大規模な断崖絶壁を見下ろすことができます。駐車場からは、樹林を抜けて進むと、視界が突然開けて目の前に広がる景色に感動を禁じ得ません。そして、眼下に見える朱色の鳥居に向けて整備された遊歩道を進んでいきます。
海に突き出たような岬に鎮座する神社は、弁財天が祭られており、昔から航海の安全と豊漁を祈願してきたと伝えられています。小さな境内に到着すると、海側の絶景はもちろん、振り返ると花崗岩の岩肌、森の緑、青い空が広がる、見たことのないような壮大な景色に再び心を奪われることでしょう。
周囲を360度見渡すと、どこを撮っても美しい風景写真になるスポットが広がっています。海を含めたパノラマビューには、訪れた人全てが感動すること間違いなしです。
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四国最南端、足摺岬の至宝 "TheMana Village" - 絶景と心地よさが融合した極上のリゾート体験
この世界には美しいものがふたつある。 ひとつは人類が時間をかけて積み上げてきた歴史や文化を背景とした、建築物や街並み。 もうひとつは、人類がいっさい手を加えていない、自然だ。 わたしたちは世界中を冒険し、その中で未だ眠っているもの、価値を見出されていないものを探し出す。 世界中の人々へ、心を魅了するアート作品としてお届けする。