【群馬県中之条町】草津・伊香保・四万温泉 群馬の名湯と共に楽しめる春のお花見特集
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「花と湯の町」がキャッチフレーズの中之条町。草津温泉や伊香保温泉、四万温泉と合わせてお楽しみいただきたい、桜の絶景スポットをご紹介します。
中之条町とは
中之条町は群馬県の北西部に位置し、新潟県や長野県と接する県境の町です。
上野駅から電車で2時間ほど。車の場合は練馬I.Cから1時間40分ほどで到着します。
草津温泉、伊香保温泉に隣接しており、草津温泉から中之条町の中心部まで車で約1時間、伊香保温泉から車で約30分です。四万温泉は、JR中之条駅からバスで約40分です。群馬の誇る主要な温泉地からもアクセスが良いので、温泉とともに桜をお楽しみいただけます。
さらに標高が高いので、桜の見ごろが平地より遅れてやってきます。
近年は桜の開花が早い年が増えているので、「東京の桜に間に合わなかった！」という方にもおすすめです！
桜の見どころ7選
1. 中之条ガーデンズ
″庭″が主役の回遊式庭園で、四季折々の花をお楽しみいただけます。
園内の桜は例年4月中旬に見ごろを迎え、夜桜ライトアップも行われます。
JR中之条駅から出ている、四万温泉行き路線バスに乗れば、中之条ガーデンズの入口で降りることができます。四万温泉の行き帰りに立ち寄るのもおすすめです。
※中之条ガーデンズに止まるバスの本数が少ないので注意が必要です。
桜だけでなく、斜面に咲く1,000本の花桃も見応えがありますよ。
花桃の濃いピンク、ユキヤナギの白、レンギョウの黄色が斜面を鮮やかに彩ります。
中之条ガーデンズ
〒377-0433 群馬県吾妻郡中之条町大字折田2411
12ヘクタールの園内には、７つの庭とファームエリアで構成されたガーデンが広がります。丘陵地に咲く一千本の花桃や日本を代表するガーデンデザイナーが監修する色彩豊かなイングリッシュガーデンなど四季折々の花を楽しむことができます。草花の楽しみだけでなく、地域の食や特産品を発信する拠点です。
2.林昌寺
戦国時代に真田忍者が仕えた真田家にゆかりのあるお寺です。
本堂の前にあるしだれ桜は、幹の太さは約3.8メートル、樹高は約16メートルあります。
町内の桜の中でも開花が早く、例年４月上旬に見ごろを迎えます。
毎年しだれ桜の開花を楽しみに待っているファンも多く、満開の頃には町内外からたくさんの見物客が訪れます。
JR中之条駅から徒歩で約10分です。
3. 嵩山
中之条町のシンボル「嵩山」
麓には「道の駅 霊山たけやま」があり、農産物やお土産の購入はもちろん、打ちたての蕎麦を食べることのできるお店もあります。
4月中旬～5月中旬までは、嵩山の中腹にかけてワイヤーが張られ、約100匹の鯉のぼりが大空を泳ぎます。
そのため、4月中旬に訪れれば、桜とともに鯉のぼりもお楽しみいただけます。
道の駅 霊山たけやま
〒377-0432 群馬県吾妻郡中之条町五反田222-1
特産物直売所、そば屋、アスレチックなどがあり、大人から子どもまで楽しめます。毎年4月中旬～5月中旬には、約100匹の鯉のぼりが空にはためきます。森林浴、紅葉など、四季折々の景観は訪れる人を魅了します。
4.日帰り入浴施設「四万清流の湯」
草津、伊香保とともに上毛三名湯に数えられる四万温泉。
昔から、飲めば胃腸に良く、入浴すれば肌に良いと言われ、その名は「四万の病を癒す」霊泉であるとする伝説に由来します。
四万温泉へのアクセス方法についてはこちらの記事も参考になります。
温泉街にある「四万清流の湯」は、その名前の通り四万川の清流沿いに位置する日帰り入浴施設です。
温泉に癒されながら、桜もお楽しみください。四万温泉の桜のごろは４月中旬です。
町営 四万清流の湯
〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万3830-1
5.日向見薬師堂
四万温泉の一番奥に位置し、国指定重要文化財となっている薬師堂です。
現在の堂は、1598 年に当時の領主「真田伊豆守信幸」の武運⾧久を祈願して建立されたもので、当時の建築様式（唐様和様の折衷）を残す貴重な建物です。
桜はもちろん、初夏の新緑や秋の紅葉もおすすめです。
すぐ隣には「日向見薬師の足湯」や、共同浴場「御夢想の湯」もございます。
日向見薬師堂
〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万4371
現在の堂は慶⾧ 3 年（1598 年）に当時の領主「真田信幸（信之）」の武運⾧久を祈願して建立されました。
薬師如来の像をまつり、この薬師様は病気を治す為に温泉に来る人から「湯前薬師」と敬われ昔から沢山のお参りがありました。
また、天井に描かれた龍は複数の小さな足があり、一説では「ムカデ」から想像されたとされています。ムカデは武神である毘沙門天の使いであるうえ、前進しかせず不退転として武将に好まれていました。
明治 45（1912）年に国宝に指定されましたが、昭和 25（1950）年の法律改正によって国指定重要文化財となりました。県内最古の木造建築でもあり、関東地方では数少ない貴重な建物です。
現在、薬師堂にはしゃもじが奉納されていますが、これは「救われる」という意味と「食べる物に困らない」という願いが込められています。
6.沢渡温泉街
「一浴玉の肌」（＝一度入れば玉のようにすべすべの肌になれる）と言われる美肌の湯です。
昔から、強酸性の草津温泉に浸かった後に近くの沢渡温泉の柔らかいお湯に浸かることで、温泉の療養効果を上げるとされ、「草津温泉の上がり湯」として親しまれています。JR中之条駅から沢渡温泉行きの路線バスで約25分です。
山々に囲まれた温泉街では、桜もお楽しみいただけます。例年桜の見ごろは４月中旬頃です。
7.旧太子駅
「旧太子駅」は、群馬鉄山の鉄鉱石を運ぶ専用線「太子線」の始発駅として、1945年に開業しました。
1971年に廃線となりましたが、現在はホッパー棟やホーム、駅舎の復元が行われ、当時の様子を知ることができます。
写真左手に写るホッパー棟は、日本の戦後復興を支えた重要な鉄鉱山である群馬鉄山に関する唯一の遺構として、国の登録有形文化財となっています。
施設の脇に並ぶ桜は 例年4月中旬に見ごろを迎え、ライトアップも行われます。草津温泉からも近く、車で約20分です。
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