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日本の山間部には、まだ知られていない絶景があります。東京から日帰りで行くことができる群馬県中之条町の絶景スポットを紹介します。国立公園の区域に指定される雄大な自然の中で、息を飲むような絶景に出会うことができます。
草津白根山の火山活動に影響を受けて形成された湿原です。
白いワタスゲの穂が一面に咲く初夏や、秋の紅葉時期は特に絶景としておすすめです。
この湿原のおすすめのフォトスポットは、国道292号の国道最高地点の石碑付近です。
草津温泉から車で国道を上って行くと、峠の頂上付近にこの国道最高地点が出てきます。石碑の駐車スペースに車を止めて、車から降りると眼下に湿原が広がります。
標高2,172メートルの国道最高地点からは、豊かな湿原が眼下に広がり、遠くには草津温泉の温泉街を眺望することができます。運が良ければ、雲海を見ることができます。
※国道292号は例年11月中旬から4月下旬まで、この国道最高地点のある付近(草津温泉の天狗山ゲートから群馬県と長野県の県境である渋峠までの間)が冬季閉鎖になりますので、ご注意ください。
まるで緑のビロードの絨毯を敷き詰めたような絶景です。
チャツボミゴケとは、強酸性の鉱泉が湧き出る流れの中に自生する珍しいコケです。その規模は東アジア最大級の群落であり、日本の本州ではここでしか見ることができない景色です。
おすすめの撮影時期は、レンゲツツジが咲く6月頃です。
緑色の苔とレンゲツツジの鮮やかな朱色とのコントラストが美しく、写真を撮るのにおすすめです。
標高1,513メートルにあるダム湖です。
空が近く、障害物もないため、「天空の湖」とも呼ばれています。
春から初秋にかけて約300種以上の高山植物が咲きます。中でも7月上旬頃に見頃を迎える、ノゾリキスゲは人気が高い花です。黄色のノゾリキスゲの花と周りの山、湖、空の色とのコントラストがなんとも言えない絶景を創り出しています。
湖の奥には、野反湖キャンプ場があります。
バンガローエリアと持ち込みのテントエリアの2ヶ所に分かれています。ほとんど人工物のないキャンプ場では、満天の星空や朝靄にかかる湖など幻想的な景色を満喫することができます。
こちらは人が作り出した絶景で、今は廃線となった太子駅を再現した観光施設です。
駅舎の中には、かつて日本の戦後復興を支えた歴史が展示されています。まるで要塞のようなコンクリート建造物が目を引きます。「ホッパー棟」と呼ばれるこの建造物を背景にした写真撮影もおすすめです。
※ホッパー棟の内部は崩壊の恐れがあるため、入ることができません。
これらの絶景の多くは貴重な自然を有す、国立公園内にあります。訪れる際には、決められたルールに従い、自然を守り、環境に配慮する必要があります。
・決められた登山道、木道を歩きましょう。
・動植物の採取や傷つけるような行為は禁止です。
・ゴミは持ち帰りましょう。
どのスポットも絶景が故に、公共交通機関ではアクセスしにくい場所にあります。そんな時には地元ガイドがご案内するツアーが便利です。
中之条町観光協会がJR吾妻線長野原草津口駅を起点とした絶景を巡るツアーを企画しています。地元住民だからこそのおすすめ情報を教えてくれたり、地元グルメを味わったりすることもできます。
群馬県は日本の中央部、東京の北西部に位置する県で、温泉地、スキー場、そして豊かな自然が東京から近い距離で堪能できることで知られています。山、湿原、湖など美しい自然に囲まれた魅力的な温泉地が点在し、日常の喧騒から離れてゆったりと過ごしたい方やアウトドアアクティビティを楽しんで気分転換をしたい方に最適です。一方、養蚕や工芸の伝統が色濃く残る小都市では、日本文化に浸ることができます。 東京から交通の要衝である高崎市まで新幹線に乗れば約1時間で来ることができるため、日帰りの観光も楽しめますが、複数日の滞在でより群馬の魅力に浸ることができます。